『ダークサモナーとデキている』第2話 感想|静寂が明かす、幼き日の孤独

『ダークサモナーとデキている』第2話 感想|静寂が明かす、幼き日の孤独 ファンタジー

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『ダークサモナーとデキている』第2話の副題は「ダークサモナーと出られない部屋」。古代遺跡のダンジョンで、いつものように口げんかをしていたアモナとロニは、開いていた扉の奥の部屋に二人きりで閉じ込められてしまう。インプの代償、実況つきの我慢比べ、そしてふとよみがえるアモナの過去まで、笑いと温かさが同居する第2話を丁寧に振り返っていく。

アニ
ダークサモナー第2話でござる
ラン
代償が海苔1枚ってどういうことよ!
キャロ
アモナさんの過去が気になりますね。
アニ
インプの実況に注目でござる

第2話の副題は「ダークサモナーと出られない部屋」

『ダークサモナーとデキている』第2話の副題は「ダークサモナーと出られない部屋」。古代遺跡のダンジョンを探索中、いつものように口げんかをしていたアモナとロニは、開いていた扉に入ったまま部屋に閉じ込められてしまう。脱出の鍵を握るのは、またしてもアモナが使役する悪魔インプ。定番の閉じ込めネタを、実況つきのコメディと、アモナの過去のしんみりした回想で包み込んだ、笑いと温かさが同居する一話だった。

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ダークサモナーとデキている 2話
ガチで覇権アニメすぎる
真面目にAnimeFestaに入ることを検討中

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古代遺跡と、いつもの口げんか

舞台は、かつて高度な文明を築いた古代人の技術の結晶が今なお動いているという古代遺跡。まだ他のパーティーに荒らされていないらしく、ハルはワクワクを隠さない。そんな中、ロニは古代の遺産は奪い合うものではなく分け合うべきものだと神官らしい言葉を口にし、アモナにくだらない迷信だと一蹴される。神罰が下るぞと言い返すロニに、アモナはやってみろ、返り討ちにしてやると応じる。この二人の口げんかは、もはやパーティーの名物のようなものだ。悪魔の力を借りるダークサモナーと、神に仕える神官。立場も価値観も正反対の二人が、遺跡の遺産ひとつをめぐっても意見が食い違うのは当然かもしれない。

ロニの「すぐ噛みついてくるんだ君は」というぼやきも含めて、表向きは相性最悪の二人。しかし前話を見た視聴者は、二人が実はすでに一線を越えた関係であることを知っている。人前ではけんかばかりしているのに、二人きりになると途端にぎこちなくなる。このギャップが本作の最大の魅力であり、今回もそれが存分に生かされていた。

閉じ込められた二人

口げんかの勢いのまま、二人は開いていた扉の奥の部屋に入ってしまう。気づいたときには扉は閉ざされ、出られない。「罠だったのかも 油断した」と悔やむアモナ。ハルとエウリィが脱出の方法を探しに行ってくれたものの、残された二人にできるのは、今はあの二人を信じて待つことだけだった。ここに閉じ込められて何時間たったのか、という問いかけに、さあ、とため息で返すやり取りに、手持ちぶさたな空気がよく出ている。

狭い部屋に二人きり。ロニの心の声は、このままでは妙な雰囲気になってしまうと焦りを隠せない。人前では堅物の神官を貫いているロニが、内心ではアモナを強く意識している。そのおかしさが、短い独白からも伝わってきた。気まずさを紛らわせるように、ロニはふと、アモナはどうして冒険者になったのかと尋ねる。

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本日のアニメお気に入りシーン⑧
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アモナの過去と、インプの代償

冒険者になった理由

ロニの問いかけをきっかけに、アモナの脳裏によみがえるのは、ある人物との記憶だった。自分が教えられる時間はもう少ない、お前はまた一人になってしまうだろう。そう語りかける声に、アモナが幼いころから孤独を抱えてきたことがにじむ。けれどアモナは、その記憶を口には出さない。ロニに返したのは、「生計を立てるために魔物退治を始めたってとこかな」という、そっけない答えだけだった。

悪魔の生まれ変わりといわれる種族として生きてきたアモナにとって、自分の過去を誰かに打ち明けるのは簡単なことではないのだろう。それでも、問いかけたロニの声が、閉じていた記憶の扉を少しだけ開けたのも確かだ。冗談めかした答えの裏に、語られなかった時間がある。ロニにだけは、いつかその時間を話せる日が来るのだろうか。閉じ込められた部屋の静けさが、思いがけずアモナの心の奥をのぞかせるきっかけになっていたのが印象的だった。今回の回想は、アモナというキャラクターに初めて奥行きを与えてくれた。

第1話のアモナは、強気で口が悪く、ロニを振り回す側の人物として描かれていた。けれど今回の回想を見ると、その強気さは、ひとりで生きていくために身につけた鎧だったのかもしれないと思えてくる。誰にも頼らず、魔物退治で生計を立ててきた日々。パーティーに加わり、ロニと関係を持つようになった今も、アモナは自分の弱さを見せることにまだ慣れていないのだろう。

逆にアモナに聞き返されたロニは、神官として街を魔物から守る責務があると答え、そしてゆくゆくは、と言いかける。その先の言葉は、ハルたちとの何気ない会話の記憶にさえぎられてしまう。好きな子はいるのかと聞かれて答えをはぐらかしたロニ。その相手が誰なのかは、もう言うまでもない。

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でかい #darksummoner #アニメダークサモナー

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海苔1枚の代償

そこへ勝手に現れたのが、インプだった。なぜ自分を呼ばないのか、悪魔の力を使えばこんな扉は簡単に開けられるのに、と言うインプに、二人は色めき立つ。ただし、悪魔の力は犠牲なしには使えない。強力な魔法や知識を借りる代わりに、それなりの対価を支払う。それが悪魔との契約であり、ダークサモナーの大前提なのだ。

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アーンじゃねぇよwwww #darksummoner #アニメダークサモナー

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では、これまでアモナはどんな代償を払ってきたのか。その答えが「こいつは1回につき海苔1枚だ」だったのには、思わず笑ってしまった。悪魔との契約という重々しい設定が、一瞬で台無しになる。しかも「海苔うまいだろ」と得意げなのがまたおかしい。強大な力を持つはずの悪魔が、海苔一枚で満足してきたという事実だけで、インプというキャラクターの憎めなさが伝わってくる。ところがインプは、今回はそんなものでは足りない、必要なのはもっと特別な代償だと言い出す。最近クエスト続きで二人きりの時間が取れていないだろうと見透かし、そのための口実を用意してあげようというのだ。余計なお世話だと怒るアモナと、悪魔め、僕たちの堕落する様を見て嘲笑うつもりかと身構えるロニ。インプは部屋にベッドまで用意して、あとはごゆっくりと姿を消してしまう。

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#アニメダークサモナー
第2話このあとすぐ!
なんだか悶々なふたりですが…?
@carking_aohige @dksummon_anime

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先に手を出したほうが負け

意地の張り合い

こうして始まったのが、二人の意地の張り合いだった。インプを信用できないと思いつつ、二人きりの時間が恋しかったのは事実。けれどここで焦って手を出せば、自分のほうが欲望むき出しだと認めることになる。この勝負、先に手を出したほうが負ける。互いにそう決めて、じっと我慢する二人の姿がとにかくおかしい。自分から言い出すのは癪だという二人の心の声が重なるたびに、見ているこちらは笑いが止まらなかった。

さらにこの場面を盛り上げたのが、どこからともなく始まるインプの実況である。ヘッドセットをつけて二人の攻防を中継し、アモナ選手が攻めてきた、ロニ選手には相当効いている、と勝手に解説していく。見せられない場面にはインプがみせられないよと書かれた札を掲げて画面を隠すなど、規制すらコメディに変えてしまう演出も冴えていた。インプ役のほうでん亭センマイの軽妙な語りが、この回の空気を一手に引き受けていたと言っていい。本来なら気恥ずかしくなるような場面を、スポーツ中継のような熱量で実況してしまうことで、視聴者は思い切り笑いながら見ていられる。この作品が深夜アニメとしてのきわどさと、誰でも楽しめるコメディを両立できているのは、インプという存在のおかげだと改めて感じた。

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ノリノリ杉田wwww #darksummoner #アニメダークサモナー

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ロニの精いっぱい

我慢比べの中で、ロニは自分の服で目隠しをするという作戦に出る。視覚的な誘惑を断つための防御のつもりが、それがかえってアモナにも効いてしまうあたりがおかしい。そしてロニがとった行動は、意外なものだった。アモナを抱きしめて、すまない、これが精いっぱいだと告げたのだ。

ロニは言う。「僕はいつもアモナにしてもらってばっかりだ」。だから何かしてあげられないかと考えたけれど、こうして抱きしめることしか思いつかなかった、と。この不器用な告白には、ふざけた勝負の空気が一瞬で吹き飛ぶほどの真心がこもっていた。堅物で口下手なロニが、アモナを大切に思っていることを、行動で精いっぱい示した場面だった。勝ち負けにこだわる我慢比べのさなかに、勝負そのものを降りて相手を思いやる。その選択こそが、ロニという人物のまっすぐさをよく表していた。インプの実況が「まさかの大逆転」と叫ぶのも無理はない。アモナは「生ぬるいこと言いやがって」と照れ隠しで返すが、その言葉の勢いとは裏腹に、まんざらでもない様子が伝わってくる。

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ダークサモナーとデキている2話ご視聴ありがとうございました! そしてAnimeFestaの完全デレギュラ版では本編で見られなかったエッチなシーンもマルっと見れます!そのワンシーンをチラ見せ!

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居場所を見つけるということ

もう一度よみがえる記憶

二人が結ばれたあと、アモナの脳裏には再び、あの人物の言葉がよみがえる。「自分の居場所を見つけなさい」。そして、大切にしてくれる人がいる居場所を、と。冒頭の回想ではアモナの孤独を示すだけだった記憶が、ここでまったく違う意味を帯びる。ロニに抱きしめられたアモナは、ようやくその居場所を見つけかけているのかもしれない。

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杉田これ素の反応では??? #darksummoner #アニメダークサモナー

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笑いの絶頂から回想へとつなぐ構成は大胆だが、だからこそ効いていた。ふざけた実況と意地の張り合いの果てに、アモナが探し続けてきたものの輪郭が浮かび上がる。悪魔の力を使う種族として孤独を抱えてきたアモナと、神に仕える身でありながらその彼女を大切に思うロニ。正反対の二人だからこそ、互いが互いの居場所になりうるのだと感じさせてくれた。ロニの抱擁が、言葉よりもずっと雄弁にその答えを示していたように思う。

残されたベッド

最後は、扉がいつの間にか開いていたことに安堵するハルたちが合流して幕となる。ほっとしたのもつかの間、部屋に残されたベッドを見て何あれと首をかしげる声が上がり、二人の秘密は再び危うくなる。天真爛漫で二人の関係に気づいていないハルと、すべてを悟っていそうなエウリィ。パーティーの中で二人の関係がどこまで隠し通せるのかも、今後の楽しみのひとつだ。エウリィにはとっくに見抜かれていそうなのも含めて、パーティーの空気がどう変わっていくのか見届けたい。

第2話は、出られない部屋という定番の設定を使いながら、インプの実況という独自の笑いと、アモナの過去という新しい要素を加えた回だった。悪ふざけのように見えて、その中心にあるのは、孤独だった少女が大切にしてくれる人を見つける物語。次はアモナの過去がどこまで明かされるのか、注目していきたい。

アニ
アモナが居場所を見つけかけたでござる
ラン
インプの実況がうるさすぎるでしょ!
キャロ
ロニさんの抱擁が素敵でした。
アニ
二人の秘密を見守るでござる

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