『無自覚聖女』第10話「聖女試験」感想|姉の望みは冒頭の三分で終わっている

『無自覚聖女』第10話「聖女試験」感想|姉の望みは冒頭の三分で終わっている コメディ

第10話の副題は「聖女試験」。姉のフローラが最後に口にする望みは、妹にとって一生のトラウマであり続けることだ。ところが妹のカロリーナは、回の冒頭で姉に会っても意外と普通だったと言っている。姉がいちばん望んでいるものは、始まって三分で失われていることになる。試験のほうも、二人とも聖女になるために戦ってはいない。点を目的にしていない二人が、そのまま点数表の1位と2位に並ぶ。

アニ
第10話の副題は「聖女試験」でござる
ラン
カロリーナとフローラが再会するのね!
キャロ
試験は世界中に中継されます。
アニ
今日は手加減しなくてよいでござるよ
  1. 姉に会っても、何も起きなかった
    1. 会場入りの前にエドが気づく
    2. 試験は結婚式と同じ形で世界に流れる
    3. 姉が名前を呼ぶのは一度だけ
    4. カロリーナはその笑顔を見分けている
    5. 再会は通せんぼでもあった
    6. 何も起きなかったことを本人が確かめる
  2. 前日の風景が、この日の理由を先に置いている
    1. 治療の礼を礼として受け取らない
    2. 今回は手加減がいらない
    3. それでも練習をやめようとしない
    4. その場の全員が同じ側に立っている
    5. ローブを褒める言い方
    6. 開会式で規模と事情が示される
  3. 試験は「洗濯、もとい浄化」から始まる
    1. 司会が言い直す
    2. 採点は一枚一点
    3. カロリーナは条件をもう一度確かめる
    4. 周囲の反応は一言で済まされる
  4. 薬は、行き先が決まっていなかったほうの玉だった
    1. 呼び出したのは大司教のほう
    2. 渡されたのは魔力を増幅させる薬
    3. 目的はフローラを勝たせることではない
    4. 薬はすでに手元にあった
    5. 飲んだ判断を本人は正解だと思っている
    6. 副作用は試験の最中に出ている
    7. 同じ薬で負けた人を視聴者は先に見ている
  5. 318枚と79枚
    1. フローラは4位だった
    2. カロリーナの数字は桁が違う
    3. 怒っているのは本人ではない
    4. 笑顔の評価は帝国側でも一致する
  6. 心配されることが、侮辱になる
    1. 点数は怪我の重さで分かれている
    2. フローラの治療はきちんと効いている
    3. 治した相手から心配される
    4. 二度目も同じことが起きる
    5. 心配を侮辱として受け取る
    6. 体を保たせたい期間の終点
    7. 妹もまったく同じことをしている
    8. カロリーナが落ちたくない理由
    9. 治療の効果は生活の側で語られる
    10. 本人は点を数えていない
    11. 周囲は先に見抜いている
    12. 時間切れでも手を止めない
    13. 結果は30人全員が赤
  7. 「ちっぽけで滑稽な復讐」
    1. 今度は泥水ではない
    2. 中身は宝探しだった
    3. カロリーナの方針は一行で決まる
    4. フローラは効率のいい手を捨てる
    5. 妹の心配を先回りして止める
    6. 聖女になる望みは自分で消している
    7. 狙いは肩書きを一つ削ること
    8. 自分の復讐を自分で値踏みする
    9. 試験が始まると、先に声のほうが届く
    10. その気遣いを姉は罵倒で受ける
    11. 最後の一行が姉の望みを明かす

姉に会っても、何も起きなかった

第10話は、選定試験のあとの状況説明から始まる。カロリーナはマルコシアス帝国の代表となり、セレスティア王国の代表は姉のフローラに決まっている。

会場入りの前にエドが気づく

エドの第一声が「寒いのか」で、顔色が良くないと続く。返事が「大丈夫、もうすぐ聖女試験が始まるから緊張しているだけ」で、体調の話が緊張の話に置き換えられている。

試験は結婚式と同じ形で世界に流れる

補足として入るのが「お二人の結婚式の時と同様、魔道具を通して世界中に中継されます」だ。第4話の結婚式で使われた仕掛けが、今度は姉妹が並ぶ場に持ち込まれている。エドの返しは「さらに緊張させてどうする」だ。

姉が名前を呼ぶのは一度だけ

行き合ったフローラの言葉が「久しぶりねカロリーナ」「会えてとても嬉しいわ」「いつも妹がお世話になっております」だ。名前で呼ぶのは最初の一度だけで、あとは「妹」という呼び方に置き換わる。

カロリーナはその笑顔を見分けている

内心が「いつものあの笑顔のお姉さまだわ」で、そのあとに「でもエドには通用しないみたいね」が続く。笑顔の中身を知っている人間が、それを知らない相手には効かないところまで見ている。

再会は通せんぼでもあった

帝国側の返しが「ご家族との再会に水を差すようで申し訳ありませんが、我々は先を急いでおりますので、道を開けていただけると幸いです」だ。やわらかい言い方だが、中身は姉が通り道をふさいでいたという指摘になっている。フローラは「妹との再会についに舞い上がってしまって」と応じて下がる。

何も起きなかったことを本人が確かめる

エドの「大丈夫か」への返事が「平気よ」で、そのあとに「お姉さまに会えば、もっといろんな感情が湧き起こるかと思ったけど、意外と普通だったわ」が続く。理由として本人が挙げるのが「そばにエドがいてくれるおかげね」だ。

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第10話「聖女試験」
試験前に姉妹が対峙 #無自覚聖女

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前日の風景が、この日の理由を先に置いている

場面はいったん前日に戻り、カロリーナが治療の練習をしているところが映る。

治療の礼を礼として受け取らない

傷が跡形もなく消えた相手が礼を言うと、返事が「治療の練習ができて、私の方こそありがたいわ」だ。助けた側が、助けられた側に感謝を返す形になっている。

今回は手加減がいらない

側近の見立てが「明日の聖女試験では神聖力の手加減をする必要がありませんので、選定試験よりは気が楽なのでは」だ。第8話で出された「選定試験では手加減をお願いします」という注文が、この回でようやく外れている。

それでも練習をやめようとしない

カロリーナの返事は「ええ、でも気を抜かずに頑張らなくちゃ」で、そのまま次の練習に入ろうとする。止めるのはエドのほうで、言い分が「頑張るのはいいが、休むのも大事だぞ」だ。

その場の全員が同じ側に立っている

「エドワードの言うとおりだよ」に続けて出るのが「カロリーナの神聖力の凄さは私が保証する」だ。締めが「エドワードだけじゃなくて、みんなが君を応援しているよ」で、部屋にいる全員が同じ側に並べられている。

ローブを褒める言い方

試験用のローブを羽織ったカロリーナに、エドが「よく似合ってる」「お前のためにデザインされたかのようだ」「本当に美しい」と重ねる。礼を言われたときの返しが「礼を言う必要はない」「俺はただ思ったことを口にしただけだ」だ。

開会式で規模と事情が示される

会場では「以上23名が今回の聖女候補になります」と読み上げられる。教皇の言葉も「短期間で聖女試験を開催できたのは皆のおかげだ」で、この試験が急ごしらえであることを主催者の側が認めている。

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#ウタヒメドリーム オールスターズ
新曲「アンノウンミー」エンディングテーマ
TVアニメ『#無自覚聖女 は今日も無意識に力を垂れ流す』
本日AT-X第11話、TOKYO MX第10話放送!

AT-X 放送スケジュール
・毎週火曜日 22:00~
※リピート放送あり

TOKYO MX 放送スケジュール
・毎週火曜日 23:00~

※日時は予告なく変更となる場合がございます

ぜひ最後までアニメをお楽しみください

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試験は「洗濯、もとい浄化」から始まる

候補者には三つの試験が課されると告げられ、第一試験の中身が明かされる。

司会が言い直す

説明が「これらのタオルの洗濯、もとい浄化をしていただきます」だ。神聖力を測る場の一つ目が、家事の言い換えとして口に出されている。

採点は一枚一点

制限時間は15分で「汚れたタオルを1枚浄化するごとに1点」と決まっている。力の質ではなく、枚数だけで並べる方式になっている。

カロリーナは条件をもう一度確かめる

開始直後の内心が「力を加減しなくてもいいのよね」だ。手加減という前提が外れたことを、始める瞬間に本人が言い直している。

周囲の反応は一言で済まされる

見ていた側から出るのが「普通の浄化魔法じゃないぞ」だ。説明ではなく、常識の外に出たという一行だけで処理されている。

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#無自覚聖女 10話

聖女試験の内容が安っぽいテレビ番組を見てるようで滑稽に感じるw

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薬は、行き先が決まっていなかったほうの玉だった

フローラの側にも回想が置かれる。ジョナサン大司教がまだ捕まる前のことだ。

呼び出したのは大司教のほう

場所は国境近くの店で、フローラの第一声が「要件は何でしょう、ジョナサン大司教」だ。返事が「名を出すな」「私は今、帝国に目をつけられているんだ」で、渡す側がすでに追われている。

渡されたのは魔力を増幅させる薬

説明が「魔力を増幅させる薬だ」で、第8話でモニカに渡されたものと同じ種類になる。第8話の大司教は「モニカ嬢が失敗した時のために」よりリスクの高いほうを手元に残しており、渡す相手はまだ決まっていなかった。

目的はフローラを勝たせることではない

大司教が挙げた理由が「カロリーナ・ルビー・マルティネスが選ばれるのを阻止したいのだ」だ。そのあとに付く「これさえあれば妹に勝てるかもしれんぞ」は、目的ではなく誘い文句のほうになっている。

薬はすでに手元にあった

受け取るときの言葉は「一応、いただいておきます」で、欲しがって取りに行ったわけではない。この受け渡しは大司教が捕まる前の出来事なので、第9話で「たとえ禁忌に触れることになるとしても」と決めたとき、その手段はもう手の中にあったことになる。

飲んだ判断を本人は正解だと思っている

妹の浄化を見たフローラの内心が「あれを飲んでおいて正解だったわね」だ。薬に手を出したことを、この時点では自分でうまくいったほうに数えている。

副作用は試験の最中に出ている

回想が終わると、フローラの内心が「体のあちこちが悲鳴を上げている」に戻る。それでも出るのが「ここで引き下がるわけにはいかない」「どうなろうとカロリーナには絶対に勝つ」だ。

同じ薬で負けた人を視聴者は先に見ている

第9話では、モニカが同じ大司教から受け取った薬を試験の最中に飲み、それでも敗れている。薬を飲んでも届かない場面を一週前に見せておいてから、同じ手を姉に持たせている。

▼ ネットの反応

#無自覚聖女 第10話
「なにをやっているんだ、貴様?」
聖女試験は人を慈しむ聖女になれるか見極めるための試験。そんなあなたが人を殺めようとするなんて、笑えない冗談ですよ。
相棒の右京さんならそんなこといいそう

鬼の花嫁のクズ妹もそうでしたが、権力と妄執に取り憑かれたモニカの哀れな末路

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318枚と79枚

第一試験の結果が順位とともに読み上げられていく。

フローラは4位だった

発表が「第4位は、セレスティア王国の聖女候補、フローラ・サンチェス公爵令嬢」「浄化したタオルの数は79枚です」だ。薬に手を出したうえでの順位が、候補者23人の中の4位になっている。

カロリーナの数字は桁が違う

1位の発表が「浄化したタオルの枚数はなんと318枚」だ。姉のおよそ4倍の枚数が、手加減を外した最初の日の数字になる。

怒っているのは本人ではない

「どうしました、そんなしかめ面で」と聞かれたエドの答えが「リーナをいじめていた女が愛嬌を振りまいているんだ」「気分がいいわけがない」だ。本人が「意外と普通だったわ」と言った相手に対して、隣にいる人間のほうが腹を立てている。

笑顔の評価は帝国側でも一致する

続く一言が「表裏があるようにはとても見えない笑顔ですね」「あれには周囲の人間も騙されたことでしょう」だ。カロリーナが「いつものあの笑顔」と呼んだものが、外から見ても同じ結論になっている。

▼ ネットの反応

#無自覚聖女 10話

聖女試験でカロリーナが圧倒的な力を見せつける一方、フローラは無理を重ねて限界に……
姉妹の因縁がいよいよ大きく動きそうだけど、カロリーナが最後まで姉を見捨てないのが本当に優しい✨
よくある、ざまぁ展開ではなく、フローラは変わるのだろうか?

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心配されることが、侮辱になる

第二試験は治療で、聖騎士の怪我を癒す。会場の広さの都合で、前半と後半の二組に分けて行われる。

点数は怪我の重さで分かれている

白は軽度の擦り傷で1点、青は生活に困らない程度の怪我で3点、赤は「神官たちにも治せなかった治療が困難なもの」で10点になる。腕輪を渡すかどうかを決めるのは採点者ではなく、聖騎士自身が完治したと判断したときだ。

フローラの治療はきちんと効いている

治療を受けた聖騎士の反応が「本当だ、痛みがない」「すごい、傷跡も全くない」だ。薬に頼って臨んでいても、目の前で人が一人治っていること自体は変わらない。

治した相手から心配される

腕輪を渡しながら聖騎士が言うのが「あの、大丈夫ですか」「かなり顔色が悪いようですが」だ。フローラの返しは「ちょっと貧血気味なだけですのでお気遣いありがとうございます」で、礼の形にして会話を閉じている。

二度目も同じことが起きる

三人まとめて治したあとにも「お体の具合が悪いのですか」と聞かれる。断ったあとに続く内心が「この体は持つのかしら」で、聞かれたことのほうが当たっている。

心配を侮辱として受け取る

そのあとに出るのが「試験中に人の心配」「私をバカにするのも大概にしてちょうだい」だ。気遣いを、余裕のある側から見下されたこととして読み替えている。

体を保たせたい期間の終点

続く独白が「もう自分の命に執着などないけれど、できることなら聖女試験が終わるまで持ってほしい」で、理由が「カロリーナの存在すべてを、私のすべてで否定するまでを」だ。持たせたい期間の終わりが、勝利ではなく否定に置かれている。

妹もまったく同じことをしている

場面が変わってカロリーナの内心が「姉さま大丈夫かしら」「相当体調が悪いようだったけど」だ。姉がバカにされたと受け取ったのと同じ心配を、妹も同じ形で向けている。

カロリーナが落ちたくない理由

後半の部に入る前の内心が「もし試験に落ちたら、エドたちの努力が無駄になってしまう」「それだけは絶対に避けなければ」だ。聖女になりたいという言い方は、ここでも一度も出てこない。

治療の効果は生活の側で語られる

治った聖騎士たちの言葉が「視力が戻ることはもうないって言われたのに」「これでもう一度剣を握れる」「これでまた神にお仕えすることができるのですね」だ。数えられているのは点ではなく、その人が戻れる場所のほうになっている。

本人は点を数えていない

カロリーナの内心が「本部に所属する神官が治療できなかった大怪我」「試験に関係なく彼らの力になってあげたい」だ。採点上いちばん高い赤い腕輪を、採点と切り離した理由で選んでいる。

周囲は先に見抜いている

観戦している側の見立てが「もしかしたら妃殿下は、赤い腕輪の者たちを全員治すつもりかもしれません」で、エドが「もしかしたらじゃない」「絶対に全員治す気だ」と足す。根拠として挙げられるのが技量ではなく「リーナは優しいからな」だ。

時間切れでも手を止めない

「そこまでです」「皆さん手を止めてください」と言われても、カロリーナは残った相手への祈りを続ける。「時間外の治療はカウントされませんから」への返事が「ありがとうございます」「よかった」で、注意された内容とかみ合っていない。

結果は30人全員が赤

第2位はフローラで青が1個と赤が12個、第1位はカロリーナで「治療した聖騎士の数はなんと30人」「しかも全員赤い腕輪でした」だ。点を数えていなかった側の数字が、点を取りに来た側の倍以上になっている。

▼ ネットの反応

本日放送!

TVアニメ『 #無自覚聖女 は今日も無意識に力を垂れ流す』
本日このあと放送!✨

22:00~
AT-Xにて第11話を放送!

23:00~
TOKYO MXにて第10話を放送!

22:30~
dアニメストア、U-NEXT、ABEMAにて第11話を地上波1週間先行配信!

▼放送&配信一覧は▼

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「ちっぽけで滑稽な復讐」

第三試験の準備が始まり、会場には見慣れないものが運び込まれる。

今度は泥水ではない

見ていた側の反応が「なんだあれは」「今回は泥水ではないんですね」で、「最終試験に用いるんだ」「きっと並大抵のものじゃないだろうね」と続く。中身の説明より先に、難度だけが告げられている。

中身は宝探しだった

説明が「水槽の中にあるペンダントを探し出し、外に出す速さを競っていただきます」だ。水槽のインクは「浄化魔法が効きにくい仕様」で、衣装や体に付いた場合は染みの大きさに応じて減点される。

カロリーナの方針は一行で決まる

内心が「それなら一気に全て浄化して透明にしてからの方が安全ね」だ。効きにくいと言われた条件を、量で押し切る前提のまま読んでいる。

フローラは効率のいい手を捨てる

内心が「本当はどこにあるのかを探って効率よく取り出したい」で、そのあとに「でもそれでは絶対にあの女に負けてしまう」が続く。安全に点を取れる手ではなく、勝てない相手に届く可能性のある手のほうを選んでいる。

妹の心配を先回りして止める

フローラが正面から言うのが「ご心配には及びませんわ、カロリーナ妃殿下」だ。この回で二度はねのけた心配を、三度目は相手が口を開く前に断っている。

聖女になる望みは自分で消している

理由の説明が「今さらどう足掻いても、私や他の候補者が聖女になることはありえない」だ。試験の途中で、目標そのものを本人が取り下げている。

狙いは肩書きを一つ削ること

続くのが「ならせめて第三試験の1位だけでも手にしたい」「そうすれば、全試験1位で通過した天才聖女という肩書きを、私の手で奪える」だ。勝ちたいのではなく、相手に付く言葉を一つ減らしたいという話になっている。

自分の復讐を自分で値踏みする

締めが「完璧令嬢と呼ばれた私の」「ちっぽけで滑稽な復讐よ」だ。第7話の副題に使われた呼び名を自分で持ち出したうえで、その持ち主の行いを自分で小さいと言い切っている。

試験が始まると、先に声のほうが届く

制限時間20分の合図のあとに入るのが「もうすぐそちらに行きます」だ。宝を探しに行くより先に、相手のほうへ向かうという中身になっている。

その気遣いを姉は罵倒で受ける

フローラの内心は、その相手を「お人よしで鬱陶しい女」と呼ぶ。続くのが「私のことなんて放っておいてさっさと取り出せばいい」で、この回で三度目の心配もはねのけられる。

最後の一行が姉の望みを明かす

締めくくりが「こっちは一生のトラウマになればいいと思っているのに」だ。ところが妹は回の冒頭で「意外と普通だったわ」と言っており、姉がいちばん望んでいるものは始まって三分で失われている。

▼ ネットの反応

#無自覚聖女 10話
お姉様
最後まで戦うお姉様らしい美学が刺さる
古の展開、大映ドラマ的
小さい頃から薄々気付いていたんだじゃないかな…立場が素直にさせなかったんだよ
白抜きの演出は心の距離を表現してるんじゃないでしょうか
まぁアニメ勢の勝手な解釈ですけどね素晴らしい回どぞー

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アニ
第一試験は318枚と79枚でござる
ラン
お姉さまが心配されて怒るのね!
キャロ
時間外の治療はカウントされません。
アニ
お姉さまの望みは冒頭で消えていたでござる

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