『ダイヤのA actII』第17話「勝利の味」感想|降谷の剛腕と稲実が奪った先制点

『ダイヤのA actII』第17話「勝利の味」感想|降谷の剛腕と稲実が奪った先制点 スポーツ

西東京大会決勝、0対0のまま試合は中盤へ。稲実打線を剛腕でねじ伏せ、4回までに7つの三振を奪う降谷。前の回に三振を奪われ、その借りを返そうと燃える成宮。互いに一歩も譲らない投手戦の中、稲実は降谷に球数を投げさせながら、王者らしいしたたかさで確実に1点を奪いにくる。降谷の三振ショー、成宮の徹底ぶり、そして白河のスクイズまで、第17話を振り返る。

アニ
ダイヤのA第17話でござる
ラン
降谷、三振取りまくり!
キャロ
成宮さんの反撃も気になります。
アニ
順に見ていくでござる

第17話 剛腕でねじ伏せる降谷

第17話「勝利の味」は、西東京大会決勝の4回裏、打席に成宮を迎える場面から始まる。「打つの好きだし 打てちゃうし」と軽口を叩く余裕を見せながら、成宮は降谷の球に粘りを見せる。それでも降谷は崩れない。「これで前の回から3連続」と、アウトをすべて三振で積み重ねていった。

▼ ネットの反応

【TVアニメ情報】
「#ダイヤのA actII-Second Season-」第17話が、本日17:30〜放送開始です!

マウンドで躍動する青道の先発降谷!稲実のエース成宮も譲らない圧巻のピッチングを見せる中、遂に試合が動くーー。

放送をお見逃しなく!⚾
テレ東系6局ネット毎週日曜17:30~ほか放送中!

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フルスロットルの投球

稲実のベンチでは「初回からずっとフルスロットルだな」、「これが続くわけがない」、「粘れば勝手に崩れる」と、降谷の息切れを待つ声が上がる。ところがその読みをあざ笑うように、降谷は「空振り三振」で「これで4者連続」。「稲実打線を剛腕でねじ伏せる」という実況どおりの圧巻のピッチングだった。

「4回終わって早くも7個」、「この回もアウトすべてが三振」。スタンドが揺れるほどの歓声に包まれた神宮で、降谷は完全に試合の主役になっていた。「この回15球 トータル63球です」と球数はかさんでいるものの、「この勢いがあるから抑えられていますね」という解説のとおり、この勢いこそが降谷の最大の武器なのだと感じさせる。

去年、降谷は調子の波に苦しみ、エースナンバーの重さに押しつぶされそうになっていた。その降谷が、決勝の大舞台で稲実打線を真っ向から力でねじ伏せている。「エースであるお前の力が必要な時はきっと来る」、「その時まで 焦らず力を溜めておいてくれ」という言葉が回想として挟み込まれるのも印象的で、ため込んできた力をすべて解き放つような投球に胸が熱くなった。

▼ ネットの反応

#ダイヤのA
降谷、エースを栄純に譲ってもその存在は未だに健在ですね。

エースから降りても鍛練を続けてきて今に至る。
剛腕の降谷の力、未だに稲実を追い込みますね。

エースを背負ってチームを支える成宮とエースを降りてチームを支える降谷の対比になっていますね。

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一方で、気になるのは球数だ。三振を奪うには最低でも3球が必要で、アウトをすべて三振で取れば、それだけ球数はかさんでいく。燃費の悪さを心配する声が出るのも当然で、この全力投球が試合の最後まで続くのかという不安は、見ている側にもつきまとう。それでも、目の前の打者を一人ずつ力で抑え込んでいく降谷の姿には、先のことを考えさせない迫力があった。

借りを返す成宮

5回表、青道の攻撃は「6番ピッチャー降谷」から。前の回で三振を喫した成宮は借りを返すべく気合を入れ、「早くも2球で追い込んだ」。「ノーボール2ストライク」からの3球目、詰まらせた打球はライトの前にぽとりと落ちる。「先頭バッター降谷出塁」、「ピッチング同様チームに勢いをつけるヒット」だった。

「熱い」、「血が暴れてる」、「体中の血が暴れてる」。マウンドでもバッターボックスでも燃え続ける降谷の熱が、ベンチやスタンドにも伝わっていくのが分かる。青道はすかさず送りバントで「ランナー二塁」。「降谷君を塁上で消耗させたくないからな」という判断も含め、一つひとつのプレーに決勝らしい緊張感があった。

投手が自らのバットでチャンスを作るという展開は、試合の流れを引き寄せるうえでとても大きい。降谷のヒットは決してきれいな当たりではなかったが、だからこそ気迫で運んだ一本に見えた。成宮に2球で追い込まれながらも、振り負けずに前へ飛ばしたその打球には、マウンドでの投球と同じく、相手をねじ伏せようとする意志がこもっていたと思う。

ここで打席に立つのは「8番サード金丸」。「狙うなら変化球」と球種を絞って振りにいくが、打球は「センターカルロスの守備範囲」。「2アウトランナー2塁」となり、「9番レフト麻生」に打順が回る。「ここまでチェンジアップを投げたのは御幸だけ」、「俺に投げるわけがねえ」と考えていた麻生に対し、成宮が選んだのはまさかの「初球チェンジアップ」だった。

成宮の徹底ぶりと稲実の攻め

流れを断ち切りに来た初球

「麻生は全く頭になかったね」、「流れを完全に断ち切りに来たな」。ベンチの分析どおり、成宮は下位打線であっても一切手を抜かない。「今のがチェンジアップの軌道」と青道ベンチが驚くほどの変化で、「空振り三振」、「今日六個目」。「この回も0点でしのぎきりました」。

二塁ランナーのリードを小さくさせ、ワンヒットで帰ってくる確率まで下げようとする細かさには、「よく見てやがるぜ」という声が漏れるのも当然だ。「やっぱ凄いね、あの人」、「まあ分かってたけどな」という青道の選手たちの言葉に、成宮という投手の怖さが凝縮されていた。それでも「お前も負けてねえ」、「このチームは、まだまだ強くなれる」と前を向く青道の姿勢がまぶしい。

成宮の怖さは、球の速さや変化球のキレだけではない。打者の頭の中を読み、相手が一番予想していない球を、一番嫌なタイミングで投げ込んでくる。下位打線の麻生に初球からチェンジアップを使ったのは、青道に生まれかけた流れを、ほんのわずかな隙も与えずに断ち切るためだったのだろう。去年の敗戦を経て、成宮はエースとして一段と冷静で、したたかな投手になったと感じさせる場面だった。

▼ ネットの反応

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#ダイヤのA actⅡ -Second Season-
ご視聴ありがとうございました‼️
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第17話「勝利の味」

Netflixにて18時より配信開始
https://www.netflix.com/title/81424512

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揺さぶりをかける稲実打線

5回裏、稲実はスリーバントの構えで腹をくくるが、「ファール」で「スリーバント失敗」。「まずはアウトをひとつ」と降谷が力で奪い取る。ただし「8番に8球 9番に4球 これで75球」と、確実に球数は投げさせられていた。「投げさせられてんな」、「こういうのが地味に効いてくるんだよ」という声が、この後の展開を予感させる。

打順は1番に戻り、カルロス。セーフティーの構え、バントの構えと揺さぶりをかけ、ランナーのスタートに合わせて打球がセカンドの頭上を越えると、一気に「ワンアウトランナー一三塁」。「強行策でチャンスを広げる」稲実のしたたかさが光った。降谷の球威に真っ向から挑むのではなく、塁上から揺さぶりをかけて主導権を奪いにくる。王者らしい戦い方だと感じた。

三振の山を築く降谷に対して、稲実は真正面から力比べを挑むのではなく、球数を投げさせ、塁上から揺さぶりをかけるという地道な方法で対抗する。スリーバントの失敗さえも、降谷に余計な球を投げさせたという意味では無駄ではなかったのかもしれない。ひとつのアウト、ひとつの球にまでこだわる稲実の野球は、まさに名門の積み重ねが生んだものだと思う。

青道のバッテリーも、ただ受け身でいたわけではない。ディレイドスチールやセーフティースクイズまで、あらゆる可能性を想定しながら守備位置を調整し、降谷には打者を打ち取ることだけに集中させようとする。「お前はバッターを打ち取るつもりで投げてこい」という声には、投手を信じて後ろを任せる捕手の覚悟が表れていた。それでもなお1点を奪い取った稲実の攻撃は、見事というほかない。

第17話のまとめ考察

勝利の味を知っている

打席には2番の白河。「技巧派の白河だし何だって考えられる」と青道が警戒する中、白河の胸の内が語られる。「稲実は強くて当たり前」、「稲実なら勝って当たり前」、「期待を浴び続ける環境に身を置いてきた」。「野球を楽しむなんて」、「考えたこともない」。そして「俺たちは」、「ただ」、「勝利の味を」、「知っている」、「もっと」、「もっと食わせろ」。

白河が転がした打球で三塁ランナーが生還し、「スクイズ成功」。「先制したのは」、「稲城実業」。三振を奪い続けた降谷から、稲実は確実に1点をもぎ取った。サブタイトルの「勝利の味」は、勝つことが当たり前の環境で戦ってきた稲実の選手たちが持つ、勝利への飢えそのものだったのだと思う。

野球を楽しむことよりも、勝つことだけを求められてきた白河の独白は、どこか切なくもある。それでも、その重圧の中で磨き上げられた勝利への執念こそが、名門稲実の強さの正体なのだろう。剛腕で圧倒する降谷と、どんな形でも1点を奪い取る稲実。対照的な強さのぶつかり合いが、決勝戦を一段と面白くしている。

一方で、青道の側から見れば、この1点は単なる失点以上の重みを持つ。成宮が相手である以上、取り返すのは簡単ではない。三振をいくつ奪っても、たった一つのスクイズで試合が動いてしまう。野球という競技の残酷さと面白さが、この場面には詰まっていた。わずか1点とはいえ、成宮が投げている試合での先制点は、数字以上に重くのしかかる。降谷がこの失点をどう受け止め、次の打者に向かっていくのかにも注目したい。

4番山岡陸の打席

続く打者に四球を出し、「2アウトランナー1塁」で迎えるのは「関東を代表するホームランアーティスト」の「山岡陸」。「チーム野球を掲げる国友監督が」、「唯一サインを出さない選手」だ。かつて敗れた一戦の後、山岡は4番としての責任とチームバッティングのはざまで揺れていたことも描かれる。

そんな山岡にかけられたのが「けどお前は原田じゃない」、「その一振りで」、「投手を絶望に突き落とすことができる」、「それがお前の持っている力だ」という言葉だった。「あの瞬間のために野球をやってる」、「ホームランを打つために」。自分の役割を迷いなく受け入れた4番打者と、「この打席はストレートで押し切る」と決めた青道バッテリーの真っ向勝負に、息をのむ思いだった。

チームのために自分を犠牲にするバッティングも大切だが、4番にしかできない仕事もある。打球が米粒のように小さくなっていく感触や、ダイヤモンドを回る自分だけの時間を思い描く山岡の独白からは、ホームランという一振りに懸ける純粋な喜びが伝わってきた。勝つことが当たり前とされる稲実の中で、山岡がたどり着いた答えは、白河の独白とはまた違った形の勝利への執念なのだろう。

降谷の剛腕と成宮の徹底ぶり、そして稲実打線のしたたかさ。第17話は、互いの強さがぶつかり合う中で、ついにスコアボードが動いた回だった。1点を追う立場になった青道が、この先どう反撃していくのか。降谷と山岡の勝負の行方とともに、決勝戦の続きをしっかり見届けたい。投手戦の緊張感と、名門が見せる勝負強さ。そのどちらも存分に味わえる、見応えのある一話だった。降谷が投げ込む一球一球に、青道のこれまでの一年が込められているように感じられた。

▼ ネットの反応

#ダイヤのA,#ダイヤのA好きな人と繋がりたい ,#降谷暁,#成宮鳴
『ダイヤのAactⅡ_Second season(第2クール)_』
第17話「勝利の味」

____11/01放送といえば… …降谷と鳴の背番号の日ですね‼️

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ついに試合が動いたでござる
ラン
稲実、したたかすぎ!
キャロ
山岡さんとの勝負が気になります。
アニ
決勝の行方を見届けるでござる

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