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三十木谷日向と薫は、豪雨の夜、山を見に行ったきり戻らない祖父を案じて禁足地の柵まで足を運んだ。そこで出会ったのは、異形の存在・屋跨斑。恐るべき祟り神という伝承のわりに、当人は現代に順応した気さくな性格で、不思議な交流が始まる予感がした。




山奥の出会いと異形の存在
雨夜の禁足地へ
豪雨が降りしきる夜、三十木谷日向と薫は、山を見に行ったまま帰りが遅い祖父を心配して家を出る。目指すのは、町の者が決して近寄らない、柵で隔離された禁足地。「柵前までなら怒られへんよ」と向かった二人が目にしたのは、地滑りで倒れた柵だった。
雨に濡れる兄弟の姿は、ただひたすらに祖父を案じる気持ちを表しているようにも見える。原作より絵柄が少し軽くなったという声もあるけれど、それでも二人の焦燥感や、山への不安といった感情はしっかりと伝わってくる。特に日向の表情には、何かを決意したような力強さが感じられるんだよね。
この雨夜の冒険が、これからどんな展開を見せるのか、期待が高まる。
屋跨斑との出会い
そこで二人は、異形の存在・屋跨斑と遭遇する。家屋をまたぐほど長大な蛇の体を持つ、伝承通りの恐ろしい姿。しかし、そこで待っていたのは、予想外の展開だった。
話してみれば屋跨斑は気さくな性格で、名前を変なところで区切られて「ああ、ヤマダさん?」と呼ばれ「そこで切るな。何人だよ」とツッコむ始末。祟り神の伝承とはかけ離れたゆるい掛け合いこそ、本作の魅力を凝縮していると言えるだろう。
スリーマンセルのような掛け合いもコミカルで面白いと評判だ。性別がこんがらがるという声もあるけれど、屋跨斑の存在は、物語に独特の彩りを添えているんだよね。
日向の戸惑いと屋跨斑への興味
山道での兄妹の会話から浮かび上がる関係性
1話冒頭、雨の中、山へ向かう日向と薫の会話がまず印象に残った。「父ちゃんも母ちゃんも電車止まって帰れねえってさ」「お山見に行ったじいちゃん遅えよな」。子供二人だけの不安な夜のはずなのに、どこか軽妙な姉弟のテンポが心地いいんだよね。
ちなみにSNSで「兄妹なのか姉弟なのか分からない」と話題になっていた薫は、女の子にしか見えない見た目で実は「長男」。この事実には屋跨斑も「これ以上わしを混乱させるのはやめてくれんか」と頭を抱えていて、性別こんがらがり問題は作中公認のネタなんだ。
日向が少し大人びた雰囲気で、薫が年相応の無邪気さを持っているように感じて、この先二人の関係がどう変化していくのか気になる。
異形の姿に戸惑いつつも…屋跨斑への親近感
そして、いよいよ登場する屋跨斑。禁足地に足を踏み入れた二人が遭遇するのは、まさに異形としか言いようのない存在だったよね。最初は「祟り神」という言葉が頭をよぎるんだけど、屋跨斑の姿を見た瞬間、「可愛い…?」って思っちゃったんだよね。
特に、日向と薫に懐かれるシーンは、なんだか微笑ましい。幾年もの伝承があるはずなのに、あっさりと二人に受け入れられてしまう屋跨斑の姿には、驚きを隠せない。
ネットで見たコメントにもあったけど、邪神ちゃんドロップキックみたいな怪異って言われていたから、もしかしたらそういうノリなのかな?でも、屋跨斑の優しそうな表情や、子供相手に遊んでくれる様子を見ていると、本当に優しい神様なのかもしれないなって思ってしまうんだ。
それにしても、服を着ていない姿は最初こそ驚いたけど、回を追うごとに慣れていくんだろうな…(笑) この先、屋跨斑がどんな役割を担っていくのか、そして日向と薫との関係がどう発展していくのか、画面の前で前のめりになって見守ってしまっている。
屋跨斑との距離が縮まる時間
警戒解き、穏やかな日常
豪雨の夜に出会った異形の存在・屋跨斑。正直、最初はどんな攻撃をしてくるのか、固唾を呑んで見守っていました。でも、二人の前に現れたのは、想像していた恐ろしい祟り神とはかけ離れた人柄だったんです。
むしろ、日向と薫に対して、どこか律儀で人懐かしい様子を見せている。「小学生男子の前で全裸はちょっと」と逆に気遣われる側なのもおかしい。特に印象に残ったのは、「温かい食い物は滅多に食えんのよ」とお供え物事情をぼやくシーン。
不器用ながらも優しさが伝わってくる屋跨斑の姿を見て、「本当に恐ろしい存在なのだろうか?」と疑ってしまうほどでした。この穏やかな時間が、これからどんな物語を紡いでいくのか、期待せずにはいられません。
スリーマンセル?コミカルな会話劇
日向と薫、そして屋跨斑の三人での会話劇は、どこか懐かしいスリーマンセルのような雰囲気を醸し出していました。「ヤマタギマダラ」と名乗った矢先に「ダラさん!」と縮められ、「めちゃくちゃ怠惰の印象を受ける呼び方じゃな」とぼやきつつ受け入れる様子は、コミカルでクスッと笑ってしまうほどでした。しかし、その裏には、人だった頃の名を思い出せないという、長い年月を生きてきた異形ならではの孤独感も感じられたんです。
原作を読んでいない人でも字幕があった方が分かりやすいというコメントもありましたが、確かに会話の流れが少し早口な部分もあったかもしれません。それでも、屋跨斑の独特な言い回しや、日向と薫との掛け合いは、このアニメの魅力の一つだと感じました。今後の展開では、もっと深く屋跨斑の内面を描いてほしいと願っています。
属性天国とこれから起こる出来事
屋跨斑、一体何者?気になる属性の数々
屋跨斑がもうめちゃくちゃ魅力的だってこと。異形って言われてるけど、どこか人間味も感じられるし…声もすごく落ち着くんだよね。それに、色々と気になる属性がたくさん!
元は人間の怨霊で、大蛇の山の主を取り込んで祟り神になったという成り立ちも重い。しかも祠の「縛り」が失われた今は「正確にはヤマタギマダラですらない」らしく、自分でも自分が何なのか分からないという揺らぎが切ないんだ。字幕があった方が分かりやすいってコメントも見て納得したよ。
この先、日向や薫姉弟とどんな関係を築いていくのか、本当に楽しみだ。なんだかんだで子供の相手してくれる優しい神様な印象を受けるけど、本当にそうなのか?恐るべき祟り神だったという設定もあるから、油断はできないし…。
色んな可能性があってワクワクするな。
日向と薫姉弟、そして屋跨斑との日常
これからどんな日常が描かれるのか気になっているんだ。幾年積もり積もった想いや伝承と現代の若者がどう絡み合っていくのか、っていうのも見どころの一つかな。不用心に踏み込まなければ祟られないって言われてるから、二人は無事に屋跨斑との関係を続けられるんだろうか?
薫を演じる寺澤百花さんの少年役も込みで、ああ、早く次が見たいな。ラストの「断るに断れないダラさん」よろしく、押しつけられたザリガニの行方も見ものだ。




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