『バンドリ! ゆめ∞みた』第13話(最終回)「夢限大みゅーたいぷ」感想|独り言は歌に、ビオラのおしゃべりは過去形になった

『バンドリ! ゆめ∞みた』第13話(最終回)「夢限大みゅーたいぷ」感想|独り言は歌に、ビオラのおしゃべりは過去形になった 学園

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『バンドリ! ゆめ∞みた』第13話の副題は「夢限大みゅーたいぷ」。十三本の副題のうち、漢字が入ったのはこの一本だけだ。前半で、あられは人に見せずに独り言を書きためてきたアカウントを、歌詞の材料として開ける。同じ回で、ビオラと組んでいた二人が、裏アカウントと別名義の配信を理由に契約を切られる。そしてビオラは「みんなとお喋りしたかった」と過去形で言う。最後に残るのは、版数を数えるのをやめて無限にしたバンドだ。

アニ
第13話の副題は「夢限大みゅーたいぷ」でござる。十三本目で初めて漢字が入ったでござるよ
ラン
あられちゃんが、ずっと独り言を書いてきたアカウントを開けるのね! 歌詞にするためなのね!
キャロ
ビオラさんと組んでいた二人は、事務所から契約を解除されています。
アニ
ビオラは最後に、みんなとお喋りしたかった、と言うでござる
  1. 副題「夢限大みゅーたいぷ」は、十三本目で初めて漢字が入った題だ
    1. 十二本がひらがなで、最後の一本だけが漢字を持つ
    2. 「たのしい」は、推量から過去を経て、先へ向かう形になった
    3. 紹介文の一行目は、隠していた気持ちの話だ
    4. 脚本と絵コンテは、第1話と同じ二人だ
    5. ライブパートに別の担当が立ったのは、二度目だ
  2. 独り言を置いていたアカウントを、歌詞の材料として開ける
    1. 最終話でも、学校の場面は雑談から始まる
    2. 相談は、ネットの件で黙っているかどうかだった
    3. 残してきた言葉が、全部そこにある
    4. 喋れなかった分を、独り言として置いていた場所だ
    5. 書き込みの一人称は「僕」だった
    6. 事務所は、中身を確かめてから許した
    7. 「裏側を見せる」やり方だ、という受け止めも出る
  3. 「炎上するのはあんただけ」と言った二人が、先に契約を切られる
    1. 燃やしといて、だんまり
    2. 謝っても許されない、と二人は言う
    3. 責め方は、あられへの執着が行き過ぎた、だった
    4. もっと上に行けた、に「行けないよ」
    5. 規約違反を報告したのは、ビオラのほうだった
    6. 裏アカウントと、別名義の配信
    7. それでも残れたのは、価値があるから
  4. 「輝きになりたかった」人は、努力するほど偽物になったと言う
    1. 花火の最後の輝き
    2. 輝きになりたかった
    3. キラキラ、チカチカ
    4. 偽物の優しさ、偽物の歌
    5. だから偽物は、偽物のやり方で輝くしかない
    6. 明るい目の顔と、歪んだ顔
  5. 最後にビオラが口にしたのは、「お喋りしたかった」だった
    1. おしゃべりは、あられとバンドの側の言葉だった
    2. 同じ言葉が、ビオラの口からは過去形で出る
    3. 誰もいない場所で話していた人と、みんなの目を集めていた人
    4. 第12話の「持ってない」の続きになる
    5. 努力を偽物と呼んでいるのは、本人だ
    6. ビオラは、ライブを見ていた
    7. 雨の中のビオラと、光の差す会場
  6. ライブの前に、版数を数えるのをやめた
    1. 人は飲まない、かえって飲み込まれる
    2. これ以上恥が増えたとして
    3. 甘いものは、戦の前の糖分補給だった
    4. 版数は、無限でよくなった
    5. 無限を、夢にする
  7. 何度でも生き返れる人と、版数を無限にしたバンド
    1. 条件付きの「何度でも」
    2. 条件のない「無限」
    3. 隠していた場所の使い方が、行き先を分けた
    4. 炎上は、宣伝として残った
    5. 過去形で終わった人と、先へ向かう形で終わった人
    6. 紹介文の最後の一行

副題「夢限大みゅーたいぷ」は、十三本目で初めて漢字が入った題だ

公式サイトのSTORYで、第13話の副題は「夢限大みゅーたいぷ」と出ている。第1話の「みゅーたいぷ」から始まった題の列は、バンド名をまるごと掲げて閉じる。公式サイトは放送終了を記念した特別番組の放送も告知しており、この回が最終話になる。

十二本がひらがなで、最後の一本だけが漢字を持つ

これまでの副題は、みゅーたいぷ、ちゅ~、すきにしろ、たのしいかも、たすけて、うんめい、こころあらたに、はなまる、かいさん、うみ、たのしかった、わかれと、十二本すべてがひらがなだった。十三本目で初めて、夢限大という漢字が題に入る。第1話と同じ「みゅーたいぷ」の前に、三文字が足された形だ。

「たのしい」は、推量から過去を経て、先へ向かう形になった

第4話の副題は「たのしいかも」で、第11話は「たのしかった」だった。第13話の公式の紹介文には、このステージから、もっと楽しくなっていく、という一行がある。推量で始まった「たのしい」が、過去形を通って、最後はこれから先へ向かう形で置かれている。

▼ ネットの反応

#アニメゆめみた 13話感想
僕たち夢限大みゅーたいぷ
あられちゃんの本物の光を奪ってもビオラさんは偽物の光にしかならない…そこに焦点を当てた構成は人は選ぶかもしれないけど、個人的には斬新で面白かった
SNSの炎上をテーマにした現代っぽさもありつつバンドアニメらしさもある良い最終回だった!

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紹介文の一行目は、隠していた気持ちの話だ

紹介文の一行目は、隠していた気持ちも、そのまま歌にしていく、と書く。二行目は、違うまま、それでも同じ場所に立っている、と続く。本編でいえば、一行目はあられのアカウントの話で、二行目はバンドとビオラの両方に当てはまる。どちらも、この回の中で具体的な場面になって出てくる。

脚本と絵コンテは、第1話と同じ二人だ

公式サイトによれば、脚本は後藤みどり、絵コンテは梅津朋美で、ライブパートの絵コンテにはささきけんたと梅津朋美が並ぶ。演出・CGディレクターは小川浩太朗で、第11話に続いて二本目になる。脚本が後藤みどり、絵コンテが梅津朋美という組み合わせは、第1話、第2話、第5話、第12話、そしてこの回の五本で、始まりの二本と終わりの二本を同じ組が担当した。後藤みどりの脚本は、これで七本目になる。

ライブパートに別の担当が立ったのは、二度目だ

各話のスタッフ欄を並べると、ライブパートを分けてクレジットしているのは、第7話とこの回の二本だけだった。第7話は、律を迎えた五人が初めて一緒に立ったステージの回にあたる。五人の最初のライブと最後のライブに、同じ扱いのクレジットが付いている。

▼ ネットの反応

#アニメゆめみた
全13話とも最高でした!
良い夢、見させてもらいました!

再来週のフリーライブ、来月の13thライブ、アワノツにての続編、毎月(?)来るであろう新曲、各所でのコラボ!

ぜ~んぶ楽しみだねぇ〜✨️

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独り言を置いていたアカウントを、歌詞の材料として開ける

前半の学校の場面は、昼を食べ終えたところから始まる。体育の話、漫画の新刊の話が続いたあと、ネットの件で相談ごとが持ち込まれて、話の向きが変わる。

最終話でも、学校の場面は雑談から始まる

実際体育なんてなくても困らなくない、生きてるだけで体力使ってるんだし、激しく同意します、と、まずは体育への不満で盛り上がる。昨日発売の17巻が本当に素晴らしくて、という漫画の話には、それは良くない方のネタバレです、と止めが入る。最終話でも、学校の場面はライブや炎上の話ではなく、いつもの雑談から始まっている。

相談は、ネットの件で黙っているかどうかだった

結構重大かつ慎重なご相談がありまして、と前置きして出てくるのは、ネットでのいろいろ、やっぱり僕から何かちゃんと言わなきゃと思って、という話だ。すぐに、賛成、ここで無反応は悪手じゃない、と返ってくる。第12話の公式の紹介文にあった、黙っていたら何も変わらない、という一行が、ここでは相談の出発点になっている。

残してきた言葉が、全部そこにある

話は、今までのいろんな言葉を残してるって、という一言で動き出す。「あられちゃんの本当の気持ちでしょ」と押されて、「そうかも」と返ったあとに、「僕のいろんな今が全部書いてある」と続く。歌詞の材料は、どこかから探してくるのではなく、あられがすでに書きためていた。

喋れなかった分を、独り言として置いていた場所だ

アカウントの説明は、喋れなかった分、ここで独り言みたいに、というものだった。読み上げられる書き込みにも、ここは誰もいないから、おしゃべりできる、僕のおしゃべりだってバレたらダメだ、という言葉が並ぶ。おしゃべりという言葉は、もともと人に見られない場所で使われていた。

書き込みの一人称は「僕」だった

書き込みは、僕には歌しかないから、僕をやめよう、今は僕だから、と、一人称の「僕」で書かれている。カーテン開けた、空って青かったんだな、という一行もあれば、今日、みゅーたいぷになった、新しい人生だ、という一行もある。カーテンを開けたことが一行になる頃から、バンドに入った日までが、同じ場所に続けて残っている。

事務所は、中身を確かめてから許した

事務所の判断を仰ぐと、答えは、いいんじゃない、だった。仲町さんが今の気持ちを歌詞にしたいって思ったなら、と理由を添えつつ、とはいえリスクヘッジは大事だからね、先にアカウントの中身確認させて、と続く。赤裸々すぎない、大丈夫、と念を押されて、返事は、もちろんです、の一言だった。

▼ ネットの反応

#アニメゆめみた 13話(終)

“さよならを告げる頃に”と、ビオラさんに背を向けるあられちゃん。そこに、因縁と決別して、過去残した“ボクの言葉”を歌詞で紡いだように、“夢限大みゅーたいぷ”として、何度だって夢を見る輝きに満ち溢れていて尊い。今後も、「夢はパワー!」にファイトです!
#バンドリ

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「裏側を見せる」やり方だ、という受け止めも出る

アカウントを使う話には、あえて裏側を見せて相手を取り込むやり方、全然アリですよ、という受け止め方も出てくる。見せ方の作戦として聞けば、そう読める。ただ、あられの側の説明は最初から、喋れなかった分を置いていた場所、というだけで、誰かを取り込む話はしていない。裏側という言葉は、この回の後半で、まったく別の形でもう一度出てくる。

「炎上するのはあんただけ」と言った二人が、先に契約を切られる

ビオラの側では、フェアリィブゥケで組んでいたベルとポポの二人が、店でビオラを問い詰める場面が入る。ここで起きるのは、燃やした人を燃やそうとした側が先に燃える、という順番の入れ替わりだった。

燃やしといて、だんまり

二人のうち一人が、ダッサ、と吐き捨てる。続くのが、散々人のこと燃やしといて、自分がやられたらだんまりって、という言葉だ。これまで人を燃やす側にいたビオラが、ここでは黙る側に回っている。

▼ ネットの反応

ポポ「だッさ…散々人のこと燃やしといて
 自分がやられたらだんまりって」

汎用性が!高すぎる!
#アニメゆめみた #ゆめみた #バンドリ

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謝っても許されない、と二人は言う

でもこれ、もう謝っても許されなくない、に対して、許されないよ、と答えが重なる。理由は、泣こうが正直に話そうが、あんたの行動原理に明確な悪意があるからね、仲町あられを貶めてやろうっていう、と説明される。クレマチスにも意地悪してた、それも仲町あられへの嫌がらせなんでしょ、と、二人はビオラのしてきたことを一本の線にまとめてみせる。

責め方は、あられへの執着が行き過ぎた、だった

やりとりの中では、でもおかげでイベント盛り上がったよね、フォロワー倍増したし、という得の話も出る。そのうえでビオラに向けられるのが、あんたはすごいよ、ただ仲町あられに執着しすぎ、という評価だ。やり方そのものより、あられへの執着が行き過ぎたことを責める言い方になっている。二人は、事務所にも報告した、飛び火は勘弁だから、炎上するのはあんただけだよ、と言い渡す。

もっと上に行けた、に「行けないよ」

こんなことにならなければもっと上に行けたはずだ、という恨み言に、ビオラは、行けないよ、と返す。続きは、私とあなたたちじゃ行けない、だった。グループが上に行けなかった理由を、ビオラは今回の騒ぎではなく、組んでいる顔ぶれの問題として言い切る。

規約違反を報告したのは、ビオラのほうだった

直後に、二人の携帯に届いた連絡を見て、なんであたしたちが、という声が上がる。ビオラは、あなたたちがやっていた規約違反、事務所に報告したよ、こんなに早く対応してくれるとは思わなかったけど、と明かす。画面に届いた連絡は、ベルさんとポポさんとの契約は本日をもって解除となりました、というものだった。

裏アカウントと、別名義の配信

連絡の文面には、解除の理由がはっきり書かれている。ベルさんがSNSの裏アカウントにて、第三者を装い情報漏洩を行っていたこと、ポポさんが許可なく私的に作成した別名義での配信にて、弊社所属のタレント複数人への誹謗中傷を行っていたこと、の二つだ。前半であられが開けたのも、人に見せずに書いてきたアカウントだった。人に見せない場所があったことは同じでも、片方では歌詞の材料になり、片方では契約解除の理由になる。

▼ ネットの反応

#アニメゆめみた 13話(閑話2)(終)
「小悪党と三下コンビ」の感が
この3人(ビオラ/ベル/ポポ)から出ていて
自業自得を画に描いた様なオチだったが
肝心な小悪党は成敗されていない。
物語に昼ドラの流れを感じていたが
「雨に唄えば」では許されざる行い故に
それだけは残念であったので続きが観たい。

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それでも残れたのは、価値があるから

なんであたしたちだけ、と食い下がる二人に、ビオラは、あなたたちが事務所に話したようなことは全部、と前置きして、クレマチスの名前を出す。第8話の冒頭、クレマチスが抜けた日の聞き取りでは、ビオラに仕組まれていたという訴えに、裏付ける証拠は何もない、という返事が出ていた。それでも私が残れたのは価値があるから、価値を与えられる限り、ビオラは何度でも生き返れるんだよ、というのがビオラの答えだ。二人の返事は、気持ち悪い、行くよ、だった。

「輝きになりたかった」人は、努力するほど偽物になったと言う

二人が去ったあと、ビオラの独白が始まる。第12話で、最初から持ってないから、どんなに頑張っても、キラキラの輝きは手に入らない、と話したビオラが、ここでその先を語る。

花火の最後の輝き

独白は、花火の最後の輝き、というたとえから入り、一瞬だけみんなの目を奪って、それで終わり、と続く。第11話の公式の紹介文は、その火は、もう止まらない、と結ばれていたが、燃え広がった火は、ここで花火の最後のひと光りにたとえられる。何を指したたとえなのかは言われないので、炎上で集めた注目のことにも、ビオラ自身のことにも読める。

輝きになりたかった

次に出てくるのが、私、輝きになりたかった、という一言だ。みんなを笑顔にして、落ち込んでる人も元気が出ちゃうような、と中身まで説明される。人を燃やしてきた人の願いが、人を元気にすることだった。第7話で、私の歌でみんな笑顔、と書き込んで荒れたことを思い出すと、言葉だけは最初から同じだったことになる。

キラキラ、チカチカ

キラキラ、チカチカ、と続く二語のうち、チカチカにはマイクを握るあられが映る。輝こうと努力すればするほど、の一節にも歌う姿が重なり、偽物になった、で赤い傘の下のビオラに切り替わる。輝きの見本がどこにあって、自分がどこに行き着いたのかが、四つのカットで順に並ぶ。

▼ ネットの反応

歪んできたな…… #yumemita #アニメゆめみた

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偽物の優しさ、偽物の歌

独白は、偽物の優しさ、偽物の歌、偽物の笑顔、偽物の輝き、と数え上げ、本物以外は全部偽物、と締める。優しさも笑顔も、ビオラにとっては本物か偽物かの二つにしか分かれない。途中の段階を認めない言い方で、自分をまるごと偽物の側に置いている。

だから偽物は、偽物のやり方で輝くしかない

たどり着く結論が、だから偽物は偽物のやり方で輝くしかないの、だった。涙を流しながら言い切るこの一言が、そのままこれまでのやり方の説明になっている。人を燃やして注目を集めるやり方は、本物になれないと決めた人が選んだ、偽物のやり方だった。

▼ ネットの反応

#アニメゆめみた 13話
“本物”の輝きを放つあられちゃんに対する
「嫉妬心」がビオラを変え
敵わないと認めているからこそ、自身に”偽物”の輝きを照らし追い続けたビオラ
それでも”本物”には勝てない
夢を無限に追い続ける「夢限大みゅーたいぷ」の観客全てを巻き込んだ最高のライブでした!
#バンドリ

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明るい目の顔と、歪んだ顔

この回には、明るい目で笑うビオラの顔と、口元を歪めたビオラの顔の両方が出てくる。見ている側には、輝こうとしていた顔と、偽物のやり方を選んだ顔の両方が残る。視聴者の感想にも、変わってしまった顔を惜しむ声が出ていた。

▼ ネットの反応

あんなにピュアだったのに… #アニメゆめみた #yumemita

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最後にビオラが口にしたのは、「お喋りしたかった」だった

独白の終わりに、ビオラは、みんなとお喋りしたかった、と言う。この回のもう一方の筋、あられのアカウントの話と同じ言葉が、ここで過去形になって出てくる。

おしゃべりは、あられとバンドの側の言葉だった

前半で読み上げられた書き込みには、ここは誰もいないから、おしゃべりできる、とあった。第9話では律が都子に、おしゃべりしませんか、と持ちかけ、第12話でも、歌でおしゃべりする、という言葉がライブをやる理由として出ていた。おしゃべりは、この作品ではずっと、あられとバンドの側の言葉だった。

同じ言葉が、ビオラの口からは過去形で出る

字幕には、みんなとお喋りしたかった、と出る。輝きになりたかった、に続いて、ここでも、たかった、で終わっている。ビオラが最後に言った二つの願いは、どちらも過去形だった。あられが書き込みを開けて先へ進むのと、同じ回の中で向きが逆になっている。

▼ ネットの反応

ビオラちゃんこんな悲しい終わり方なんて…
「本物の輝きになる」為に歌を唄って、配信をして、レッスンをしてその努力が「偽物」の訳がないのに…

「本物を目指すその過程こそ本物たりうる証」
それに気づけなかったことがビオラちゃんへの罰ですね…

#アニメゆめみた

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誰もいない場所で話していた人と、みんなの目を集めていた人

あられは、誰もいない場所でしか話せなかった。ビオラは、みんなの目を奪うことはできても、みんなと話すところまでは行けなかった。みんなとうまく話せなかった二人のうち、片方は書きためた言葉を外に出し、片方は願いを過去形で言うところで終わる。

▼ ネットの反応

#アニメゆめみた
13話見た!最後までビオラをヒール役として描き続けたな〜w改心するか、もっと攻撃的になるかなとか思ってたけど、最後は1人で去っていったね…
ビオラは偽物だった、本物の輝きを持つあられは歌でおしゃべりをした
この2人の対比とライブ良かったなあ〜
#ゆめみた
#バンドリ

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第12話の「持ってない」の続きになる

第12話のビオラは、最初から持ってないから輝きは手に入らない、と言っていた。この回の独白は、そこから先の話にあたる。持っていないと思った人が、重ねてきた努力の結果を、自分で偽物と呼んでいる。

努力を偽物と呼んでいるのは、本人だ

輝こうと努力すればするほど偽物になった、という言い方は、努力した事実までは消していない。その努力を偽物と決めているのは、見ている側ではなく、ビオラ本人だ。視聴者の感想にも、努力が偽物のわけがない、という受け止めが出ている。

ビオラは、ライブを見ていた

ライブの場面には、歩道橋の上から、道を埋めた人の波を見下ろすビオラの後ろ姿が入る。違うまま、それでも同じ場所に立っている、という紹介文の二行目は、この後ろ姿にも当てはまる。舞台の上ではなく、同じ通りの少し高いところに立っている。

▼ ネットの反応

ビオラさんやっぱり見てたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
あられちゃんへの憎しみ込めた「大嫌いなんだよ」は「お前の輝きはここに居る誰よりも俺が理解してるんだよ」やら、だからこその「本当は大好きなんだよ・・」という憧れや羨望の意味合いも感じられてもう完全に主人公だったと思う。
#アニメゆめみた

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雨の中のビオラと、光の差す会場

ビオラの場面には雨が降り、赤い傘や、傘の間で両腕を広げる姿が映る。一方でライブの会場には、空から光が差し込む。雨の側と光の側が、ビオラとバンドではっきり分けて描かれている。

▼ ネットの反応

これ提案なんですけど、アニメゆめみたのOVA(番外編)みたいな形で
「アニメゆめ∞みた 全13話 ビオラ視点ver」作りませんか?

ぜんぶゆめみた側の視点で物語進んでいたので、アニメの内容は変えずにビオラの一人称で4話分くらいの総集編見てみたい。彼女の心情とかちゃんと覗きたい
#アニメゆめみた

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ライブの前に、版数を数えるのをやめた

場面がバンドに移ると、ライブ直前の支度になる。緊張をほぐす話、甘いものの話が続き、最後にバンドの版数の話で落ちる。

人は飲まない、かえって飲み込まれる

あられちゃん大丈夫、と声がかかったあとに出てくるのが、緊張した時、人は飲まない、かえって飲み込まれるよ、という助言だ。緊張したらまず深呼吸、脳に酸素入れて呼吸を整えるのが一番、と続く。手のひらに人と書いて飲むおまじないを、逆効果だと言い切る助言になっている。

これ以上恥が増えたとして

途中には、これ以上恥が増えたとして、という言葉も出てくる。炎上でさんざん恥をかかされたあとだから言える、開き直りの一言だ。深呼吸のあと、緊張ほぐれましたか、と確かめられ、話は、みんなとバンドできるの、へ移っていく。

甘いものは、戦の前の糖分補給だった

これ本当においしいですね、食べるの早い、というやりとりのあと、戦前の糖分補給にぴったりです、という一言が出る。戦、と聞き返されて、ライブでしょ、と返る。第12話で、仕事用の糖分です、ここぞという時に食べてください、と渡された糖分の話が、ライブの前にもう一度出てくる。糖分も緊張緩和にいいから、という声も重なる。

版数は、無限でよくなった

4.0では、練習中に2回くらいバージョンアップしませんでした、という確認から、ちまちまバージョンアップするのめんどくさ、もう無限でよくない、という提案が出る。いいですね、バージョン無限、と受けて、こうですかね、と形になる。第10話の、ユノちゃんが辞めたのは、みゅーたいぷ2.0でーす、という版数の言い逃れが、ここで数えるのをやめるところまで来る。

▼ ネットの反応

バンドリ!ゆめみたの13話(終)を見ました。当然ゆめみたメンバー5人の活躍でしょう。あられちゃん、律ちゃん、ののかちゃん、ユノちゃん、藤都子…みんなよかった。(個人的な感想) それにしてもビオラはよくわからん…。アニメは今回で終わりますが、アワーノーツで続きを見ると…。
#アニメゆめみた

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無限を、夢にする

そこへ、夢にしようよ、という一言が入る。無限大の「無」を「夢」に置き換えたのが、バンド名の夢限大だ。作品の題の「ゆめ∞みた」にも、無限大の記号が入っている。版数の話は、バンド名の字の成り立ちを、その場でもう一度作り直す形で終わる。

何度でも生き返れる人と、版数を無限にしたバンド

最後に、この回を通して並んだものをまとめておく。どちらも何度もやり直せることを口にしているが、中身はまったく違っていた。

条件付きの「何度でも」

ビオラは、価値を与えられる限り、ビオラは何度でも生き返れるんだよ、と言った。ビオラの「何度でも」には、価値を与えられる限り、という条件が付いている。誰かに価値を認められているあいだしか続かない無限だ。

条件のない「無限」

バンドの版数は、ちまちまバージョンアップするのめんどくさ、という理由で無限になった。こちらの無限には、何の条件も付いていない。数えるのをやめただけで、そのまま夢という字に置き換えられる。

隠していた場所の使い方が、行き先を分けた

あられは、人に見せずに書いてきた場所を開けて、歌詞にした。ベルとポポは、人に見せない場所で別の顔を使い、契約を切られた。隠していた場所があったこと自体は同じで、そこで何をしていたかが最後の行き先を分けている。

炎上は、宣伝として残った

開演前には、マジで炎上がいい宣伝になった感じ、注目を集めてくれたって思えば、感謝すらありますね、という声が上がる。ネットの書き込みにも、続きっていうか捏造、という反応が映る。燃やすために集められた注目が、最後はバンドの客として残った。

▼ ネットの反応

最後まで史上最高の悪役令嬢を全うしたビオラに拍手
これはビオラ大敗北までの物語でもあったんだろうなって今になって思える
本当に対になる裏主人公だった
#アニメゆめみた

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過去形で終わった人と、先へ向かう形で終わった人

ビオラの最後の言葉は、輝きになりたかった、お喋りしたかった、と過去形で並んだ。バンドの側は、紹介文の、このステージから、もっと楽しくなっていく、で終わる。十三話を通して「たのしい」をこれから先へ持っていけたのは、バンドのほうだった。

紹介文の最後の一行

紹介文は、その声は、どこまでも広がっていく、で結ばれる。誰もいない場所で書かれていた言葉が、道を埋めた客の前で歌になって、この作品は終わる。独り言から始まったおしゃべりが、最後は通りいっぱいに届くところまで来た。

アニ
バンドは版数を数えるのをやめて、無限にしたでござる
ラン
無限から夢になったのね! 夢限大みゅーたいぷなのね!
キャロ
ビオラさんの、何度でも生き返れる、には、価値を与えられる限り、という条件が付いていました。
アニ
十三話ぶんのおしゃべりを見届けたでござるな

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