『DIGIMON BEATBREAK』第46話「バグ」感想|バグと呼ばれた側が、その言葉を持ち帰る

『DIGIMON BEATBREAK』第46話「バグ」感想|バグと呼ばれた側が、その言葉を持ち帰る SF

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『DIGIMON BEATBREAK』第46話の副題は「バグ」。この一語は回のあいだに三回、持ち主を変える。王会長はデジモンをバグと呼んで排除すると宣言し、ニリンソウを襲ってきた新しい五行星は同じ言葉を人にも向ける。そして最後に、その言葉を自分の側の動詞として持ち帰るのがトモロウだった。あわせて、サポタマを作り替えると言い出した回に、サポタマを作った本人が現れるのもこの回だ。

アニ
第46話の副題は「バグ」でござる
ラン
王会長がデジモンの排除を宣言したのね!
キャロ
ニリンソウには新しい五行星が来ました。
アニ
トモロウのおじいさんも出てきたでござるよ
  1. 副題「バグ」は、この回のあいだに持ち主が入れ替わる
    1. まず、排除される側の名前として出てくる
    2. 次に、敵が同じ言葉を人にも使う
  2. サポタマを作り替えると言った回に、それを作った人が出てくる
    1. 公式が同じ日に足した一行
    2. 作った側は、数が足りないと言っている
    3. 反対したから、家族ごと消された
  3. 「理想的な世界」は、選別で作られる
    1. 反論はその一言だけで終わる
    2. 「接続解除は不可能」と先に言われている
  4. 三つの席が同時に空いて、代わりはもう動いている
    1. 消せと命じられた相手が、辞表を三通出す
    2. 抜ける側は、残る人に何も指示しない
    3. 返事が「ご安心を」だったのがこわい
  5. 助けに来たのは、かつて助けられた側だった
    1. 止まっていたのは、責任の取り方が分からないからだ
    2. 「今度は僕たちの番よ」
    3. 公式が「逃げ出す」と書いたデジモンが並んでいる
  6. その場にいない人の言葉が、全員を動かしている
    1. 「ここを作った人が言ったんだ」
    2. 呼んだのは仲間だった
  7. 消えていたのは、国民保護省のほうだった
    1. 「そんなものもうとっくに消えてるし」
    2. 現場の側は、まだ古い地図で喋っている
    3. すべてを押し付けてから消した
  8. 最後まで、手渡しで進む
    1. 「それは彼らにこそ必要だ」
    2. もう無い組織の人から、最後の依頼が来る
    3. 「あと一回分だから」

副題「バグ」は、この回のあいだに持ち主が入れ替わる

第46話の副題は「バグ」。公式サイトのあらすじは「ニリンソウで目を覚ましたトモロウは悲痛な表情を浮かべていた。一方、王会長はデジモンというバグを排除し、理想的な世界を届けると宣言する」と書き出している。この一語が、回のあいだに三度も持ち主を変えていくのがおもしろかった。

副題そのものも異例だ。ここまで四十六本並んだ題のなかで、「バグ」は最も短い。第9話の「理想郷」や第36話の「歪んだコード」と同じ系統の言葉だが、それらよりさらに削られている。しかも今回、王会長の会見の締めが「理想的な世界を皆様のもとに」で、第9話の題とそのまま重なる。

まず、排除される側の名前として出てくる

王会長の会見はこう組み立てられている。異常なe-パルスを発生させる人間のサポタマには、まれにエラー、つまりバグが発生する。そこから実体化するのがデジモンだ、と。そのうえで「サポタマを完全にデバッグし、全く新たなシステムにアップデートします」と続く。

バグという言い方をすると、消すことがそのまま整備の作業になる。倒すとも殺すとも言わずに済むし、反対する理由も技術の話に見えなくなる。会見の言葉づかいは最後まで穏やかなままだ。

▼ ネットの反応

#BEATBREAK 46話
キノコ団や幼年期たちが助けに来て逆転の流れが最高によすぎてテンション上がりまくりよ!
「世界をバグらせに」ここでメインテーマ出して〆るの大好き❤
サブタイのバグを色々な意味で表現してたの上手いな〜
次回はセイバーズみたいに3人同時に究極体に進化くるか⁈

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次に、敵が同じ言葉を人にも使う

ニリンソウを襲ってきた側は、その言い方をそのまま人とデジモンの両方に向ける。「お前らもバグだから狩ってやる」。さらに、人間の味方をするデジモンに対しては、そういう連中に飼われていたせいでお前たちもバグってしまった、という理屈まで足してくる。

会見では手続きの言葉だったものが、現場では相手を数えないための言葉になっている。同じ一語で、片方は制度を語り、片方は狩りを正当化する。返しは「狩られるのはあなたの方よ」だった。

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エピソード46:失敗。

トモロはニリンソウで苦悶の表情で目覚め、ウォン大統領はデジモンと呼ばれる既知の失敗を排除し、理想の世界を創ることを宣言する。一方、新しい星がニリンソウを攻撃する。

#Digimon #BEATBREAK #Anime #Dippermon #デジモン

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サポタマを作り替えると言った回に、それを作った人が出てくる

王会長が宣言したのは、思想ではなく道具の入れ替えだ。サポタマを新システムに更新し、持ち主と自動でリンクさせ、異常なe-パルスを事前に検知して強制的に排除する。ここまで全部が、あの手のひらサイズの端末の話でできている。

公式が同じ日に足した一行

その道具について、公式サイトは放送当日に新しい人物を登録している。天馬タスク。紹介文は「トモロウ、アスカの祖父。サポタマの開発者。神生島事件後は、『さくら園』で身寄りがなくなった子ども達の面倒を見ていた」(CV 堀内賢雄)。

取り上げて作り替えると宣言された道具の、設計者が同じ回に現れる。しかも孫にとっては初対面で、本人も「覚えてないよな」と言う。四十六話目にして初めて出てくる身内、という受け取られ方をしていたのも当然だった。

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【デジモンビートブレイク】仲間を失ったグローイングドーンに次なる魔の手が迫る…! アニメ『DIGIMON BEATBREAK』第46話「バグ」あらすじ&先行カット

#デジモン #ビートブレイク

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作った側は、数が足りないと言っている

一方でタスクの手元にあるのは、王会長の仕組みを切るための装置だ。準備を尋ねられたときの答えが「なんとか完成させたが、数が足りん」だった。

世界中の端末を一度につなぎ替えられる側と、数が足りないと言いながら手作りしている側。同じ道具をめぐって、規模の差がそのまま台詞の長さの差になっている。会見は数分あるのに、こちらは一行で終わる。

反対したから、家族ごと消された

タスクが語る過去は短い。神生島の事件のあと、自分はe-パルスの商業利用に反対し続けた。王会長は口を封じようとし、抵抗したトモロウの両親まで逮捕した。そして大学の後輩たちの協力で、国民保護省の特別収容所に隠れて生き延びてきた。

いちばん安全だった場所が、敵の側の施設だったという説明になっている。理由は「あそこは王の目も届かなかったからな」。追う側の組織の内側が、追われる側の避難先として機能していた。

「理想的な世界」は、選別で作られる

会見の締めは「理想的な世界を皆様のもとに」だった。ところがその場でひとりだけ、話を止めようとする声が上がる。「いやおかしいですよ、これでは人間はe-パルスによって選別されるということに」。

反論はその一言だけで終わる

この指摘は正確で、しかも作中でいちばん短い。にもかかわらず、そこから議論には広がらない。会場のもう一方には「これですべては王会長の思うまま」という受け止めが並んでいて、選別という言葉が出たあとに続くのが、感心の声のほうだった。

用意されている仕組みも回りくどくない。世界中のサポタマはミラーワールドのホストサーバー、アプラクサスへ常時つながっている。そしてその中心にアルバタスモンが組み込まれた。

会見の言い回しも徹底している。アップデートが始まればバグの発生はなくなり、デジモンも適切に管理されることになるでしょう、という言い方だ。消すとは言わず、管理すると言う。

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「接続解除は不可能」と先に言われている

説明のなかで一番きついのがこの一言だ。つないだあとで切れないなら、更新に同意するかどうかを選ぶ余地は最初から無い。異常を検知すればタグから強制的にe-パルスを吸い上げる、という手順まで公開されている。

第45話でアルバタスモンが見せたのは「さあ、ここにある全てのe-パルスを吸い尽くしなさい」という一撃だった。あのとき戦場でやったことが、今回は世界規模の常設の仕組みとして説明されている。技が制度になった、と言い換えてもいい。

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それではウォングが世界にデジモンの存在を明らかにし、全員のe-pulseをサポタマスを通じて吸収しています #BEATBREAK #ビートブレイク #Digimon

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三つの席が同時に空いて、代わりはもう動いている

王会長の指示は「お前たちの手でクリーナーを消せ」だった。理由は、彼らのサポタマが正常に機能していないから。ここまでは会見の理屈と地続きである。

消せと命じられた相手が、辞表を三通出す

ところが命じられた側が差し出したのは、報告ではなく退職の意思だった。「二人から預かってきたの」「火と水の星、五行星をやめると」。そのうえで「あと、これは私の分」と続く。

命令を受け取る場が、そのまま三人ぶんの離脱を渡す場になっている。火の星の側も、少し前に「俺はもう五行星じゃねえ、てめえらも好きにしろ」と部下に言っている。上から順に外れていくのではなく、同じタイミングで三つが抜けた。

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DIGIMON BEATBREAK
デジモンビートブレイク
第46話のゲスト声優さんの歴代作品出演歴です

豊口めぐみさんは、ビギニング以来のデジモン作品出演で、テレビシリーズは今回が初出演となりました

#ビートブレイク今週のゲスト
#デジモン #Digimon
#ビートブレイク #BEATBREAK

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抜ける側は、残る人に何も指示しない

火の星の宣言も、部下を連れて行くための言葉ではなかった。どういうことかと詰め寄られて返ってくるのが「俺はもう五行星じゃねえ」で、そのあとに続くのが「てめえらも好きにしろ」だけである。

辞める理由も、次に何をするべきかも、一言も渡していない。決めるのは自分たちだ、という形で置いていく。残された側がどう動くかは、この回では描かれないまま次へ流れる。

返事が「ご安心を」だったのがこわい

側近の返しは動じない。「ご安心を、すでに新たな木の五行星を動かしています」。辞めた本人の目の前で、もう代わりが動いていると報告している。席は人ではなく番号だった、ということがこれで分かる。

その新しい木の五行星も、公式サイトが放送当日に登録している。西野センカ(CV 豊口めぐみ)、紹介文は「新しい木の五行星。挑発的な態度で相手を刺激する」。ただし登録先は五行星の欄ではなく「その他」で、五行星のページのほうは今も前任者のまま並んでいる。第43話で土の星が交代したときも同じだった。

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Same VAs, btw.

#beatbreak #digimonbeatbreak

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助けに来たのは、かつて助けられた側だった

ニリンソウ側は戦える状態ではない。キョウは一命を取り留めたものの、もうクリーナーとしては動けない。トモロウは「俺がわがまま言ったせいで」と自分を責めていて、ファミリーの話し合いも「私たちにできることなんてない」「私たち、正義の味方じゃない」で止まってしまう。

止まっていたのは、責任の取り方が分からないからだ

トモロウの止まり方は、負けたからではない。「俺がわがまま言ったせいで」と、キョウが失ったものを自分の選択に結び付けてしまっている。ファミリーの会話も、できることが無いという確認で終わってしまう。

ここで足りないのは戦力ではなく、動いていい理由のほうだ。そして外から来るのは戦力の補充に見えて、じつは理由のほうの補充になっている。

「今度は僕たちの番よ」

そこへ入ってくるのが、これまでの回で助けられてきたデジモンたちだった。相手は完全体で、勝ち目の説明はどこにもない。それでも出てくるのが「あなたたちを守る、今度は僕たちの番よ」という言い方だ。

一年かけて積み上げてきたのは強さではなく、貸し借りのほうだったことになる。困っている相手に手を伸ばしてきた回が全部、ここで返ってくる形に組み直されている。

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DIGIMON BEATBREAK 第46話

俺達は…グローイングドーンだ!!

「失意の主人公たちを救ってくれたのはかつて主人公たちが関わって助けてきた人たちだった」っていう展開本当に良いよね…
時には手を伸ばし救ってきたことがここにきて生きてくる展開は本当に1年の物語の終盤として熱いと思いました。

#BEATBREAK #Digimon

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公式が「逃げ出す」と書いたデジモンが並んでいる

公式サイトはこの回に合わせて四体のデジモンを追加している。ブラキモン、トリケラモン、ヴァーミリモン、そしてユラモンだ。前の三体は竜の形をした戦えるデジモンだが、四体目の紹介文はこうなっている。

「体中を細長く柔らかい毛の様な物で覆われた種子型デジモン。攻撃力は殆ど無く、粘着性の泡を吐き出し相手の動きを鈍らせ、その隙に逃げ出す」。公式のプロフィールが、逃げるための技しか持っていないと書いている。その説明を持った個体が、この回では逃げないほうに立っている。

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パンダモン!
ハルオミたち!
ハルコちゃん!!
ミハル!!
チームセブン!
キノコ団!

うおおおおおおお!!
俺は終盤でこれまで関わってきてきた人たちが、
再登場して主人公たちを助けてくれる展開に弱いぞぉぉ!!

#BEATBREAK #Digimon

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その場にいない人の言葉が、全員を動かしている

この回のキョウは、ほとんど何もできない。それなのに、動く人たちの口から出てくる理屈がだいたいキョウのものだ。

「ここを作った人が言ったんだ」

敵の前で立ちふさがった側の言い分がこうだった。俺たちはどうしようもなかった、でも「ここを作った人が言ったんだ」「何度でもやり直せるって」。そして人間とデジモンが一緒に暮らせる、「ここはその夢を守る場所だ」「だから絶対に壊させない」。

守っているのは建物ではなく、そこで言われた一文のほうだ。相手はそれを「そんな夢くだらない」と切り捨てるが、切り捨てられているのが誰の言葉なのかは、この時点でもう画面の外にある。

ここを作った人、という呼び方も効いている。公式サイトのキョウの紹介文は「グローイングドーンのリーダー。最強クラスの実力を持つ天才クリーナー。自分の仲間を『家族』と呼び、大切にしている」で、シェルターの主であることが前提として置かれている。名前を出さずに場所のほうから呼んでも、誰のことかが通じてしまう関係が積み上がっていた。

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DIGIMON BEATBREAK 本日46話!! よろしくお願いいたします!!! #BEATBREAK

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呼んだのは仲間だった

増援が現れた場面のやり取りも短い。「どうして」と驚く側に、「俺が呼んだ」と返る。理由は「今必要なのは仲間だろ」だけだ。

作戦でも兵力でもなく、必要なものの名前として仲間が出てくる。第45話で腕とパートナーを失った回のあと、最初に選ばれた手段がこれだった、というのが効いている。

消えていたのは、国民保護省のほうだった

この回にはもうひとつ、静かな逆転が入っている。制度の側が、いつの間にか無くなっているのだ。

「そんなものもうとっくに消えてるし」

追い詰められた相手が捨て台詞のように口にするのが「次はラボからもっと使える兵士連れて行け」。返ってくるのは「次はない」「あんたは国民保護省行きよ」。ところがそこへ「国民保護省? そんなものもうとっくに消えてるし」がかぶさる。

連行先として名前を出した組織が、口にした本人の知らないうちに存在しなくなっている。脅し文句が空振りする形で、状況が変わったことだけが伝わる作りだ。

▼ ネットの反応

|◤TVer・FOD配信開始◢|

TVアニメ『DIGIMON BEATBREAK』
第話「バグ」
ご視聴ありがとうございました!

この後はTVer・FODにて配信開始⚡️

第話の感想は
#BEATBREAK をつけて
投稿をお願いします!

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現場の側は、まだ古い地図で喋っている

面白いのは、この台詞を吐いた側が自分の後ろ盾の消滅を知らないことだ。ラボからもっと使える兵士を、という言い方は、送り出す組織がまだあることを前提にしている。

使い捨てにされる順番が、いちばん近くにいる人ほど早い。会見でクリーナーが犯罪者集団として名指しされたのと、この場面の空振りは、同じ一本の線の上にある。

すべてを押し付けてから消した

消え方の説明も先に出ている。会見では、デジモンの存在は国民保護省がクリーナーという犯罪者集団を使って隠蔽してきた、と説明されていた。そして現場では「すべて国民保護省のせいにして、口封じってわけね」という受け取り方が出てくる。

不都合を集める役割の組織を作っておいて、集め終わったところで畳んでいる。クリーナーを消せという指示も、同じ流れの最後の一手として並んでいる。

最後まで、手渡しで進む

この回の物語は、大きな一撃ではなく物のやり取りで進む。誰かが誰かに手渡し、その人がまた別の誰かに手渡す。それだけで状況が動く。

「それは彼らにこそ必要だ」

河原崎は、自分の時間があるうちに会わせたい人がいる、と言って動く。届けるのはタグとサポタマの強制接続を解除できるもので、渡す理由が「それは彼らにこそ必要だ」だった。

自分のために使う選択肢を一度も口にしないまま、行き先だけを決めている。この場面のあと、視聴者の側から格好よすぎると言われていたのもよく分かる。

▼ ネットの反応

デジモンビートブレイク、次回46話でラスト4話となります

歴代デジモンアニメシリーズのラスト4話前のサブタイトルを振り返ってみましょう

#デジモン #Digimon
#ビートブレイク #BEATBREAK

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もう無い組織の人から、最後の依頼が来る

締めの段取りが利いている。河原崎はもう国民保護省が無いと知っている。そのうえで届くのが「あの人から依頼があるわ」という伝え方だった。中身は「最後の」「王会長の偽りのシャングリラをぶち壊せ」。

存在しなくなった組織の人間から、依頼という形式で最後の一件が来る。この作品でクリーナーはずっと依頼を受けて動いてきた。その形式だけを最後まで守ったまま、受ける側も出す側も所属を失っている。

「あと一回分だから」

手渡されたものには限りがある。「これを使えばサポタマとタグの接続を強制的に切ることができる」、つまり兄とアルバタスモンも切り離せる。ただし添えられるのが「気をつけて、あと一回分だから」だ。

使える回数が一回しか残っていない道具を、迷いのある人に渡している。送り出す側の言葉も「見せてね、約束した新しい世界」で、確認ではなく期日の無い約束の確認になっている。

それでもトモロウの返事は「俺はもう迷わない」「ファミリーを信じて行ってくる」だった。そして最後の一言が「行こう」「世界をバグらせに」。会見では排除されるものの名前、戦場では相手を数えないための言葉、そして最後に自分の行き先の名前。副題の二文字が、一話のあいだに三回住み替えたことになる。

▼ ネットの反応

バグを排除()とかいってディストピア始まった時はどうしようかと思ったけど、これまでの積み重ねをまとめて回収してくるのいいね……
サポタマとのリンク解除アイテムがスプレーなのも熱い

#BEATBREAK

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アニ
バグという言葉の持ち主が入れ替わったでござる
ラン
助けに来たのは前に助けた子たちなのね!
キャロ
五行星の席が三つ空きました。
アニ
最後は手渡しで先へ進んだでござった

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