亡き妹・セツナから魔人の力を託された久瀬シイナのもとへ、国連危険生物調査機関EXCEEDSの調査員・高町なのはが現れる。巨大魔獣との共闘、フェイト・T・ハラオウンの極大雷魔法、そしてEXCEEDSでの説明——。動き出す敵と、シイナが固めるひとつの決意まで、第2話をじっくり振り返っていく。




高町なのはとの邂逅とEXCEEDSへの誘い
セツナから受け継いだ力、そしてなのはとの出会い
第2話の主人公は、1話で妹セツナから魔人の力を託された久瀬シイナ。セツナはその力を渡して命を落としており、シイナは彼女の想いごと力を受け継いでいる。そんなシイナの前に現れたのが、国連危険生物調査機関EXCEEDSの調査員・高町なのはだ。二人の邂逅から、物語は大きく動き出していく。
シイナにとってセツナの存在がどれほど大きかったかは、力を受け継いだ今の彼女の姿からも伝わってくる。1話で「セツナには生まれた時の記憶がない」という描写もあっただけに、二人の間には、まだ語られていない秘密が隠されているのかもしれない。ネットでもこの点を今後の伏線と見る声が上がっている。
セツナと過ごした日々は、シイナにとってかけがえのない時間だったのだろう。その想いが、これからの戦いを支える原動力になっていく。
巨大魔獣との共闘、そしてスカウト
シイナの前に現れたのが、EXCEEDSの調査員・高町なのはだ。数々の事件をくぐり抜けてきた歴戦の魔導師で、その実力は折り紙付き。まずはこの出会いが、物語を動かす最初の一歩になる。
なのはは、シイナを国連危険生物調査機関EXCEEDSへとスカウトする。戸惑うシイナだったが、そんな中で巨大魔獣が出現。なのはとシイナは二人で連携し、これを討伐する。ところが魔獣は一体では終わらず、次々と数を増やしていくのだった。共闘を通じて、シイナは少しずつなのはに心を開いていくことになる。
なのはとシイナの“追いかけっこ”のシーンは、レイジングハートに乗ったなのはが新鮮だったという声も多い。バトルの中で距離を縮めていく二人の掛け合いは、この第2話の見どころのひとつだ。
フェイトの参戦と、なのは・フェイトの説得
フェイト・T・ハラオウンの極大雷魔法
増え続ける巨大魔獣を前に、シイナとなのはが苦戦を強いられる——そこへ駆けつけたのが、もう一人のEXCEEDS調査員、フェイト・T・ハラオウンだ。フェイトは極大の雷魔法を放ち、群がる魔獣を一掃してみせる。圧倒的な力を目の当たりにして、シイナは思わず息をのむ。
窮地を救われたシイナに、なのはとフェイトは温かい言葉をかける。「魔人の力を得ても自我を保っていられるなんて、普通じゃない」——それは、自分の力を危ういものだと感じていたシイナにとって、救いになる一言だった。
なのはとフェイト、二人がかりの説得を受けて、シイナの心は少しずつ動いていく。柔らかな物腰の二人に、シイナも自然と打ち解けていったようだ。初対面とは思えない距離感の縮まり方が、見ていて心地よい。
歴戦のベテランと聞くと近寄りがたい印象もあるが、なのはもフェイトも意外なほど親しみやすい。その気さくさが、シイナの緊張をほぐしていく。
レイジングハートと“飛行許可”のひとコマ
バトルの道中、なのはが移動にレイジングハートを使う場面も印象的だった。自分で飛べるはずのなのはが、あえてデバイスに乗っている——その理由をめぐって、「飛行許可が必要だったっけ?
」というセリフが飛び出す。思わず“え、飛行許可?”とツッコミたくなる、なんとも人間味のあるひとコマだ。
シリアスな戦闘の合間にこうした軽妙なやり取りが挟まるのは、なのはシリーズらしい魅力。緊張と緩和のバランスが上手く、視聴者の肩の力をふっと抜いてくれる。
激しい攻防の中では、シイナが放つ炎弾をなのはが巧みに避け続ける場面もあった。互いの力を確かめ合うようなやり取りを経て、シイナはなのはとフェイト、二人への信頼を深めていく。
こうして戦いをともにしたことで、シイナは二人を“一緒に戦う仲間”として意識し始める。なのはとフェイトに背中を押され、シイナはEXCEEDSへと足を向けることになる。
EXCEEDS到着——はやてとルークが語る力の必要性
EXCEEDSでの説明と、認められた力
なのはとフェイトに伴われ、シイナはついにEXCEEDSの拠点へと到着する。そこで待っていたのが、EXCEEDSの八神はやて、そしてルーク・アンダーソンだ。二人は、シイナの力がこの戦いに必要なのだと、丁寧に説明していく。
道中のなのははどこまでも頼もしく、まるで訓練のように的確な指示でシイナを導いていた。歴戦の魔導師である彼女の落ち着きぶりは、ネットでも「手慣れている」と話題に。共闘を経てEXCEEDSにたどり着いたシイナは、大きな歓迎を受けることになる。
はやてやなのはたちは、シイナのことを「魔人の力を得ても、侵略種を取り込んでも自我がハッキリしている、すごい存在」だと評価する。「あなたなら世界を救える」——まだ自分の力に自信を持てないシイナにとって、その言葉はあまりに重く、そして温かいものだった。
これから始まる戦いは、想像以上に過酷なものになるだろう。それでも、なのはやフェイト、はやてたちEXCEEDSの仲間がいれば——そう思わせてくれる、頼もしい布陣が揃った。
動き出す敵——各地を襲う魔人狩りたち
シイナがEXCEEDSで迎えられる一方、物語は不穏な方向へと動き出す。場面は切り替わり、研究施設やシェルター、走行中の車の中など——世界各地で、VIPと思しき人物たちが、次々と何者かに襲撃されていく。
その実行者として描かれたのが、夜海トワ、相沢シオリ、喜多森ユーナ、新名アオイ、古寺ユズという、今回初登場の面々だ。いわゆる“魔人狩り”とみられる彼女たちが、それぞれ別の場所で暗躍している様子が、たたみかけるように映し出されていく。
スタイリッシュな出で立ちとは裏腹に、その行動は明らかに危険なもの。氷を操るトワがシイナと対比的に描かれるなど、それぞれが強烈な個性を放っている。彼女たちが何を目的に動いているのか、シイナとどう関わっていくのか——謎は深まるばかりだ。
敵の布陣がここまで具体的に示されたことで、物語は一気に本番へと踏み込んだ印象だ。これからどんな戦いが待っているのか、期待と不安が入り混じる。
そしてシイナには、力を託して逝ったセツナのためにも、この世界を守りたいという強い想いがある。
魔人狩りの影と、セツナへの誓い
敵か味方か——魔人狩りたちの正体
本編で一斉に動き出した魔人狩りたちは、オープニング映像でも人を襲う姿が描かれている。一見するとスタイリッシュで洗練された雰囲気なのに、やっていることは明らかに物騒——そのギャップが、彼女たちの不気味さを際立たせている。
“正義の魔人”とも言えるシイナに対し、魔人狩りたちもまた、何らかの信念や目的のもとに動いているのかもしれない。その過激な手段には「シンフォギアの悪の組織を思い出す」という声もあがっていた。シイナと彼女たちの関係性は、今後の物語の大きな鍵を握っていきそうだ。
真っ向から敵として対立するのか、それとも別の思惑が隠されているのか。なのはたちEXCEEDSは1話の出来事をすでに把握している様子で、魔人狩りについても何らかの情報を掴んでいるのかもしれない。続きが気になるところだ。
セツナに誓い、仲間とともに戦う決意
第2話で改めて胸を打たれるのが、ラストで見せるシイナの覚悟だ。舞台は再びEXCEEDSへ。シイナは、自らに力を託して逝ったセツナへ誓いを立てるように、高町なのは、そしてフェイト・T・ハラオウンとともに戦う決意を固める。戸惑いも不安も抱えながら、それでも一歩を踏み出す姿が、静かな熱を帯びている。
「シイナさんは自我がハッキリしているスゴい人で、あなたは世界を救える」——EXCEEDSの面々にそう力強く背中を押される場面は、何度見ても熱い。託された力と想いを胸に、シイナはようやく前を向く。
これからなのはやフェイトたちと肩を並べて戦う中で、シイナの力がどう開花していくのか。仲間との絆を深めながら、魔人狩りとの因縁にどう決着をつけていくのか——第3話以降の展開に期待が高まる。





















コメント