『魔入りました!入間くん 第4シリーズ』第24話(最終回)「一番豪華な餞(はなむけ)を」感想|「ようこそ バビルスへ」

『魔入りました!入間くん 第4シリーズ』第24話(最終回)「一番豪華な餞(はなむけ)を」感想|「ようこそ バビルスへ」 コメディ

第4シリーズの最終回、第24話の副題は「一番豪華な餞(はなむけ)を」。全員がランク4になった問題児クラスに、師匠や家族から一斉に贈り物が届く。バチ子は照れながら「弟子が活躍して 嬉しくねえ師匠なんていねえんだよ」と言い切る。ただしその裏には、次期魔王を決めるTS計画の思惑もあった。そして2年生になった入間は、不安がる新入生に「ようこそ バビルスへ」と声をかける。

アニ
第4シリーズの最終回でござる
ラン
師匠たちから贈り物が届くのね!
キャロ
あらすじには、TS計画の思惑もあると書かれています。
アニ
祝いと計算が同じ贈り物に入っているでござるよ

副題「一番豪華な餞(はなむけ)を」と、公式のあらすじ

あらすじは「ご褒美」と「思惑」を並べている

第4シリーズの最終回となる第24話の副題は「一番豪華な餞(はなむけ)を」。公式サイトのあらすじは、問題児クラスに「それぞれの師匠、家族からプレゼントが送られる」ところから始まる。「1年生で全員がランク4(ダレス)になるという偉業を成し遂げたご褒美」だという。ところが続く一文は「しかし、これらは単純なプレゼントではなく、次期魔王を決めるTS(トリックスター)計画の思惑もはらんでいて」。そして最後は「激動の1年が終わり、問題児クラスはついに2年生へ」で締めくくられる。祝いの贈り物と、その裏にある大人たちの計算が、同じあらすじの中に並んでいる。

▼ ネットの反応

鈴木入間 15歳 ランク5(ヘー)。
魔界で信頼しあう仲間と出会い、数々の試練を乗り越え、
次なるステップへ――!

第4シリーズ全24話、ご視聴ありがとうございました!✨
これからも『魔入りました!入間くん』をよろしくお願いし魔す!

#入間くん

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1年の締めくくりとしての最終回

第4シリーズは、十三冠の集いから始まる次期魔王選抜の話と、アクドルの大舞台を経て、この最終回にたどり着いた。大きな事件を起こすのではなく、贈り物と進級を通して一年間を振り返る回になっている。学年の終わりと始まりを一話でまとめて描くことで、シリーズ全体の締めくくりと、次の物語の入口を同時に見せている。

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【入間くん】激動の1年が終わり、問題児クラスはついに2年生へ! アニメ『魔入りました!入間くん』第24話「一番豪華な餞(はなむけ)を」あらすじ&先行カット

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バルバトス家と「イルミという娘」

物語は、弓使いの家系であるバルバトス家の本家から始まる。

「この娘はぜひ嫁入りさせてえな」

バチ子は十三冠の集いで「サーティンディナーにて 無事 責務を果たしてまいりました」と報告する。返ってくるのは「ご苦労であった バチ子よ」。トリックスター計画について「次期魔王候補を選び 育成する計画」「魔界は これから 大きく動くんだろうな」と語られたあと、話題は意外な方向へ進む。一族にとって「重要な鍵となるかもしれん」存在として挙げられたのが、アクドルの舞台に立った「イルミという娘」だった。「なんと弓を使う」「この若さで矢のコントロールまで見事なものだ」と評価され、ついには「この娘はぜひ嫁入りさせてえな」とまで言われる。弓の腕前が、とんでもない方向で名門の目に留まってしまった。

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第24話に登場したバルバトス家大統領を演じるのは
#大塚芳忠 さん!

超デビキャワ~✨

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「お待ちください」

あわてたバチ子は「お待ちください」「その件 ぜひあっちに任せてください」と引き受ける。返ってきたのは「花嫁に会ったらすぐ連れてくるんだぞ」という言葉だった。弟子の正体を知っているのは自分だけという状況で、師匠が一番焦っている。この一件が、そのまま入間への呼び出しにつながっていく。

「弟子が活躍して 嬉しくねえ師匠なんていねえんだよ」

入間のもとへ飛んできたバチ子は、まず叱るところから始める。

「おい アホ弟子」

「おい アホ弟子」「全魔界中継で大目立ちしたあげく」「弓まで使って」「イルミちゃんて なんなん」と、バチ子の文句は止まらない。「またあっちの真似っ子じゃねえか」と責められた入間は「ごめんなさい」と謝るしかない。次にあの姿になっても絶対に弓は使うなと念を押し、「お前のためだ」と言い添える。「おめえは目を離すと すぐにこれだよ」とぼやきは続くが、本家で聞いた話を思えば、その心配ももっともだ。叱っている理由が、実は弟子を守るためだと分かるのがバチ子らしい。

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イルミちゃんってなんなん?(美少女です
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「評価のしるし つうか」

ぼやきの中に「プレゼントの一つも」という言葉が混ざり、入間は「師匠 僕にプレゼントがあるんですか」と聞き返す。バチ子は言いよどみながら、「お前は確かに めちゃくちゃで 手もかかるが」「収穫祭では きっちり 成績を残したし」「音楽祭でも優勝」と一年を振り返る。そして「評価のしるし つうか」と言葉を探し、最後に「弟子が活躍して 嬉しくねえ師匠なんていねえんだよ」と言い切る。素直にほめられない師匠が、照れ隠しの勢いで一番大事な本音を口にしてしまう。

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さぁ〜(⁠☆⁠▽⁠☆⁠)Eテレで〜魔入りました!入間くん 4th 第24話 「一番豪華な餞(はなむけ)を」の〜始まりだ〜
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「ランク昇級 おめでとう」

贈り物を身につけた入間に、バチ子は「師匠は 弟子が活躍したら 評価して 褒めてやるのが 責務ってもんだ」と言い、「よく似合ってんじゃねえか」「ランク昇級 おめでとう」「イルマ」と続ける。入間の答えは「ありがとうございます 師匠」。「アホ弟子」から始まった会話が、名前を呼んでの祝福で終わる。この一年、弓を教わってきた二人の関係がよく表れた場面だった。

師匠たちからの贈り物

同じころ、ほかの師匠たちもそれぞれの弟子のもとを訪れていた。

「私 初めてできた弟子が あなたたちでよかったなって」

ある師匠は「まだしっかり言ったことなかったから」「ちゃんと伝えなきゃと思って」と前置きし、「私 初めてできた弟子が あなたたちでよかったなって」と打ち明ける。くろむはファンから「イルミちゃんと またライブしないんですか」と聞かれ、「目の前に私がいるのに 私以外の話をするの」と返して場を収める。ミスター・ハットのように、サインを求めて列に並ぶ姿も描かれる。師匠たちの贈り方は一人ひとり違っていて、それぞれの師弟関係の色がそのまま出ている。

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「ドキドキ 二択クイズ」

別の師匠は「ドキドキ 二択クイズ」を仕掛ける。「どちらかにプレゼントが入ってるよ」「見事当てたらプレゼント」と言いながら、「でも外したら」「このプレゼント 超高額で買い取ってもらう」と条件をつける。弟子たちの答えは「上等」「望むところ」「勝負」。ただでは渡さないのが悪魔の師匠らしく、受けて立つのが問題児クラスらしい。

「あれ なんか みんな感じが違う」

翌朝、教室に集まった入間は「あれ なんか みんな感じが違う」と気づく。「師匠からの贈り物でござる」と身につけたものを見せる者もいれば、「私は母から絶対つけろと」と話す者もいる。入間の耳元も「イルマ様のイヤリングも負けていません」とほめられる。クララと同じものをつけていると気づいて「待てよ アホクララ」「なんでお前が同じものをつけてる」とむくれる声も上がる。「二年生へのお祝いを ありがたく受け取りなさい」「愛と音のヴィーナス 匿名希望より」という手紙が添えられた贈り物もある。一人ひとり違う贈り物が、クラス全員に同じ朝に届いている。

「しかも みんな同時でしょ 妙じゃない」

「みんな 師匠や家族から プレゼントもらったんだ」という入間に、「なんで急に」「しかも みんな同時でしょ 妙じゃない」と疑問の声が上がる。それでも「やっぱり 嬉しいよね」「なんだかんだ言って 俺らのこと 認めてんのかな」「まったく素直じゃないですな」と会話は明るい方へ進み、入間は「きっと 僕らを見込んで すっごい期待してくれてるんだよ」とまとめる。同時に届いたことを妙だと感じながらも、素直に喜ぶところに、このクラスの一年間の変化が表れている。

贈り物の裏にあったTS計画

贈り物が一斉に届いた理由は、大人たちの側で描かれる。

「孫の指導役を蹴った」

ある場面では、「本当に 断るの」と問われた側が、「レイヂの師匠に ちょうどいいと思ったのに」「私の教え子の中でもトップクラス」と惜しまれている。問われた側は代わりに「ですので 私の弟子たちを」「ライバル候補として 推薦しても いいでしょうか」と申し出る。別の場所では「孫の指導役を蹴った」ことが話題になり、「直々のお達しだろうが」と驚かれても、本人は「僕は新しい遊びを見つけて忙しいの」「遊ぶおもちゃは自分で決めるよ」と取り合わない。師匠たちは、レイヂの指導役になる道を断って、自分の弟子を選んでいる。

十三冠パイモンとハット

十三冠パイモンは「今は忙しいか」とつぶやいたあと、ハットに声をかける。ハットは「お嬢様のご命令に 沿いたい気持ちは 山々です」と前置きしつつ、「すでに私は同じような取り組みをしていましてな」と答える。主の頼みであっても、すでに手がけているものがあるからと、ハットもまた首を縦に振らなかった。十三冠の側が用意した育成の枠組みに、師匠たちが次々と加わらない流れがはっきりしてくる。

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パイモン
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「我々の弟子になったからには平穏などありませんよ」

師匠たちの側からは、問題児クラスへの評価が次々に語られる。「彼らは逆境を楽しむことができる才がある」「その生意気で危ういところを見れば見るほど」「ついつい育てたくなってしまうのです」。さらに「もっともっと彼らには極限を知ってもらわねば」「考えるだけで興奮してしまいますな」と続き、「楽しそうだな」と言われれば「我々の弟子になったからには平穏などありませんよ」と返す。祝いの品は、次の試練へ送り出すための餞でもあった。「どこにいても 一目見てすぐにそれと分かるように」「印をつけておきました」という言葉も聞こえてきて、祝いだけでは終わらない気配を残している。

魔界に来て1年

学年最後の夜、入間はサリバンとオペラと一緒に食卓を囲む。

「おじいちゃんの孫になって1年間」

「今日は お祝いだよ」と用意された食卓で、入間は「ありがとう オペラさん おじいちゃん」と言ったあと、改まって「おじいちゃんの孫になって1年間」「本当にお世話になりました」「これからもよろしくお願いします」と頭を下げる。サリバンは「もちろんだよ」「おじいちゃんこそよろしくね」と応え、オペラにも「オペラさんも1年間ありがとう」「これからもよろしくね」と伝える。返事は「はい こちらこそ よろしくお願いします」。魔界に売られてきた少年が、一年たって自分から家族にあいさつをしている。

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「とっても 楽しかった」

食事のあと、入間は「ほんとに ほんとに幸せだ」とつぶやく。そして「まだ僕が魔界に来て 1年しか経ってないんだ」「すっごく いろんなことがあったな」と振り返り、「とっても 楽しかった」と言いながら眠りに落ちる。最終回で一年の総まとめを語るのが、ほかの誰でもなく入間自身の寝言のような独白なのが温かい。

2年生の始まりと「ようこそ バビルスへ」

新学期の朝、「今日から2年生だね」「新しい制服がよくお似合いです」と送り出された入間は、「行ってきます」とバビルスへ向かう。

新入生の目に映る「ロイヤル・ワン」

物語の視点は、ここで一人の新入生に移る。「ここがバビルス」「すごすぎて緊張してきた」と人の波に流されていった先にあったのが、ロイヤル・ワンだった。「それは バビルスの絶対不可侵領域にして 魔王の遺産」「しかし現在 この扉は開け放たれている」という語りに、問題児クラスが一年で成し遂げたことの大きさが込められている。新入生は「一体どんな悪魔なんだろう」「きっと 恐ろしくて 威厳のある感じなんだろうな」と、会ったこともない先輩を想像する。一年前の入間と同じ立場の新入生の目を通すことで、問題児クラスがどれほど遠い存在になったかが分かる。

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ロイヤル・ワン
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問題児クラスの登場

やがて問題児クラスが姿を見せると、周囲は大騒ぎになる。「一年生には優しくするでござるよ」と声をかける者、「ハンカチ ティッシュは 持ってるかな」「わからないことがあったら 先輩に何でも聞いてね」と世話を焼く者、「どいつもこいつも はしゃぎよって」と不機嫌な者もいる。それでも新入生の目には「でも なんて圧倒的なオーラ」「これが アブノーマルクラス」と映る。一年前は問題児と呼ばれていたクラスが、今では後輩に憧れられる先輩になっている。

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東山さんの冷たい眼!
ありがとうございます!ありがとうございます!
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「僕 入試がギリギリで」

人の多さに酔った新入生に、「人酔いかな」「はい お水」と声をかけたのは、認識阻害のメガネをかけた入間だった。新入生は「すごいですよね アブノーマルクラス」「僕 思わず圧倒されちゃいました」と言い、「情けない話ですけど」「僕 入試がギリギリで」「入学できただけで 奇跡っていうか」「僕みたいな悪魔が この先 うまくやっていけるのかなって」と不安を打ち明ける。自分の正体を知らない相手だからこそ、入間は一人の先輩として話を聞くことができた。

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入試がギリギリでも合格は合格です
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「ようこそ バビルスへ」

入間は「僕もね 最初は すごい不安だったんだ」と答え、「バビルスで いろんな悪魔と出会って」「一緒に過ごしていくうちに」「すごく大切な場所になったんだよ」「この学校に通えて 本当によかったと思ってるんだ」「だから きっと大丈夫」「君も同じように この学校を好きになると思うよ」と続ける。仲間たちに「イルマ様」と呼ばれて正体が分かったあと、入間は「認識阻害 外すね」と素顔を見せ、「何かあったら 先輩や先生に相談してね」「この学校は 優しくて素敵な悪魔ばっかりだから」と言い、最後に「ようこそ バビルスへ」と迎える。一年前、何も分からないまま魔界に来た入間が、今度は迎える側として同じ言葉を贈っている。

まとめと考察

第24話は、師匠たちからの贈り物と進級を通して、入間たちの一年間を締めくくる最終回だった。

贈り物は祝いであり、印でもある

師匠たちの贈り物には、「弟子が活躍して 嬉しくねえ師匠なんていねえんだよ」という素直な祝いと、「我々の弟子になったからには平穏などありませんよ」という次の試練への予告の両方が込められていた。副題の「餞」は、別れの贈り物であると同時に、新しい場所へ送り出すための贈り物でもある。一年の終わりに祝いを受け取った問題児クラスは、そのまま二年生という新しい舞台へ押し出されていく。

▼ ネットの反応

NHK Eテレ他で好評放送・配信中!
アニメ『魔入りました!入間くん』第4シリーズ
9/26(土)放送 第24話「一番豪華な餞(はなむけ)を」あらすじ・先行カット公開!

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迎えられる側から、迎える側へ

最終回の後半は、一年前の入間と同じ立場の新入生を主役にしている。入学できただけで奇跡だと言う後輩に、入間は自分がこの学校を好きになった理由をそのまま渡した。魔界で居場所を見つけるまでの一年間が、一人の後輩を安心させる言葉になっている。それが、このシリーズの一番豪華な餞だったのだと思う。

「またいつの日か」

語りは「新学年 開幕」「誰も予想しえない 混沌の幕が開く」と告げ、問題児クラスに「前代未聞の」試練が待っていることを示したうえで、「この話は」「またいつの日か」「お届けすることにしよう」と結ぶ。物語を閉じるのではなく、続きがあることを約束する形で幕を下ろしたのが、この作品らしい最終回だった。

アニ
入間くんが迎える側になったでござる
ラン
「ようこそ バビルスへ」、泣けるわね!
キャロ
魔界に来て、まだ一年しか経っていないそうです。
アニ
またいつの日か、続きを待つでござる

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