『朱色の仮面【第1クール】』第5話「伝心の仮面」感想|ペルの告白とモクの許し

『朱色の仮面【第1クール】』第5話「伝心の仮面」感想|ペルの告白とモクの許し ファンタジー

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モレノの娘ティナを、マーロンの手から連れ出す作戦がいよいよ動き出す。その前の晩、ペルは出会って間もないモクに、ずっと背負ってきた罪を打ち明けた。博物館では、ペルを仲間に誘う不気味な男クラウンも待ち受けている。変装の仮面を使った作戦、ペルの告白に返したモクの乱暴で温かい言葉、そして心の声が筒抜けになる中での母と娘の再会まで、第5話「伝心の仮面」を振り返っていく。

アニ
朱色の仮面第5話でござる
ラン
モクがいいやつすぎた!
キャロ
ティナさんとお母さんの再会に注目です。
アニ
順に見ていくでござる

ティナを連れ出す作戦

被った人間と触れたものを変える仮面

『朱色の仮面【第1クール】』第5話「伝心の仮面」は、マーロンの側の作戦会議から始まる。「侵入者は必ず戻ってきます」、「我々は待っていればいい」。潜入したのがペルという少年で、姿を消せる仮面を使ってガストンの仮面を壊し回っていることまで、すっかり見抜かれていた。しかも「消える仮面は伝心の仮面と相性が悪い」。前の話でソナから借りた仮面の手は、もう通じそうにない。

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┃本┃日┃放┃送┃

TVアニメ『#朱色の仮面』
第5話「伝心の仮面」

本日 夕方5時30分〜
読売テレビ・日本テレビ系全国ネットにて放送

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一方のペルたちは、マフィアが宿屋にまで来ていたと知って、モクの知り合いである取り立て屋のジャンニのアパートに移っていた。「なんで俺んとこに来るんすか」とぼやくジャンニをよそに、届いたピザに「やったー おいしそう」とはしゃぐ一行。「俺の飯が」という嘆きも含めて、緊張の続く街の中のつかの間の団らんがほほえましい。

問題は、どうやってティナを連れ出すか。「マーロン一味はなんとかできる」、「でも ピエロ男とマスク女は別だ」、「あの2人はティナから引き離さないと」。そこでペルが取り出したのが新しい仮面だった。かぶったとたんにペルが老人の姿になり、「ペルがおじいちゃんになっちゃった」とソナが目を丸くする。

その名も変装の仮面。「被った人間と触れたものを想像した姿に変えられるんだ」。「お前こんなのまで作れんのかよ」と驚かれるほどの出来だが、「触られると外れちまうんだ」という弱点もある。「でけえ弱点だな」と突っ込まれつつ、「代わりにこの仮面は長い時間被れる」。万能ではないぶん、使いどころを考え抜く必要がある。ペルの仮面はいつも、そういう一長一短の作りになっているのが面白い。

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#朱色の仮面 伝心の仮面
モクのこの性格はいいな
きっとこいつも過去に何かあったんだろうけど、一人ポジティブなやつがいるのは大事

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仮面屋に化けて気を引く

作戦はこうだ。「ピエロ男は仮面を集めてるって言ってた」、「なら訪ねてきた仮面屋を怪しんでも無視はしないはずだ」。「つまり仮面屋に変装して気を引く作戦ってこと?」。その間に、ティナを連れ出す役を任されたのはモクだった。「え 俺?」と渋るモクに、「剥がし屋紹介してやるんだから それくらいやれよ」。それでも乗り気でないモクが、モレノの「謝礼は必ず支払います」のひと言で「それなら話変わるわ」、「先払いで」と態度を変えるのには笑ってしまった。

にぎやかな一行を見ていたモレノは、「なんだか昔のことを思い出してしまって」、「あの子も友達と楽しそうにしてた」と目を細める。「ぜひティナとも仲良くしてやってくれませんか」という頼みに、ソナは「もちろん」と即答した。「女の子の友達って久々だな」とうれしそうなソナに、「かわいそうなやつ」と茶々が入るやり取りも、この一行らしい。娘を失いかけている母親の前で、ふと昔の娘の姿が重なる。この小さな場面が、終盤の母と娘の再会に効いてくる。

ペルの告白とモクの返事

俺なんだ

その夜、眠れずにいたペルにモクが声をかける。「右腕痛むのか」。強がるペルに、「隠さなくていいじゃん」、「俺じゃなくてソナにな」。「お前らってとっくに」、「しけた面見せ合う仲だと思ってた」。軽い口調の中に、二人をよく見ている優しさがにじんでいた。

逆にペルが、拠点を移す手際の良さから、モクのこれまでを尋ねる。「俺はただのウェイターだぜ」、「重たい過去なんかねえや」とかわしたモクは、「どっちかっつーとペルの方が」、「波乱万丈っぽいけど」と水を向けた。そこでペルが口にしたのが、ガストンとその弟子たちを皆殺しにしたのが弟子の一人だという噂。そして「俺なんだ」。

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#朱色の仮面 伝心の仮面
モク、いいやつだな
なんやかんやで

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驚くモクに、ペルは心の内を明かしていく。「旅してると」、「ふと気が抜ける時があるんだ」、「そういう時」、「みんなが俺を指さしてくる」、「あの時の罪を忘れるなって」。第1話から背負い続けてきた罪の重さが、ここで初めて言葉になった。ソナにも見せてこなかった弱さを、出会って間もないモクに打ち明けたのは、モクの軽さがかえって話しやすかったからなのかもしれない。

ひとまず俺が代わりに許してやる

それに対する返事が、この回でいちばん心に残った。「バーカ」、「死んだ奴はそもそも恨めねーよ お前がお前を許せないだけで」。そして「ひとまず俺が代わりに許してやる いい子だからもう寝ろ」。慰めでも説教でもない、乱暴だけれど温かい言葉だった。「けどまぁ わかっててもたまんねー時ってあるよなぁ」と付け加えるあたりにも、モクにも何か抱えているものがあるのではと思わせる含みがある。

罪をなかったことにするのではなく、ひとまず自分が許してやるという言い方が絶妙だ。ペルが自分を許せる日が来るまで、代わりに許しておいてやる。そんな距離感の優しさは、ずっと一人で背負ってきたペルにとって、何よりの救いになったはずだ。前の話まではどこか軽い仲間に見えていたモクの印象が、この場面でがらりと変わった。

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僕は今、『朱色の仮面(The Vermilion Mask)』第5話を見ています
このアニメも遂に中盤に入りました。
後半戦に向けてますます盛り上がります。
来週でこのアニメの最終回まであと半分となります。
#VermilionMask #朱色の仮面 #突入
#1週間後 #7日後

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博物館での攻防

クラウンの誘い

翌日、博物館に老人の仮面屋が現れる。「この方が仮面の鑑定をしたいと」、「最高傑作の仮面がございましてなぁ」。その隙にモクは奥でティナを見つけ、「伝心の仮面のせいでマフィアに利用されてんだろ」、「ひとまず出んぞ」と連れ出しにかかる。ところが「その子をどこに連れて行こうというのかね」。作戦は早くも見抜かれていた。

老人の前に立ったのは、ピエロのような仮面の男、クラウンだった。「仮面作りだけではなく お芝居もお得意なようですね」、「時間稼ぎと分かっていながら こうしているのは あなたと話したいと思ったからです」。トランクの中身がガストンの作った武神の仮面だと見抜いたうえで、「ともに仮面の力で」、「このつまらない世界を変えましょう」と誘いかける。

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#朱色の仮面 伝心の仮面
だからピエロみたいな面でその服ちぐはぐなんだってw

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丁寧な口調のまま核心を突いてくるクラウンは、これまでの敵とは明らかに違う不気味さがあった。仮面を集めて世界を変えようという考えは、仮面を壊して回るペルとは正反対だ。ペルの返事は「お前らの仲間にはならねえよ」。きっぱりとした拒絶が気持ちいい。

土竜の仮面とソナの大芝居

そしてここで、この作戦の本当の仕掛けが明らかになる。老人の正体はペルではなかったのだ。床に沈むように姿を消したペルが使ったのは、モグラの仮面。地中から現れてクラウンを捉える場面は、カメラが地面の下と上を行き来する演出も相まって見応えがあった。

「よくやった ソナ」、「あいつなら武神の仮面の気配が分かると思ったよ」、「おかげで老人を俺だと疑わず 隙を作れた」。変装の仮面で老人になっていたのはソナで、武神の仮面の入ったトランクを持たせることで、クラウンに老人をペルだと思い込ませていたのだ。触られると外れてしまう弱点を抱えた仮面で、あの不気味な男と向き合い続けたソナの肝の据わり方にも拍手を送りたい。

それでもクラウンは一筋縄ではいかない。「もちろん種と仕掛けがございます」と平然と戻ってくると、カードを兵士に変える兵士の仮面、雲の仮面と次々に仮面を使い分ける。ペルは「お前はモクのところに行け」とソナを送り出し、「お前はここで止める」と一人で立ちはだかった。

仮面は命より重い

その後もクラウンは、風船の仮面、大砲の仮面と、さまざまな仮面を繰り出してくる。「仮面は命より重い」という言葉には、この男の価値観がそのまま表れていた。人よりも仮面を重んじる相手に、仮面を壊すために旅をするペルが挑む構図がはっきりする。

さらにクラウンは、「私あなたのファンなんですよ」、「武神の仮面で人を殺め尽くしたでしょ」、「過去は変えられませんよ」とペルの傷をえぐる。前の晩にモクの言葉で少しだけ軽くなった心に、すぐさま突き刺さる言葉。この落差が、クラウンという敵の嫌らしさを際立たせていた。

第5話のまとめ考察

出ても私が行くところなんてない

一方、モクはティナを外へ連れ出そうとしていた。「私は外に出たいなんて頼んでないわ」と拒むティナに、「そうはいかねえよ」、「あんたの母さんが待ってんだ」。伝心の仮面の力で心の声が漏れ出し、「やだ 声が勝手に」、「何これ 気持ち悪い」と周りの人間が戸惑う中、ソナの心の声は「友達になれるかな」だった。ペルを案じるモクの心の声には、「優しいじゃん」と突っ込みが入る。心が筒抜けになる仮面が、かえって一行の素直な気持ちを浮かび上がらせていくのが面白い。

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あら^~ #朱色の仮面

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それでもティナは叫ぶ。「全部無駄、無駄なのよ!」、「出ても私が行くところなんてない!」、「ここが私のいれる唯一の場所なのよ!」。そこへソナが語りかける。「自分の気持ちに嘘ついちゃダメだよ」、「世界って思ってた以上に広いみたい」、「ならティナちゃんを受け入れてくれる世界もあると思うんだ」、「私もその一人になりたい」。返ってきた「嘘つきね」、「心の声なのに」、「変なの」という言葉は、ソナの心の声と口に出した言葉が同じだったことを示している。国を失ったソナだからこそ言える言葉だった。

お前は自分の意思で仮面をかぶったんだ

そこへ現れた母のモレノは「ずっと会いたかった」と駆け寄るが、ティナは「来ないで!」と拒む。マーロンは「その女は、あんたさえいなけりゃって 心から言ったんだよ」、「でもね、アタイは違う」、「帰っておいで」と追い打ちをかける。前の話で描かれた母の弱音が、ここで娘を縛る鎖として使われるのが苦しい。さらにモレノには刃が向けられ、ペルも傷を負ってしまう。

▼ ネットの反応

朱色の仮面見た
変装の仮面や土竜の仮面便利やな!
地中に潜っての戦闘シーンのカメラワーク凄かった!
ペルが過去の罪を悔いている中、3人でティナ親子を救って、モクやソナと3人で笑い合ってる姿がエモすぎ
仮面の出会いで友達が出来てよかったね
来週も楽しみ
#朱色の仮面 #アニメ

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伝心の仮面で痛みまで伝わり、苦しむティナに、ペルは語りかける。「ティナ お前の痛み 俺にも分かるよ」、「お前は自分の意思で仮面をかぶったんだ」、「だったらその責任は負わなくちゃいけない」、「いつかを信じてひたすら進むしかねえんだ」。これは、自分自身に向けた言葉でもあったのだろう。罪から逃げずに前へ進むしかないという覚悟は、前の晩にモクに打ち明けた思いと地続きになっている。

そして「お母さん、私、一緒に帰ってもいいの?」。「当たり前よ」、「あなたは私の宝物だもの」、「一緒に帰ろう」。心の声が筒抜けになる仮面の前で、母の本音が娘への愛だったことが伝わる。前の話で娘を傷つけた言葉も、この言葉も、どちらも母の本当の気持ちだったのだと思う。ティナの仮面は割れ、「その仮面がある限り」、「あんたは利用され続けるんだからね」と言い放っていたマーロンを驚かせる。クラウンは「もうここに用はありません」、「撤退しましょう」と退いていった。

友達とどう話してたか思い出せない

戦いのあと、モレノは「皆さん、本当にありがとうございました」と頭を下げる。「ほら、ティナもお礼」と促されたティナは「友達とどう話してたか思い出せない」と戸惑うが、ソナが「素直に伝えてよ」、「その方が私は好き」と背中を押し、「助けてくれてありがとう」。ずっと人の本音に囲まれてきたティナが、自分の素直な気持ちを口にできた瞬間だった。

▼ ネットの反応

抜いたら出血するので治療できる場所まではなんとかそのままでいようね
#VermilionMask #TheVermilionMask #朱色の仮面

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ソナの「モクってさ意外と優しいよね」に、「俺は剥がし屋を紹介してほしいだけだってな」と照れるモク。「モクもペルのこと心配してたよって話」に「そう言われるとシャクだわ」と返すやり取りで、三人の距離がぐっと縮まったことが伝わってくる。第5話は、心の声が筒抜けになる仮面を通して、ペルの告白、モクの優しさ、ソナの素直さ、そして母と娘の本当の気持ちが次々とあらわになる回だった。

最後にクラウンは「再生 許し 過去との和解」、「もしも彼が世界にとって大切な歯車の一部なのだとしたら」、「きっと面白いことに直面するでしょう」とつぶやく。ペルを見つめるこの男の思惑が何なのか、そして過去と向き合い始めたペルがどこへ向かうのか。仲間と笑い合えるようになったペルの旅の続きを楽しみに待ちたい。

アニ
三人の絆が深まる回でござった
ラン
ティナちゃんとも友達になれたね
キャロ
クラウンの思惑が気になります。
アニ
ペルの旅を見守るでござる

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