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第15話は「主(あるじ)に似るは魔界の摂理」「親しき仲にも」の2本立て。前半はジャズが誰にも言えなかった秘密――使い魔スプリット・ウルフのあまりにデビキュートな姿が明かされ、後半はリードのもとにアスモデウスから突如の決闘状が届く。しかもその内容は、まさかのゲーム勝負。まったく色合いの違う2つのエピソードを、前半・後半に分けてネットの反応とあわせて振り返っていく。




【前半】主に似るは魔界の摂理――ジャズの秘密
クールな外見の裏に隠されたスプリット・ウルフの正体
問題児クラスでひときわ冷静沈着なジャズ。彼には誰にも言えない秘密があるんだよね。それは、彼の使い魔であるスプリット・ウルフのこと。
デビキュートという言葉がぴったりの愛らしい姿は、ジャズのクールなイメージとはかけ離れているんだ。だからこそ本人は必死に隠していたわけで、その必死さがまた微笑ましい。普段のジャズとのギャップが面白いし、どうしてこんな使い魔を持っているのか――そこにこそ、今回のサブタイトルの答えが隠されている。
スプリット・ウルフの愛らしさは終始際立っていて、その姿に癒されたという声も多かった。派手なバトルが起きるわけではないぶん、キャラクターの素顔がじっくり描かれた一編だったと言えるだろう。
「主に似るは魔界の摂理」――使い魔は、主に似る
サブタイトルの「主(あるじ)に似るは魔界の摂理」が示す通り、魔界では使い魔は主に似るとされているらしい。だとすれば、あのデビキュートなスプリット・ウルフに似ているのは――ほかでもないジャズ本人ということになる。誰にも言えない秘密というのは、つまりそういうことなんだよね。
普段は口数も少なく、飄々としてつかみどころのないジャズ。その内側にある柔らかいものが、使い魔という形で外に漏れ出してしまっている――そう考えると、あの外見のギャップにも妙に納得がいく。隠したいものほど、いちばん近くにいる相棒に表れてしまうというわけだ。
ネットでも「こういうのでいいんだよ」という声が上がっていて、肩の力を抜いて楽しめる一編として受け止められていたみたい。大事件が起きるわけじゃないけれど、こういう回でこそキャラクターは愛されるんだよな。
【前半】スプリット・ウルフの可愛さに心を奪われて
デビキュートな姿に一瞬で落ちた
今回の15話、まず最初に衝撃を受けたのはジャズの使い魔、スプリット・ウルフでした。クールに見えるジャズと、あの可愛らしい姿の組み合わせが予想外すぎて…。ふわふわの毛並みとつぶらな瞳、何があんなにも愛らしいんだろうって、画面の前で前のめりになって見ちゃいました。
デビキュートという言葉がぴったりすぎる!普段は冷静沈着なジャズが、スプリット・ウルフを優しく撫でる姿も印象的でしたね。あのシーンを見た瞬間、「こういうのでいいんだよ」って心の中で叫んでしまったほどです。
魔界にだって可愛いものが存在するんだなって改めて感じました。
ジャズとスプリット・ウルフの関係性が好きなんだよな
ただ可愛いだけじゃなくて、ジャズとスプリット・ウルフの関係性もすごく好きなんです。普段はクールなジャズが、スプリット・ウルフに対してだけ見せる優しさがたまらない。言葉を交わさなくても、二人の間に深い信頼関係があるのが伝わってくるんですよね。
「主に似るは魔界の摂理」というサブタイトルを踏まえると、あの愛らしさはジャズ自身の内側にあるものの写し鏡ということになります。そう思って見返すと、飄々とした表情の奥にあるものまで愛おしくなってくるんですよね。ジャズにとってスプリット・ウルフがどんな存在なのか、これからも見守っていきたいです。
あの二人の絆を壊すようなことがないように、ただただ願っています。
【後半】親しき仲にも――アスモデウスの決闘状
突然の挑戦状に戸惑うリード
ここからは後半「親しき仲にも」。まず驚いたのは、アスモデウスがリードに決闘を申し込んだ瞬間だったな。入間のこと以外にはあまり関心を向けないあのアスモデウスが、自分から挑みに行くなんて…。しかも、なぜリードなのかという理由がまた読めない。
エリザベッタとの仲も順調で、上機嫌だったリードにとっては完全な不意打ち。入試首席の優等生で実力も折り紙付きのアスモデウスからの挑戦だもん、そう簡単に受け流せるものじゃない。何が目的なのかと頭を悩ませる姿が、なんとも可笑しかった。
いつも軽やかに立ち回るリードが、少しばかり狼狽える姿を見るのも新鮮だった。一方のアスモデウスは至って真剣そのもの。この温度差こそが、後半の面白さだったと思う。
勝負の舞台は、まさかのゲーム
そして、決闘の内容が「ゲーム」だと分かった時には本当に驚いたんだよね。アスモデウスといえば火炎系の魔術が持ち味だし、もっと激しいぶつかり合いを想像していたから…。それがまさか、よりにもよってリードの得意分野で挑むなんて。
相手の土俵にあえて乗り込んでいくあたりが、いかにもアスモデウスらしい。真正面から、正々堂々と――その不器用なまでの真っ直ぐさが、決闘の理由そのものを物語っているようにも見えた。
「親しき仲にも」というサブタイトルが効いてくるのもここから。近しい相手だからこそ譲れないものがある――ただのゲーム回では終わらせないのが今作のうまいところだよね。前半とはまるで別物の熱量で、二人の意外な一面がしっかり引き出されていた。
2本立て構成の妙と、それを支えた制作陣
前半と後半、まったく違う顔を見せた第15話
今回の第15話は、前半「主に似るは魔界の摂理」と後半「親しき仲にも」で、まるで別のアニメを二本続けて観たような満足感がありました。前半はひたすら和み、後半はぐっと引き締まる――この振れ幅こそ、2本立て構成ならではの気持ちよさなんですよね。
前半で描かれたのは、ジャズという一人のキャラクターの内面。後半で描かれたのは、アスモデウスとリードという二人の距離感。どちらも派手さではなく「関係性」を丁寧に扱った話で、色合いは正反対なのに根っこは地続きになっているのが心憎いところです。
だからこそ、続けて観てもまるで散らかった印象がないのだと思います。
音楽と編集が支えた、前後半のコントラスト
そして、その振れ幅を支えていたのが音楽と編集です。音楽は本間昭光さんと関向弥生さんが担当。前半のほのぼのとした空気を包み込む優しいメロディから、後半の決闘シーンで緊迫感を煽るBGMまで、場面ごとの温度をきっちり作り分けているんですよね。
編集はジェイ・フィルムの小守さんが担当されたとのことで、放送前の告知にも納得。前半のゆったりしたテンポと、後半の緩急のつけ方が見事でした。同じ25分の中でこれだけ空気を切り替えられるのは、まさに編集の力だと思います。
あの音楽があったからこそ、今回のエピソードはさらに魅力的なものになったと思います。




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