『捨てられ聖女の異世界ごはん旅』第11話「夜のキューバサンドは罪の味!」感想|仲間は「名もなきモブキャラ」だった

『捨てられ聖女の異世界ごはん旅』第11話「夜のキューバサンドは罪の味!」感想|仲間は「名もなきモブキャラ」だった ファンタジー

『捨てられ聖女の異世界ごはん旅』第11話の副題は「夜のキューバサンドは罪の味!」。ヴィルの兄ノアは、この世界の元になった乙女ゲームを作った会社の社員だった人として、自分のゲームを「完全なクソゲーにしたい」と言い出す。召喚に責任を感じるリンに、仲間は「リンは悪くない」と返す。そして夜食のあと、仲間たちがゲームでは「名もなきモブキャラ」だったと告げられる。

アニ
第11話の副題は「夜のキューバサンドは罪の味!」でござる
ラン
ヴィルのお兄さんがゲームの作り手だったのね!
キャロ
村の巨大な影の調査に向かいます。
アニ
夜食の焼きサンドにも注目でござるよ
  1. 副題「夜のキューバサンドは罪の味!」と、この回の「罪」
    1. 公式のあらすじは「なにも食べてないのにおなかいっぱい」
    2. 「罪」という言葉は、夜食のまわりにだけ出てくる
    3. 召喚に責任を感じるリン
  2. ゲームを作った側が、自分のゲームをクソゲーにしたいと言う
    1. この世界は、乙女ゲームの世界だった
    2. 「私を倒すことなんだよね」
    3. 甘みの暴力と、何の変哲もないカレー
    4. 「その通り、さすが我が弟」
    5. 外交を頑張っても、召喚は起きた
    6. 「完全なクソゲーにしたいと思っているんだ」
    7. 依頼は「重要イベントの横取り」
  3. ブラコンの兄と、「すまないな」と言う弟
    1. 「愛されてるね、リンさん」
    2. 「要するにブラコンってことだよね」
    3. 聖女の最終目的は、王の首
    4. 「おとなしく首を差し出す玉じゃないだろ」
    5. 「兄貴のことを気にかけてくれたんだろ」
  4. 眠れない村と、巨大な影の正体
    1. 夜ごとに現れる巨大な影
    2. 大人より先に、子どもが限界になる
    3. 「暴食の卓ご飯係リンです」
    4. 影は、巨大な蜂を食べていた
    5. 殺虫剤のない世界で、巣を凍らせる
    6. 巣の中にあったのは、魔石
  5. 夜食の「罪の匂い」と、「名もなきモブキャラ」
    1. 事前にローストしておいたフォレストボア
    2. 「罪の匂いがします」
    3. ノアの二つ目の依頼
    4. 「名もなきモブキャラなんだよ」
    5. 「天秤に乗るのが私の命だけなら」
    6. 「そんなシナリオなら、ぶっ壊してやる」
  6. まとめと考察
    1. この回の「罪」は二つある
    2. 作った人と、壊す人
    3. モブキャラに、ご飯係がつく
    4. おなかいっぱいの回

副題「夜のキューバサンドは罪の味!」と、この回の「罪」

公式のあらすじは「なにも食べてないのにおなかいっぱい」

第11話の副題は「夜のキューバサンドは罪の味!」。公式のあらすじはリンの一人称で、ノアさんの正体、この世界の真実、自分が召喚された事情を立て続けに明かされて、「なにも食べてないのにおなかいっぱいの私です」と書いている。情報で満腹になる回だと、あらすじが先に言っている。副題の料理が出てくるのは、話がすべて終わったあとの夜食だ。

▼ ネットの反応

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TVアニメ #異世界ごはん旅
本日11話放送開始
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11話 夜のキューバサンドは罪の味!
お楽しみに‼‼

放送情報
AT-X:9/14(月)23:00~
BS日テレ:9/14(月)24:00~
CBCテレビ:9/14(月)25:42~⚠️通常の5分遅れ
TOKYO MX:9/15(火)20:57~

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「罪」という言葉は、夜食のまわりにだけ出てくる

夜食の場面では、「罪の匂いがします」「こんなものが夜食だなんて罪でしかない」「みんなで悪いことしちゃいましょう」「こんな夜中になんという罪の塊」「罪深い私をお許しください」と、罪の言葉が続けて出る。副題の「罪の味」は、夜中に食べることそのものを指している。ただこの回には、もう一つ別の意味の罪悪感も出てくる。

召喚に責任を感じるリン

リンは、ノアの依頼を引き受けた理由を「やっぱりトリガーは聖女召喚みたいで」「当事者としては責任を感じてと言いますか」と話す。仲間の返事は「聖女召喚に巻き込まれた側じゃん」「あなたに過失はありません」「リンは悪くない」。城で責任を感じていたリンが、夜には仲間と一緒に「悪いこと」をしている。一人で背負う罪と、みんなで分ける罪が、同じ回に並んでいる。

ゲームを作った側が、自分のゲームをクソゲーにしたいと言う

この世界は、乙女ゲームの世界だった

前回の終わりで明かされたとおり、ヴィルの兄ノアは異世界転生者で、この世界の元になった乙女ゲームを作ったゲーム会社の社員だった。リンの独白は「暴食の卓の皆さんとしてきた冒険は」「ゲーム中のイベントだったのだ」とまとめ、すぐに「召喚されてすぐポイ捨てされた私にどうしろっての」と続ける。聞かされた真実の大きさに、リンの感想は「どうしろっての」で追いつこうとしている。

「私を倒すことなんだよね」

ノアは「このゲームでの聖女の最終目的は」「私を倒すことなんだよね」と言う。ゲームでのこの国は「人間を憎む亜人種や魔物たちの国扱い」で、ノアは「魔王という役回り」だった。リンの「重要なことをそんなさらっと」に、ノアは「王宮伝統のお菓子でもつまみながら軽く聞いてよ」と返す。自分が倒される役だという話を、お菓子をすすめながらしている。

甘みの暴力と、何の変哲もないカレー

出されたお菓子を食べたリンの感想は「これは全く洗練されていない単なる甘みの暴力」「高価な甘味料を大量にぶち込めば贅沢だろう的な」。ノアは「日本のお菓子メーカーの企業努力ってすごいよね」「私はもう慣れちゃったんだけど」と笑い、「日本の味は今も恋しいな」「何の変哲もないカレーとかラーメン食べたい」ともらす。一国の王が恋しがっているのは、ごちそうではなく何の変哲もない日本の味だ。ヴィルの報告で読んだリンのご飯のことは「羨ましくて」とまで言っている。

▼ ネットの反応

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TVアニメ #異世界ごはん旅
ご視聴ありがとうございました
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AT-X,BS日テレ,CBCテレビにて
11話のご視聴ありがとうございました‼
明日はTOKYO MXにて放送です

そしてABEMA、dアニメストア、U-NEXT、アニメ放題ではこのあと26:30~先行配信開始

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「その通り、さすが我が弟」

リンが、ヴィルから「大昔は亜人種への差別が酷くて」「それに反抗した様々な人たちが海を渡ってこの国ができた」と聞いたと話すと、ノアは「その通り」「さすが我が弟」「いい仕事をしてくれるね」と喜ぶ。リンの内心は「ヴィルさんのことを話すとき」「すごく嬉しそうな顔するな」。国の成り立ちの話でも、ノアがいちばん反応しているのは弟のことだ。

外交を頑張っても、召喚は起きた

ノアは「私も転生者らしく」「即位前から外交とかめっちゃ頑張って」「他国の誤解を解除しまくった」。それでも「けど結局聖女召喚されちゃったんだよね」「よくあるシナリオの強制力って展開なのかな」。筋書きを知っている人が先回りしても、筋書きの入口は止められなかった。リンは「聖女召喚がトリガーとなって」「最近の魔物騒動が始まった」のだと腑に落ちる。

「完全なクソゲーにしたいと思っているんだ」

そこでノアが頼るのがリンだ。リンは「本来一人のみの聖女召喚に紛れ込んだイレギュラー」で、しかも「すでに聖女のレベルアップイベントも潰してる」。経験値も親密度もアイテムも「全部なしにされたって報告を聞いて歓声を上げたものさ」。リンの「レベルも親密度も上がらないとか」に、ノアは「私としてはそこにダメ押しをして」「完全なクソゲーにしたいと思っているんだ」と言う。ゲームを作った側の人間が、自分のゲームをクソゲーにしようとしている。リンのつっこみは「それがゲーム会社社員の言うことか」だった。

依頼は「重要イベントの横取り」

ノアの頼みは「重要イベントの横取り」「それを2つ、暴食の卓に依頼したい」。理由は「私もまだ死にたくないし」「今更人間と亜人種の対立もごめんだからね」。王の頼みは、世界を救うためというより、自分が死なないためだと正直に言われている。

ブラコンの兄と、「すまないな」と言う弟

「愛されてるね、リンさん」

話を終えたリンのもとへ、仲間たちが「大丈夫」「意地悪されなかった」「一人にしてごめんね」と駆け寄る。「少し顔色が悪いようだが」とも言われ、リンは「ちょっと情報量が多すぎて頭が混乱しただけで」と答える。ノアは「愛されてるね、リンさん」「それとも私が信用されていないのかな」。王城の中で、仲間たちは王より先にリンの顔色を見ている。

「要するにブラコンってことだよね」

ヴィルの「話せ、兄貴」に、ノアは「元気そうで何よりだよ」「昔からヴィルは目を離すとすぐ無茶をするからね」。仲間にも「やんちゃな弟の家出に付き合ってくれてありがとう」「もう心配で心配で」と言う。周りの評は「あれはヴィル相手だけなので」「王様としては切れ者ですよ」、そして「要するにブラコンってことだよね」。リンの内心の「これもヴィルさんが帰りたがらなかった理由なんだろうな」が、前回の答えにもう一つ理由を足している。下に置いた反応は第7話を見た時点の投稿で、ヴィルが王都に行きたがらないことにふれている。

▼ ネットの反応

「#捨てられ聖女の異世界ごはん旅 」7話

とりあえずヴィルが全然王都に行きたくないのは理解。

召喚時にいたJKは気になるが敵キャラ登場展開とかは求めてないのでのんびり寄り道して料理して食ってるだけで良いかと。11話くらいに到着で良い。

てかポン・デ・ケージョって何さ?

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聖女の最終目的は、王の首

ここで話は深刻になる。ノアは「影に聖女召喚を追わせた結果」、聖女一行は「海を越え、この国に上陸を果たし活動中」で、「その最終目的は、彼ら曰く魔王である私の首だね」と話す。首謀者は王族と高位貴族で、「いずれも三男以下」。ゲームの中の魔王役を、現実の首として狙っている人たちがいる。

「おとなしく首を差し出す玉じゃないだろ」

ヴィルは「どうする気だ」「おとなしく首を差し出す玉じゃないだろ」と兄に聞く。ノアは「影を張り付けて監視しているし」「直接的な対策も立てている」と答え、そのうえで「君たち暴食の卓に」「依頼が二つある」と切り出す。弟は、兄が黙ってやられる人ではないと知っている。

「兄貴のことを気にかけてくれたんだろ」

リンがすでに承諾したと聞いたヴィルは、「リン、本当に何もされていないか」と確かめる。リンが責任の話をすると、仲間はそろって打ち消す。ヴィルは「兄貴のことを気にかけてくれたんだろ」「すまないな」「迷惑をかける」と言い、「分かった、その依頼受けよう」と決める。ヴィルは、リンが引き受けた理由を、責任感ではなく兄への気づかいとして受け取っている。

眠れない村と、巨大な影の正体

夜ごとに現れる巨大な影

一つ目の依頼は、「王都近くの村で」「夜ごとに目撃される」「巨大な謎の影」の調査と、場合によっては駆除だった。「まだ直接的な被害はないようですが」「村全体がすっかり参ってしまい」「夜も眠れないとか」。仲間の「眠れないのはお腹減るのと同じくらいつらいね」という言い方が、この一行らしい。被害の大きさを、空腹と同じ物差しで測っている。

大人より先に、子どもが限界になる

村の人は「四六時中警戒していてはろくに眠れもせず」「体力も気力も持ちません」と話し、「大人連中はまだ耐えられるのですが」「子供たちがもう限界で」と続ける。返ってきたのは「子供って周りの不安とか気配を察して影響を受けちゃうもんね」。一行は「安心してくれ」「この一件は暴食の卓が請け負った」と引き受ける。まだ誰も襲われていないのに、村はもう限界まで来ている。

「暴食の卓ご飯係リンです」

村の子どもに声をかけられたリンは、「はじめまして」「暴食の卓ご飯係リンです」と名乗る。冒険者の一行に加わっても、リンの肩書きはご飯係のままだ。「怖いことする連中はとっちめて唐揚げにしてやんよ」には「唐揚げと聞いては俺たちも黙っていられないな」と返ってくる。リンの内心は「こりゃ聖女召喚がイベントトリガーなのは確実かな」だった。

影は、巨大な蜂を食べていた

影の正体の魔物について、「確かに何らかの要因で巨大化したと考えた方が説明がつきますね」「そもそもあの巨体を維持するために何を食べてるんですかね」と疑問が出る。見つかったのは、同じく大きくなった蜂の魔物だった。「まさか虫まで巨大化を」。そして「巣から変な感じがした」「もしかしたらそれが原因かも」。巨大な影は原因ではなく、巨大な蜂を食べ続けた結果の「副産物」だった。

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アニメ速報
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TVアニメ『捨てられ聖女の異世界ごはん旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました』
第11話のあらすじ&先行カット公開中️

何も食べていないのにおなかがいっぱい状態のリン
とはいえ、知ってしまった以上知らない顔はできない

先行カットはこちらhttps://t.co/yZZXJdbaTm

#異世界ごはん旅

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殺虫剤のない世界で、巣を凍らせる

「集団で刺されたら俺でもまずいな」という相手に、「殺虫剤なんてないし」「寒さで動けなくさせるとか」と案が出る。「しかしあれだけ巨大なものを」という心配には「あのサイズでしょ、ちょっと時間かかるけど問題なし」。作戦は、アリアの糸で作った網で見張りの蜂を捕まえ、セノンの麻痺魔法で増援を止め、エドの魔導錬金術で巣を凍らせるというものだった。殺虫剤という日本の道具がない代わりに、仲間の魔法を組み合わせて同じ働きをさせている。

巣の中にあったのは、魔石

巣の中から見つかったのは石だった。「その石だが、おそらく魔石と呼ばれるものだ」「極端なことを言えば魔力の塊だな」「俺も見るのは初めてだが」。魔石は「本来ダンジョンの奥や」「魔力の溜まりやすい場所で」「長い時をかけて出来上がると聞く」。リンは「たぶんこれがノアさんの言ってた」「聖女のパワーアップアイテムだと思います」と気づく。巨大な影から巨大な蜂へ、蜂から巣へ、巣から石へと、原因をたどった先に聖女の道具があった。「それいい匂いするもん」「おいしいやつ」と言われた石も、「これはパーティーの共有物です」と取り上げられる。

夜食の「罪の匂い」と、「名もなきモブキャラ」

事前にローストしておいたフォレストボア

依頼を終えると「夜食の時間だ」。リンは「こんなこともあろうかと」「事前にフォレストボアをローストしておきました」と用意していた。「ちょっと変わったサンドイッチを作ろうと思いまして」「ローストボアとハムとチーズ」「ピクルスをたっぷりとスライス」「具を挟み、バターを吸い込ませ」「表面をカリッと焼き上げれば」。副題のキューバサンドは、台詞の中では「ちょっと変わったサンドイッチ」とだけ呼ばれている。

「罪の匂いがします」

できあがった焼きサンドイッチに、仲間は「罪の匂いがします」「こんなものが夜食だなんて罪でしかない」と言う。リンは「みんなで悪いことしちゃいましょう」「どうぞ召し上がってください」とすすめる。食べたあとも「こんな夜中になんという罪の塊」「罪深い私をお許しください」。夜中に食べることを「悪いこと」と呼んで、リンは全員を共犯にしている。

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このあと23:00から
『捨てられ聖女の異世界ごはん旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました』第11話
AT-Xで【最速】放送!

<キャスト>
徳井青空
小野友樹
諸星すみれ
立花慎之介
千葉翔也
本渡 楓
山本兼平
田村ゆかり

番組情報
https://www.at-x.com/program/detail/?id=21307

#異世界ごはん旅
#at_x

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ノアの二つ目の依頼

二つ目の依頼の話は、そのあとで明かされる。「王都の近くには極秘のダンジョンがあってね」「そこには聖女を強化させる強力なオーブが眠っているんだ」。しかもそのダンジョンは「ゲームではヴィルたち4人が」「命を落とすダンジョンでもある」。聖女が強くなるための場所が、ヴィルたちの死に場所として作られている。

「名もなきモブキャラなんだよ」

ノアは続けて「ヴィルたちはね」「攻略キャラでもなんでもない」「聖女イベントを彩るだけの名もなきモブキャラなんだよ」と言う。前の場面でリンは、仲間のことを「聖女の攻略キャラだったりします」と冗談めかして聞き、「皆さんキャラ付けもバッチリで」とまで言っていた。攻略キャラかと思った仲間は、ゲームでは名前すらない役だった。

「天秤に乗るのが私の命だけなら」

ノアは「天秤に乗るのが私の命だけなら」「リンさんもヴィルたちも巻き込むつもりはないよ」と言う。「でもシナリオ通りに進めば」、国がどうなるかは分からない。「だけどリンさん、君のスキルがあれば」「このシナリオを覆せるかもしれない」。そして「こんな言い方は卑怯だけど」「この依頼を受けるかは、リンさんに決めてほしいんだ」。自分の命を天秤の片側に置いたうえで、決める役をリンに渡している。

「そんなシナリオなら、ぶっ壊してやる」

リンの答えは独白で出る。「私の仲間たちがモブキャラ」「聖女だかなんだか知らないけど」「そんなシナリオなら」「ぶっ壊してやる」。ノアが言った「クソゲーにしたい」を、リンは「ぶっ壊してやる」という自分の言葉で引き受けている。ご飯係のリンが、この回でいちばん強い言葉を使った場面だった。

まとめと考察

この回の「罪」は二つある

城でのリンは、召喚のきっかけになったことに「責任を感じて」いた。夜のリンは、仲間を「みんなで悪いことしちゃいましょう」と夜食に誘う。一人で抱えていた罪悪感を、夜食の「罪」でみんなのものに変えている。副題の「罪の味」は、そう読むと少しだけ重みが増す。

作った人と、壊す人

ノアは自分の作ったゲームを「完全なクソゲーにしたい」と言い、リンは「そんなシナリオなら」「ぶっ壊してやる」と言う。作った側と、巻き込まれた側が、同じ筋書きを壊す方向でそろった。どちらも、筋書きの中では居場所のない人だ。ノアは倒される魔王役で、リンは「本来一人のみの聖女召喚に紛れ込んだイレギュラー」だった。

▼ ネットの反応

アニメ『捨てられ聖女の異世界ごはん旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました』
9/14(月)放送 11話「夜のキューバサンドは罪の味!」あらすじ&先行カット、WEB予告公開!

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モブキャラに、ご飯係がつく

ゲームのヴィルたちは「名もなきモブキャラ」だった。けれどこの世界のヴィルたちには、夜食を用意して待っているご飯係がいる。ゲームに書かれていなかった一人が、モブキャラたちの食卓を用意している。ゲームの筋書きの中には、ご飯係の席はない。その席に座っているのが、捨てられた聖女だというところが、この作品らしい。

おなかいっぱいの回

公式のあらすじが言うとおり、この回は「なにも食べてないのにおなかいっぱい」になる回だった。王が恋しがる「何の変哲もないカレーとかラーメン」、甘すぎる王宮のお菓子、そして罪の味の焼きサンドイッチ。情報でおなかいっぱいになった一行を、最後はちゃんと食べ物で満たして終わっている。

アニ
クソゲーにしたい王と、ぶっ壊したいリンでござる
ラン
リンは悪くないって言ってもらえてよかったわ!
キャロ
二つ目の依頼が気になります。
アニ
モブキャラにも、ご飯係がついているでござる

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