『ホテル・インヒューマンズ 第2期』第16話 感想|甘さを嫌う新コンシェルジュ・コシバ

『ホテル・インヒューマンズ 第2期』第16話 感想|甘さを嫌う新コンシェルジュ・コシバ バトル・アクション

これまで関わってきた殺し屋たちを思い返し、コンシェルジュとしての自分の甘さに悩む生朗。そんな生朗の前に、ロンドン支社から沙羅の後輩であるコシバが赴任してくる。出会うなりコンシェルジュを辞めろと詰め寄るコシバと、険悪な空気の中で舞い込んだ老婦人の愛犬捜索の依頼。沙羅の答え、コシバの豹変、そしてヒューズ様の願いまで、第16話を振り返る。

アニ
新しいコンシェルジュが来たでござる
ラン
コシバの二面性がすごい
キャロ
沙羅さんの言葉が素敵でした。
アニ
順に見ていくでござる

第16話は生朗の甘さを問う新コンシェルジュ・コシバが現れる回

『ホテル・インヒューマンズ』第16話は、これまで関わってきた殺し屋たちを思い返し、コンシェルジュとしての自分の甘さに悩む生朗の前に、ロンドン支社から桐原シバ、通称コシバが赴任してくる回だった。沙羅の後輩にして生朗の先輩にあたるコシバは、出会うなり生朗にコンシェルジュを辞めろと突きつける。そんな険悪な空気の中で舞い込んだのは、殺し屋の老婦人からの、愛犬を探してほしいという依頼。甘さとは何かを正面から問いかける、新章の始まりにふさわしい一話だった。

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ホテル・インヒューマンズ第16話✨
これまで関わった殺し屋たちを思い返し、コンシェルジュとしての甘さに悩む生朗
そんな中、『ホテル・イン・ヒューマンズ』に新たなコンシェルジュがやってきた✋
ロンドン支社より赴任したコシバこと、桐原シバ

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生朗の甘さと沙羅の答え

冒頭、あくびを7回も噛み殺していた生朗に、お客様の前であくびをしたら私が殺しますよ、と釘を刺す沙羅。いつも通りのやりとりの後、生朗は沙羅に、どうしてこの仕事を続けているのかと尋ねる。きついし、怖いし、忙しいし、殺し屋様は大嫌い。それでも加瀬様の手紙も、リンゴ様の味噌スープも、昴様のピアノも、自分にできることはやらずにいられない。「甘いよね」と自嘲する生朗の言葉には、これまでの依頼一つひとつへの思いがにじんでいた。

後悔はしていない、と答える生朗に、沙羅は、自分ならどの依頼も違う形になったはずだ、あなたの甘さはあなただけのものだ、と返す。慰めてくれるなんて珍しい、と驚く生朗に、思い出しただけです、昔後輩に同じことを言われました、と沙羅。迷うことは先例のようなもの、本当に求めているのは私の答えではなく自分自身の悩みの答え。「あなたの答えはあなたにしか出せません」という言葉は、突き放すようでいて、生朗を一人のコンシェルジュとして認めている言葉でもあった。

それでも、ここに悪人はいません、いるのはお客様だけ、と念を押すのを忘れないのが沙羅らしい。生朗がどれだけ甘くても、相手が殺し屋であることに変わりはない。その線引きを忘れないことこそが、このホテルで働き続けるための条件なのだろう。

生朗が名前を挙げた加瀬様、リンゴ様、昴様は、いずれも生朗が深く関わってきたお客様たちだ。とくに前の依頼で昴様にピアノを教えたことで指が覚えてしまい、もう弾くつもりのなかったピアノをまた弾いてしまった、という話からは、依頼が終わってもお客様との時間が生朗の中に残り続けていることがよく分かる。殺し屋のための仕事でありながら、相手を一人の人として見てしまう。それこそが生朗の甘さであり、同時に生朗にしかできないコンシェルジュの形なのだと思う。辞めたいと言いながら辞めない理由が、この短い会話の中にすべて詰まっていた。

ロンドン支社から来たコシバ

バーでの鮮やかな仲裁

仕事帰り、生朗はホテルのバーへ。仕事帰りに珍しいと迎えたバーテンダーに、沙羅さんの真似、ここでしか聞くことのできないお客様の声もありますから、と答える生朗。沙羅の言葉に背中を押されて、生朗なりにお客様を知ろうとしているのが伝わる場面だ。それにしても沙羅さんって謎ですよね、あの若さでこの世界に精通していて、めちゃくちゃ強くて、と首をかしげる生朗。さっき働く理由もはぐらかされた、とこぼす生朗に、仲がいいね、と返されるのもほほえましい。

けれど、ここは殺し屋様が少しだけ心を開いて飲める場所。だからこそトラブルも起きやすい。案の定、テーブル席の客同士が一触即発の空気になったところで、さっと割って入ったのが一人の新しいコンシェルジュだった。こちらのカクテルはサービスです、宿泊中のお客様同士の非戦協定をお忘れでしょうか、ルールを守っていただけない場合は相応のペナルティが課されてしまいますが。穏やかな口調でありながら一歩も引かない対応に、客たちもすぐに矛を収める。

本日よりロンドン支社から赴任したという桐原の鮮やかな手際に、ああいう状況は専門外で、と素直に感謝する生朗。ところが桐原は、生朗の名前を確かめるなり態度を一変させる。「お前やめろコンシェルジュ」。報告書を端から端まで読んだ、なんだあの甘い仕事は、コンシェルジュの名で独りよがりな仕事をしやがって。僕の愛するこのホテルに、お前はいつか傷をつける。ナイフを突きつけて詰め寄る姿は、さっきまでの穏やかなコンシェルジュとはまるで別人だった。

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殺し屋様
#ホテル・インヒューマンズ
#HOTELINHUMANS

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沙羅先輩とコシバ

そこへ、ストップ、と割って入ったのが沙羅だった。沙羅の姿を見た途端、桐原は満面の笑みで駆け寄り、沙羅先輩、コシバただいま帰ってまいりました、と大はしゃぎ。さっきとキャラが全然違う、と生朗が叫ぶのも無理はない。自分の後をついて回る姿が小さい柴犬を思い出させることから、ついたあだ名がコシバ。沙羅が教えた後輩で、生朗にとっては先輩にあたる。赴任は一週間後のはずなのに、一日も早く成長した姿を見せたくて勝手に来てしまったという。

沙羅先輩に教えてもらってるからって調子に乗るな、勘違いするな、うぬぼれるな、とまくしたてるコシバ。似合ってない眼鏡をかけて甘ったれた仕事をするのはやめろ、とまで言われて、生朗も黙ってはいられない。沙羅に向ける顔と生朗に向ける顔の落差がとにかく激しく、この温度差がコシバというキャラクターの一番の魅力になっている。沙羅を慕う気持ちが強すぎるからこそ、沙羅のそばにいる生朗が許せないのだろう。とはいえ、バーでの仲裁ぶりを見れば、コシバがロンドンで優秀なコンシェルジュとして認められてきたことも確かだ。口の悪さの裏にある仕事への誇りが、これからどう描かれていくのかも気になる。

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#ホテル・インヒューマンズ
#HOTELINHUMANS
こしばくん、可愛すぎる…!それにめっちゃカッコいいし、まさに柴犬そのまんまじゃん!柴犬って元々クールでイケメンだしね
この声、本当に大好き…アニメ化してから、想像以上にワンちゃんっぽくてキュン死しちゃう!
(男主への特別扱いも好きです)

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愛犬エーデルを探して

ヒューズ様の依頼

険悪な空気のまま、ホテルにはヘルプ要請が入る。予約客のヒューズ様が、エーデルを探して、伴侶なの、誰より大切な私の、と取り乱していた。過去に誘拐や失踪の対応経験もある、と落ち着かせて話を聞くと、エーデルの年齢は12歳。人間で言えば自分と同じ60歳オーバーだというヒューズ様の言葉で、探してほしいのがミニチュアダックスフンドの愛犬だと分かる。

飼い犬の捜索とはね、とつぶやいた生朗に、犬だとやる気もランクも下がるわけ、最低だな、とすかさず噛みつくコシバ。そういうわけじゃない、と返す生朗との言い合いは続くものの、ホテルの裏方たちも、保健所や動物管理センターへの問い合わせ、SNSでの捜索願い、ポスター貼りと急ぎ動いてくれている。深夜では望み薄で、最後は足で稼ぐしかない。生朗とコシバは、二人で捜索に向かうことになった。なんでお前と二人なんだよ、沙羅先輩と一緒がよかった、とふてくされるコシバに、今夜はホテルも余裕がない、自分はここでヒューズ様のサポートをする、と告げる沙羅。成長した姿を早速見せたかったのに、と不満げなコシバの運転は荒く、今は安全運転してくれ、と生朗が懇願するやりとりには思わず笑ってしまった。険悪な二人の、なんともぎこちない共同作業の始まりだった。夜の街へ向かう車内の空気は、最後まで重いままだった。

▼ ネットの反応

#ホテル・インヒューマンズ 16話
生朗はこれまで関わってきた殺し屋について振り返ってたそう
そこに新たな後輩が入ってきて桐原シバで生朗にコンシェルジュやめろと言われた
そこに依頼がやってきて犬を探すという任務だった。生朗とシバの2人で行く事になった。生朗は見つけられるだろかね

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たった一つの命を

捜索に出る前、ヒューズ様は自分を責めていた。外れかけたハーネスを付け直そうとしたタイミングで雷が鳴り、大きな音にパニックを起こしたエーデルはそのまま逃げ出してしまった。心臓が悪く、年も年で、ずっと投薬治療を続けていて、薬を欠かしてはいけない。慣れない環境がストレスになることは分かっていたけれど、誰かに預けることはできなかったし、何より自分が離れることが怖かった。

そしてヒューズ様は、自分がどれほど身勝手な話をしているのかは分かっている、と語る。金を対価にたくさんの人の命を奪い続けながら、今から奪いに行こうとしながら、たった一つの命を助けてほしいとすがっている。それでも、エーデルと一緒にいる時間だけが私の生きる意味なの。殺し屋が守りたいたった一つの命という矛盾は、この作品がずっと描いてきたテーマそのものだった。生朗の甘さが試される依頼として、これ以上ないものだと思う。

エーデルが雷から逃げ出した場所に着いた二人のもとには、警察にも保護されていないという報告が届く。捜索の範囲を少しずつ広げていくしかない。頼みの綱は、エーデルの匂いがついた大好きなおもちゃだけ。心臓の悪い老犬に残された時間は決して長くない。早く見つけてあげないと、という焦りが、生朗とコシバの間にあった険悪な空気を、ほんの少しだけ同じ方向へ向けていくようにも見えた。ここで物語は次へと続いていく。

第16話のまとめ考察

甘さは弱さなのか

第16話は、生朗の甘さをめぐって、沙羅とコシバという二人の先輩がまったく違う答えを示した回だった。あなたの甘さはあなただけのもの、と受け止める沙羅と、甘い仕事はホテルを傷つける、と切り捨てるコシバ。どちらもホテルを大切に思うからこその言葉で、どちらが正しいとも言い切れない。沙羅がかつて後輩に言われたという言葉を生朗に返したのも、もしかするとその後輩こそがコシバだったからなのかもしれない。

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そして舞い込んだのが、殺し屋の老婦人の愛犬探し。人の命を奪う仕事をしながら、たった一つの命を救ってほしいと願うヒューズ様の依頼は、甘さを否定するコシバにとっても、甘さに悩む生朗にとっても、自分の仕事を問い直すきっかけになりそうだ。夜の街で、二人はエーデルを見つけられるのか。正反対の二人のコンシェルジュが、この依頼を通してどんな関係を築いていくのか、楽しみに見守りたい。

また、この回では沙羅という人物の謎もあらためて浮かび上がった。若くしてこの世界に精通し、圧倒的に強く、働く理由は語らない。そんな沙羅を、ロンドン帰りのコシバは心から慕い、生朗は少しずつ理解しようとしている。後輩二人がそれぞれのやり方で沙羅の背中を追いかけている構図は、これからのホテル・インヒューマンズの人間関係をいっそう面白くしてくれそうだ。沙羅自身がどうしてこの仕事を続けているのか、その答えが明かされる日も待ち遠しい。

アニ
甘さを問う回でござった
ラン
エーデルが見つかってほしい
キャロ
ヒューズ様の気持ちが切なかったです。
アニ
二人の捜索を見守るでござる

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