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ジェット先輩の香水がついに完成。事務所に越してきた日の記憶と重なる百合の香りは、記憶をなくした名探偵を見つけ出す手がかりになるはずだった。だが喜びも束の間、ウソノワールは「まことの地で世界をいただく」と予告し、エクレールのマコトジュエルを使って大王にならんとする暴走を始める。そして香水を届けに向かったくれあの涙が奇跡を呼び、キュアエクレールの正体は、くれあだったとついに明かされた。変身は次回「キュアエクレールの復活」へ持ち越しだ。




完成した香水と、ウソノワールの予告状
百合の香りは“名探偵”を探す手がかり
第25話「キュアエクレールの正体」の舞台は、7月19日、運命の日。くれあも訪れていたプリティホリックで、ジェット先輩が手がけていた事務所のガーデンの百合で作った特製の香水がついに完成する。喜びに沸く一同だが、これはただの記念品ではない。
くれあがかつて教えてくれた、「この探偵事務所に越してきた時、香水みたいな甘い百合の香りがした」という記憶。だからこの香りがあれば、ここにいたはずの、記憶をなくした名探偵がきっと見つかる。それが香水に託された狙いだ。思い返せば、この記憶自体がすでに大きな伏線だった。
あんなが「この中にきっと記憶をなくした名探偵がいるってピンときたの」と挙げた候補は、エリザ、俳優のしるく、友達のれい、そしてくれあの4人。名前を挙げられたくれあは「私、まさか」と戸惑いを見せる。公式も放送前に「どの子がエクレールになってもおかしくないくらい魅力的な4人」と告知しており、期待は最高潮だった。
「本日、まことの地で世界をいただく」
そこへ届いたのが、怪盗団ファントムの新たな予告状。「本日、ウソノワールが地図にあるまことの地で世界をいただく」。地図とは、事務所の2階がまだ物置だった頃から壁に貼られていた一枚で、るるかがここにいた頃に調べていたものだ。ただ印は多く、「場所くらいどこだかはっきり知らせりゃいいのに」「相変わらずまどろっこしいな」とぼやきながら、一行はまことの地の正体がランドマコトタワーだと突き止めて駆けつける。だが、あたりはすでにウソノワールのウソで覆われていた。
予告の背後には予言がある。「まことの地で真実の意思を抱く者、大王となる。そして世界が嘘の影で覆われる」。1999年7月、「約束の時が来てしまった」と、ファントムはこの日を目指して動いていたのだ。
「私は大王になる」と本性を現したウソノワール
鍵はエクレールのマコトジュエルだった
ウソノワールが当てにしたのは、以前奪っていたキュアエクレールのマコトジュエル。「未來自由の書にはまことの意思が必要とある。これもまたまことの意思。マコトジュエルに変わりはない」と、周囲の制止を撥ねつける。度重なる邪魔さえなければこんな手を使わずに済んだと吐き捨てる姿に、これまでの余裕はもうない。
そして約束の時。「本性を現す」「私は大王になる」。マスクの下から現れたのは、小さくてかわいらしい妖精。それこそがウソノワールの正体だった。かつて奪ったキュアエクレールの青いマコトジュエルを取り込み、その姿は巨大に変わっていく。「私の嘘は永遠となり、世界を覆う」。意外すぎる正体に、ネットでも「頭の中パニック」と悲鳴が上がった。
幹部すら動揺、それでもジュエルは抗う
この暴走には、ファントムの内側の反応も割れた。「待ってました」「ウソノワール様の第二幕が開演するのか」と沸く声の一方で、「正気を失っておられる」「このままでは世界が壊れてしまう」と、フィールドの展開に動く者たちも現れる。「って言っても、俺たちだけでできるのか」「三人の力があればいけるさ、ベイビー」。
そして肝心のマコトジュエルは、主を裏切らなかった。「キュアエクレールのマコトジュエルが抗ってる」「あの子のマコトジュエルを、ウソノワールが扱えるはずない」。焦りをにじませていたるるかも、アルカナ・シャドウとしてアンサーとミスティックの側につき、「一体何のまねだ」と言われながらウソノワールに立ち向かう。それでも暴走する力は強大で、三人は圧倒され、ついに変身まで解けてしまう。まだ25話なのに最終決戦くらいの迫力、というネットの声どおりの総力戦だ。
「私じゃないの」と泣いた、くれあの覚醒
涙の告白と「一緒に探しましょう」
だが肝心のくれあ自身に、名探偵の自覚はない。彼女は打ち明けた。「私じゃないの。百合の香りをどんなに嗅いでも、名探偵の記憶なんて思い出さないの。ごめんなさい」。
それでも彼女は下を向かなかった。「一緒に探しましょう。一緒に名探偵に香水を届けるの」。「心のきらめきは真実だから」と寄り添うその優しさこそが、答えへの最短距離だったと後で分かる。
★香水と涙が呼んだ覚醒、正体はくれあだった
変身が解けたあんなたちを救おうと、「前も届けてくれたもんな。頼んだぞ、お供」と託されたポチタンは、香水を手にエクレール探しへ飛び立つ。その道で出会ったのが、異変を知って駆けつけようとしていたくれあだった。「無茶だなんて決めつけはなし。たとえ特別な力がなくたって」。くれあはポチタンとともに、名探偵へ香水を届けるべく走り出す。
だがその道中、ウソノワールの巻き起こした突風で香水の瓶が割れてしまう。こぼれた香水を前に、謝りながら涙を流すくれあ。その「名探偵はあきらめない」という心のきらめきが香水と反応し、失われていた記憶がよみがえった。キュアエクレールの正体は、くれあ。25話かけて引っ張り続けた謎の答えが、ついに明かされた瞬間だった。
演出も冴えていた。るるかとの記憶がフラッシュバックする場面では「大号泣」の声が続出。候補たちの姿を丁寧に挟みながら答えへ近づいていく構成に、「大方の予想どおり」だったのに「正体が明かされるまでの演出がすごく良くて、思わず感動」と唸る視聴者が相次いだ。
変身は次回「キュアエクレールの復活」へ
「大丈夫 わたし 強いから!」
すべてを思い出したくれあの髪からシュシュがほどけ、おとも妖精・シュシュタンが姿を現す。なんとか立ち上がろうとするあんな、みくる、るるかのもとへ、シュシュタンからペンダントを受け取ったくれあが駆けつけると、ウソノワールの中にあった青いマコトジュエルが輝き出し、持ち主の手元へと戻ったのだった。
意外だったのは、この回ではキュアエクレールへの変身が描かれなかったことだ。正体判明という最大の山場を締めたのは、「大丈夫 わたし 強いから!」という頼もしい一言。「言葉の安心感よ」とネットも沸いた。
香水の元になったのは、妖精と人間が生み出した特別な百合「トップオブリリー」だと語られる。次回のタイトルは「キュアエクレールの復活」。お披露目となる変身シーンへの期待の声も多く、物語はここから後半戦へ加速していく。
「映画を上回る作画」とスタッフも視聴者も全力の回
この回はスタッフの熱量も突出していた。「こんなにレベルの高い原画陣が集まるのは珍しい」と参加アニメーターが明かし、ラストパートを中心に31カットを担当した原画の報告も届く。ネットでは「作画!と何回言っただろう」「映画を上回る作画だったと思う」と絶賛が並んだ。
そして忘れてはいけないのが、選ばれなかった候補たちだ。エリザも、しるくも、れいも、「あきらめない名探偵を助けたい」という気持ちは同じで、誰がエクレールでもおかしくない魅力がしっかり描かれていた。この積み重ねがあったからこそ、くれあの覚醒が輝く。次回も見逃せない。




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