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シーズン2最終回・第24話「終わらない物語(ユメ)」。エルファリアとゼオの決闘は、まさかの“ジャンケン”で決着する。派閥入りを祝う宴、それぞれの想い、そしてワークナーの粋な計らいが結ぶウィルとエルフィの逢瀬——交わした約束を胸に、新たな物語の始まりを告げる最終回を振り返る。




決着は、まさかのジャンケン
マギアヴェンデ同士の、決着法
式場を壊滅させかねないエルファリアとゼオの決闘を、アロン様が止めに入る。「これ以上、マギアヴェンデ同士の衝突は認めぬ」。だが決着はつけねばならない——そこで選ばれた方法が、まさかの「ジャンケン」だった。
「最初はグー」——頂点に立つ魔法使いたちが、この上なく真剣にジャンケンで勝負する。「あいこでしょ」の緊張感に、視聴者も思わず爆笑。シリーズ屈指の名(迷)場面が誕生した。
ウィル、雷の派閥へ
勝負はエルファリアの敗北に終わる。だがウィルは、それを静かに受け入れた。「僕がわがままを言えば、エルフィーはまた喧嘩をして傷つく」——彼女を想えばこその決断だった。
ウィルはゼオに一つだけ条件を出す。「エルフィーと喧嘩をしないと約束して。しないなら、あなたを倒して行く」。「いいぜ、その生意気な着替えが俺好みだ。今日からお前は雷の派閥だ」——こうしてウィルは、ゼオのもとで新たな一歩を踏み出すことになる。
派閥入りを祝う、宴
仲間たちの、それぞれの道
全進学生の派閥入りを祝い、宴が開かれる。優等生のエマ、大食いのリアーナ、コレット、シオン、イグノール、そしてユリウス——別々の派閥に分かれても、苦楽を共にした仲間の絆は変わらない。
ウィルの忘れ物を届けにきたユリウスに、コレットはなぜか焼きもちを焼く。「自分の知らないところで友情を育んだユリウスに妬いているのさ」とイグノールに見抜かれ、憎まれ口の奥にあるユリウスの優しさに、皆が気づき始めていた。
コレットの、寂しさと決意
「もうウィルを独り占めできなくなっちゃった」——コレットは寂しさを噛みしめる。軽蔑され友の少なかったウィルが、今では多くの仲間に囲まれている。その変化が、嬉しくも切ない。
だがコレットは前を向く。「私はもう待つことをやめた。諦めたんじゃない、求める存在には自らの力で近づいていく——ウィルが教えてくれた」。リアーナにそっと背中を押され、恋する乙女は一歩を踏み出そうとする。
それぞれが向き合う、想い
シオンとの、お礼の一戦
ウィルはシオンに歩み寄る。「テルミナリアも卒業式も、いろいろありがとう」。だがシオンの返事は「なら、僕と戦え。お礼代わりにちょうどいいだろ」——不器用な友情の証だ。
「私も混ぜろ」とイグノールが加わり、ユリウスも「特訓代はこれでチャラだ」と乗ってくる。かつて無能者と見下していた少年を巡って、いつしか温かな輪ができあがっていた。
見守る者たち、アイリスとフィン
宴の輪から離れて、ウォッチャーのアイリスは正体を隠したまま佇む。そこへ現れたフィン(インベス)が、「後輩キャラにこだわっていたら、彼を他の子に取られるよ」とからかう。
「余計なお世話です」とすげなく返すアイリス。「剣の進捗が芳しくなければ、問答無用でさらう」と告げるフィンの存在が、穏やかな最終回にわずかな不穏さを残していく。
ワークナーの、粋な計らい
塔を、抜け出して
エドワルドの厳しい“しごき”を経て、ウィルのもとを訪れたのはワークナー先生。「セカンドブルーム突破、おめでとう」——卒業式の後も何度も、ウィルより泣いていた恩師だ。
「どうしても今、エルフィーに会いたいんです」と願うウィルに、ワークナーは粋な計らいを見せる。「偶然、お前に会いたがっている女性がいてな。着替えるんだ、塔を抜け出すぞ!」——教師の枠を越えた、あたたかな贈り物だった。
ウィルとエルフィ、束の間の逢瀬
12時までの、二人きりの時間。ジャンケンに負けて拗ねるエルフィは、「ウィルと一緒にいたい、触れ合っていたい」と駄々をこねる。そのわがままさえ愛おしい、幼馴染ならではのやりとりだ。
「ここがゴールでいいんだっけ? 僕たちの約束って、何だった?」とウィル。「マギアヴェンデになって、夕日を見に行くこと」——二人は原点の約束を確かめ合う。
まとめ――終わらない物語
交わした約束を、もう一度
エルフィの幻覚魔法で、二人は塔の上へ。「こんなに綺麗なのに、この空は偽物で、その先には天上の侵略者が潜んでいる」。交わした約束は、この世界で一番難しいことかもしれない——それでも、二人の意志は揺るがない。
「それでも、あなたと一緒に夕日を見に行こう」。まだ隣に立てないから、もっと強くなりたいと願うウィル。二人の約束は終わらない“夢”として、これからも続いていく。
塔に潜む、裏切り者
最終回のラスト、新進学生たちに極秘のオーダーが下される。「所属した派閥を探り尽くせ」——なんとテルミナリア襲撃事件は、塔の内部の者の手引きだったのだ。「塔に、裏切る者がいる」——穏やかな結末に、次章への大きな火種が投じられる。
こうしてシーズン2は幕を閉じ、シーズン3の制作も決定。無能者と呼ばれた少年の“終わらない物語”は、これからも続いていく。ウィルとエルフィが並んで夕日を見るその日まで——期待に胸を膨らませて見届けたい、最高の最終回だった。




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