『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い

『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い 未分類

この記事の作品:

足のある身体、喋る魚、通じない言葉、そして「本当の愛を探せ」という重すぎる使命。人間になったララにとって、滋賀はまるごと恐ろしい場所だった。誰とも言葉が通じないその街で、たった一人、ぶっきらぼうに手を差し伸べたのが大津茉里である。第2話は、使命の物語である前に、居場所の物語として進む。

アニ
さあ、#さよならララ 2話だわね!ララちゃん、朝から目覚まし時計を窓の外に投げ捨てたわね!
ラン
水槽の魚が喋るのね!?あれ、ララを人間にした魔女様なの!
キャロ
その魔女様を、茉里さんは「ゴンちゃん」と呼んでペットにしているんですよね。
アニ
言葉も通じないララを、茉里さんが最後に拾い上げるでござる!

姉たちの指輪と、「人間の世界を見てみたい」

いつか本当の愛に出会えますように

第2話は、海の底の思い出から始まる。姉たちと母が、ララに一つの指輪の話をしている。

いつか本当の愛に出会えますように。その指輪には、そんな願いが込められているのだという。そして、それを探すのが私たちの役目なのだと。

6人姉妹の姫君にとって、本当の愛を見つけることは、ただの恋ではない。海の世界を照らす光そのものに関わる使命として語られている。

行ってみたいところはある?

どこか行ってみたいところはある、と姉に問われて、ララは答える。人間の世界を見てみたい、と。

この一言が、すべての始まりだった。200年前、人間の王子との恋が叶わず、泡となって消えた人魚姫。その願いが、いま滋賀県の琵琶湖で、人間の姿となって叶えられようとしている。

もっとも、叶ってしまった当人にとっては、それは祝福というより遭難に近い。

▼ ネットの反応

さよならララ2話
よみがえった人魚による本当の愛さがし、始まり。滋賀で。なぜ?でも滋賀で
楽しいアニメーションが頭からしっぽまで詰まってて幸福な20数分
ララと、そして茉里の関係性の始まりも感じてどこまでもワクワクです
#さよならララ
#さよララ感想会

元のツイートを見る

足のある朝と、窓の外へ投げ捨てた目覚まし

朝日と、謎の機械音声

ララは、目にかかる朝日と、謎の機械音声で目を覚ます。朝のトレーニングの時間です。目覚まし時計が、そう告げている。

まず混乱する。ここはどこなのか。そして、自分の身体に足があることに、さらに混乱する。人魚だったはずの自分に、二本の足がついている。

記憶を巡らせて、ようやく思い出す。魔女の、人間になる薬を飲んだこと。そして、恐ろしい人間に会ったことも。

窓を割って、外へ投げ捨てる

考えを巡らせているうちに、喋り続ける謎の機械が恐ろしくなってくる。ララは目覚まし時計を、窓を叩き割りながら、外へ投げ捨てる。

当然、それを見ていた家の住人・大津茉里に怒られる。私の部屋、窓、めちゃくちゃなんやけど、あれどうしてくれんねん。もっともな抗議である。

だがララの側からすれば、恐ろしい機械を排除しただけだ。そしてこの茉里こそ、記憶にあった「恐ろしい人間」だと思い出し、屋根から転げ落ちるように逃げ出す。

▼ ネットの反応

さよならララ2話遂に来たー!

200年の時を超えたララの戸惑いが全面に出ており保護者目線で見守る気分でした。不安に苛まれ家族との思い出に縋るララを引っ張り上げて飲み物奢ってくれるイケメン茉里さん……心の拠り所見つかって良かった!窓は割っちゃったけどな

#さよならララ
#さよララ感想会

『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像1
『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像2

元のツイートを見る

逃げ込んだ教会で、魚が喋る

神様の愛に、一番近い場所

逃げたララがたどり着いたのは、教会だった。死ぬ前に、人間の世界で見たことのある建物である。この国で一番大きな教会、神様の愛に一番近い場所。すがるように、中へ入る。

ところが、そこへ金魚鉢を持った茉里が現れる。逃げた先に、逃げた相手が待っている。

魔女様の声は、魚から聞こえた

どこからか、魔女の声が聞こえる。ララ、ここだ。声の主は、茉里が抱えた金魚鉢の、魚だった。

私だ、ふざけるな。魚が、そう喋る。ララを人間に変えた魔女グレイスが、いまは魚の姿になっている。

同時に、茉里からは窓のことで詰め寄られる。逃げた先で、魚には正体を明かされ、住人には弁償を迫られる。ララにとっては受難の連続だが、そこへ家の中から朝食の声がかかり、場面は大津家へ移る。

▼ ネットの反応

#さよならララ 2話です。前回の少女に助けられるララ。部屋の水槽には魚と化した魔女も居るし喋りますw少女はララが人魚から変貌するのを見てなお全く動揺しないし壊したもの弁償しろとwララは失った指輪を探し回りますが見つからず。なんかお姉さんも人化してましたがなんで?(ノ∀`)

『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像3

元のツイートを見る

大津家の朝食と、「ゴンちゃん」と呼ばれる魔女

マリに、友達

大津家の食卓。茉里は、幼い頃に母を亡くし、祖母と父と兄と暮らす女子高生ボクサーである。

兄は、今晩は友達の家に泊まると言い、祖母は、茉里の友達なんて初めて見たと驚く。連れてきいや、と言われても、当のララは客人という空気ではない。

茉里が、今ゴンちゃんと話してる、と言えば、魚が何で喋んねん、と返される。この家では、茉里が魚と喋っていることのほうが、人魚がいることよりも問題になっている。

茉里と金魚が、普通に喋っている

茉里の部屋で、ララと金魚の魔女が言葉を交わす。そこへ、音声デバイスを持った茉里がやってくる。

そして、なぜか茉里と金魚が普通に会話している。茉里は魔女を「ゴンちゃん」と呼び、ペットのように扱っている。魔女のほうも、それを受け入れている。

かつて自分を掟破りに追い込んだ恐ろしい魔女が、いまは女子高生に「ゴンちゃん」と呼ばれて金魚鉢に収まっている。ララの混乱は、まだ続く。

▼ ネットの反応

ララが上半身を食べ下半身が残った魚は第1話と第2話に共通しており明確な意図を思わせる。
#さよならララ
#さよララ感想会

『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像4

元のツイートを見る

魔女グレイスの告白と、消えた指輪

家族はもう、ほとんど死んでいる

グレイスは、久しぶりだな、ララ、と語りかける。そして、重いことを告げる。

自分がここまで引き連れてきたが、奴らの光は失われていくばかりだ。民も、王家の者も、父であるローワンも、今は私の屋敷で眠っている。ほとんど死んでいるようなものだ——。

そして、その原因をララに突きつける。お前が掟を破ったから。たった一人の人間を愛してしまったせいで、みんなが光を失ったのだ、と。

それでも、救いも一つ差し出す。光を失ったなら、また光を与えればいい。本当の愛を探せ、ララ。お前はプリンセスなんだ。冒頭の指輪の話が、ここで重い使命として返ってくる。

指輪がない

そのララが、ふと気づく。指輪がない。本当の愛の願いが込められた、あの大切な指輪が、手元にない。

そんなもの忘れてしまえ、という魔女の声を振り切って、ララは家を飛び出す。絶対に取り戻さなければ、と。

魔女は茉里に追わせようとする。あいつを追え、あいつはこの滋賀を崩壊させかねない、プリンセスなんだぞ。だが茉里は、何がプリンセスや、と取り合わない。この温度差が、そのまま第2話の後半を動かしていく。

現れる姉と、どこまでも恐ろしい滋賀

懐かしい知り合いに、会いに来ただけ

場面が変わり、二人の男女が町に現れる。町の人と面識があるらしく、久しぶりですね、と声をかけられている。

懐かしい知り合いに会いに来ただけよ。そう応じる女性は、どう見てもララと同郷の人魚だ。ララの四番目の姉・リサと、行動を共にするコータである。

リサ様、あの光は。分からない、でもこの指輪が共鳴したんだとしたら。姉たちもまた、指輪を手掛かりに、蘇ったララを探している。ララの知らないところで、物語がもう一つ動き出している。

▼ ネットの反応

#さよならララ
2話
水・深海=流体への耽溺は、輪郭を持つこと(社会の中で位置を持つこと)の困難からの、最も甘美な退却だが、水槽魔女、琵琶湖の完全な閉鎖空間で見出す愛は突破口足りえるか?

元のツイートを見る

どこへ行っても、恐ろしい場所

一方のララは、指輪を探して町をさまよう。だが、どこへ行っても恐ろしい。あらゆる動物に絡まれ、車が怖くて、車道の真ん中で往来を止めてしまう。町の人から見れば、ただの奇行である。

親切な老夫婦が、駅まで車で送ろうとしてくれる。ちなみにこの夫婦、ララの足に縫い目があることに気づいている。それでも騒がず送ろうとするあたりが、この町の優しさだ。ララはその車からも脱出してしまう。

最初にこの地へ来た場所を見つけるが、指輪はない。水の中を探そうとするが、人間の身体では泳げない。ただ苦しいだけだ。海の世界にも、もう帰れないのかもしれない。絶望が、ここで底を打つ。

▼ ネットの反応

さよならララ 2話みた〜!
んもうほんっとに滋賀やなぁ〜
チェリオのココア一回落としちゃったから缶々が凹んでる描き込み♪
自販機の音もマジもんな感じする♪
#平和堂 #チェリオ
#さよならララ

『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像5
『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像6
『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像7
『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像8

元のツイートを見る

差し出されたココアと、「魔女のペット」

大バカ者ね、お礼を言わないなんて

溺れかけたララを、茉里が救い出す。大バカ者ね、お礼を言わないなんて。口は悪いが、助けたのは間違いなく茉里だ。

それでも二人は、指輪のこと、部屋のこと、窓のことで言い争ってしまう。まだ、通じ合ってはいない。

そこへ大雨が降り、二人は近くの建物に退避する。茉里は、一本の缶のココアを差し出す。ララが、生まれて初めて飲む味だ。恐ろしいばかりだった地上に、初めて温かいものが差し込む。

▼ ネットの反応

2話
滋賀の異世界と戸惑いや
人の暖かみを知るララに
“なにしてんねん”で始まり
“うっさい”でまとめる茉里さんの
パンチが効いてるツッコみが
王道展開を締めるスパイス…
ぼ、ボクサーだけに…w

#さよならララ

『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像9
『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像10
『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像11
『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像12

元のツイートを見る

しもべではなく、ペット

ララは、ずっと気になっていたことを尋ねる。あなたは、魔女様のしもべなの、と。

返ってきた答えは逆だった。魔女がしもべなのではない。むしろ、あいつが私のペットだ。死にかけで落ちていた魚を拾って、ペットにしようと思っただけらしい。あれは恐ろしい魔女なのよ、というララに、ただの可愛い魚やけどな、と茉里は返す。

そして、ここで初めて名乗る。大津茉里。ララは、素敵な名前ね、と応じる。恐ろしい人間だったはずの相手に、初めて名前で呼びかけた瞬間である。

▼ ネットの反応

『さよならララ』第2話
エンドクレジットに記載されるオープニングアニメーションのクレジットがボリューミーで、記載内容から凄い作り方というのが読み取れる。
#さよならララ
#さよララ感想会

元のツイートを見る

初めての風呂と、「うっさい」で閉じる夜

死にかけのゴンちゃんを、拾っただけ

ララは大津家で、初めての風呂に入り、初めての食事をとる。逃げ回っていた家が、いつのまにか帰る場所になっている。

その流れで、金魚の魔女のいきさつも語られる。死にかけで落ちていたところを、茉里が拾ったのだという。人魚を泊め、死にかけの魚を拾う。ぶっきらぼうだが、茉里は放っておけない人なのだ。

▼ ネットの反応

#さよならララ 2話
だから、現代の大津家の関りの中で家族愛を描くが、時代が変わって家族のスタイルが変わっても、掛け替えのない家族愛は変わっていない、というのが第一のゴール。その先の、人魚の国(=広義の愛)まで昇華するのは第二のゴールという想像だが、そこはどう扱うかは興味深い。

元のツイートを見る

うっさい

就寝の際、ララは魔女に謝罪し、これからのことを話し始める。逃げ出してしまったこと、本当の愛を探せるだろうかという不安。人魚だった頃の自分と、これからの自分のこと。

その、しんみりとした独白に対して、茉里から返ってきた言葉は一つだった。うっさい。

突き放しているようで、これは照れ隠しの優しさだ。ボクサーらしく、なにしてんねん、で始まり、うっさい、で締める。この不器用なツッコミ一つで、恐ろしいだけだった滋賀が、ララにとって少しだけ居場所になった。第2話は、ここで幕を閉じる。

▼ ネットの反応

#さよならララ 2話見る
パリに咲くエトワールを見た時にも感じた、「今この作品が作られたこと」の価値そして「今この作品が作られたこと」に対する違和感
そのアンビバレンスへの答えを探して見る

元のツイートを見る

▼ ネットの反応

『さよならララ』第2話
カメラを固定したままフレーム外で自販機の音が響くところ、映像の負荷コントロールがすはらしい上に、”2回”がより強調されてララと茉里の距離感を考えさせる素晴らしいシーン。
#さよならララ
#さよララ感想会

『さよならララ』 第2話 琵琶湖に現れたララと新たな出会い反応画像13

元のツイートを見る

▼ ネットの反応

#さよならララ
2話始めのローカルな地域性を感じさせるコミカルなテンポもこなれてないというか
ああいう感じだと僕はアベノ橋魔法⭐︎商店街の1話が極北だと思ってるんだけど
あのテンポの良さと比べるとまだまだだなぁって思ってしまうな

元のツイートを見る

▼ ネットの反応

第2話
茉里役の川石奈奈さんのダウナーかつナチュラルな関西弁お芝居がたっぷり聴けて素晴らしい。
#さよならララ
#さよララ感想会

元のツイートを見る

▼ ネットの反応

#さよならララ 2話
ベースが御伽噺なので、御伽噺に返ってゆくと思うが、広義の愛が無い世界に、愛を取り戻す物語として観てしまうと、昔は愛が沢山あって良かった→令和の日本の愛は核家族化が進み、ガサツになり、他者よりも自分優先みたいなところも少なからずあり、現代愛矮小評価になりかねない。

元のツイートを見る


アニ
缶のココア、ララちゃんが生まれて初めて飲んだ味だったわね!一回落として凹んでたけど!
ラン
「なにしてんねん」で始まって「うっさい」で終わる、茉里ちゃんのツッコミが最高なのね!
キャロ
魔女様が「しもべ」じゃなくて「ペット」だというオチ、じわじわ来ましたね。
アニ
指輪はまだ見つからないし、お姉さんたちも現れたわね! 次週も楽しみでござる!

関連作品:

コメント