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第2話は、名前付きモンスターと遭遇したキョウカのパーティーに、アリヒトとテレジアが駆けつけるところから始まる。仲間たちは帰還の巻物で瞬時に離脱し、パーティーを組んでいなかったキョウカだけが取り残される。テレジアを支援して名前付きを撃退したアリヒトは、目を覚ましたキョウカをパーティーへ誘う。「課長」から「五十嵐さん」へ——そして夜、噂の「夜の後衛」が炸裂することになる。




強敵レッドフェイスの襲撃とキョウカの危機
帰還の巻物と、取り残されたキョウカ
第2話は前回の続きから。名前付きモンスターと遭遇したキョウカのパーティーに、アリヒトとテレジアが助けに入るところから物語は動き出す。
ところが、キョウカのパーティーメンバーは完全に戦意を喪失していた。帰還の巻物を使い、一瞬でその場から消えてしまうんだ。残されたのは、キョウカただ一人だった。
理由は残酷なほど単純だった。キョウカはそもそも、彼らとパーティーを組んでいなかったんだ。巻物の効果が及ぶのは仲間だけ。組織の論理をそのまま迷宮に持ち込んだような、あまりに苦い置き去りだった。
テレジアを支援し、名前付きを撃退する
一人になったキョウカに、アリヒトとテレジアが加勢する。だが、そのキョウカが名前付きモンスターの一撃をまともに受け、瀕死の状態に陥ってしまう。
ここでアリヒトが選んだのは、自ら前に出ることではなかった。後衛として、テレジアの攻撃を支援するという道だ。前衛を強化し、勝ち筋を作る。役割に徹した結果、名前付きモンスターは見事に撃退される。「世界最強の後衛」というタイトルの意味が、素直に腑に落ちる一戦だった。
そして戦闘後、アリヒトのレベルが上がったことでキョウカへの応急処置が可能になる。彼女はそのまま搬送されていくことになった。
テレジアの正式加入と、跳ね上がる信頼度
銅のチケット100枚——傭兵を仲間にする条件
戦いの直後、エリーティアとスズナが姿を見せる。名前付きモンスターを倒したという話を聞きつけて、わざわざ訪ねてきたんだ。この二人の登場が、そのまま後半への伏線になっている。
町に戻ったアリヒトが向かったのは、レイラのもと。傭兵であるテレジアを、正式にパーティーへ入れられないか——そう尋ねるんだ。返ってきた答えは、銅のチケット100枚。特別に、と前置きしたうえで教えてもらった条件だった。
決して安い数字ではない。それでもアリヒトの中で、テレジアはとっくに「雇っている傭兵」ではなくなっている。仲間として迎えるための道を、彼は真っ先に探しに行ったわけだね。
討伐報告と、目を覚ましたキョウカ
続いて、ルイーザに名前付きモンスターの討伐を報告する。そこで判明したのが、テレジアの信頼度が極端に上がっているという事実だった。
言葉を交わさなくても伝わるものがある。テレジアがアリヒトの胸に手を置く場面の演出が素敵だった、という声もネットに上がっていて、確かにあの一瞬で二人の関係の変化が伝わってくるんだよな。数値としての信頼度と、画面の説得力がきちんと一致している。
そして同時に、キョウカが応急処置室で目を覚ましたという報告も届く。アリヒトはすぐさま、彼女のもとへ向かうのだった。
「課長」から「五十嵐さん」へ
パーティーへの勧誘と、呼び方の変化
目を覚ましたキョウカに、アリヒトはパーティーへの加入を持ちかける。仲間に置き去りにされた直後の彼女にとって、この誘いがどれほどの意味を持つかは想像に難くない。
応じたキョウカが最初に求めたのは、意外なことだった。「課長」と呼ぶのをやめてほしい、というんだ。ここからアリヒトは、彼女を「五十嵐さん」と呼ぶようになる。転生前の上下関係を、二人は自分たちの手で解体したわけだね。ネットでも「名字呼びは貴重」と話題になっていた。
元上司と元部下ではなく、対等な仲間として。この一線を越えたことが、第2話最大の前進だと思う。
パーティーに誘われた時の、嬉しそうなキョウカの表情がまた良かった。
買い物、門限、そして「夜の後衛」の正体
装備を整えるため、二人はショッピングへ。その道中で語られるのが、キョウカがこの世界に来る前の話だ。門限があり、親が厳しく、自由がなかった——彼女の「頑張り屋」の裏側が、ここでそっと明かされる。
酒場では、デスソードと呼ばれるエリーティアの話題も飛び出す。第1話から気になる存在だった彼女の輪郭が、少しずつ見えてくるんだ。
そして問題の夜。二人は間仕切りこそあるものの、同じ部屋で就寝することになる。ところが、アリヒトの後衛スキルは戦闘時以外も常時発動しているんだ。寝る位置までもが前衛・後衛の配置となり、支援を受け続けたキョウカは妙な雰囲気に。ネットを賑わせた「夜の後衛」とは、つまりこういうことだったわけだね。
2階層の悲鳴と、エリーティアが焦る理由
新しい装備で、再び迷宮へ
翌日、新調した装備を身につけて、二人は迷宮へと潜っていく。前回の負傷を思えば、慎重にならざるを得ない。
2階層はまだ危険だと判断し、今日はここで引き返そう——そう決めた矢先のことだった。どこからか、悲鳴が聞こえてくる。
声の主は、エリーティアとスズナだった。
白夜旅団——エリーティアが急ぐ理由
アリヒトたちはすぐさま戦闘に加勢する。魔物に苦戦していたスズナを助ける流れは、後衛としての立ち回りが素直に気持ちいいところだ。
そもそもこの戦いは、スズナのレベル上げが目的だったらしい。ただ、それにしてはエリーティアの焦り方が尋常ではないんだ。彼女は明らかに、何かを急いでいる。
白夜旅団に戻るため——理由はそのあたりにありそうだが、第2話の時点でははっきりとは語られない。第1話から漂っていたエリーティアの事情が、ここで一気に引きとして効いてくる。次回が気になって仕方ない終わり方だった。




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