『才女のお世話』 第5話 三秒ルールの失態と再出発

『才女のお世話』 第5話 三秒ルールの失態と再出発 ラブコメ

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会食の前に静音が説いたのは「マナーは言葉ではなく、態度で信頼を得るためのもの」という話だった。その直後、雛子は落とした焼き菓子を拾って口に入れる。三秒ルールである。華巌が下したのはお世話係の解任と、退学手続きだった。すべてを失った伊月を押し出したのは、父に武道で勝って自由を手に入れた成香の言葉。そして屋敷では、静音がまったく別の手を打っていた

アニ
わーい!5話だわね!七十万円のスーツを着せられた伊月くんが、会食に同行するところから始まるのよ。
ラン
雛子ちゃんが「私、これから知らないおじさんに会ってくる」って言うのが最高なのね!
キャロ
うんうん。でもその会食で三秒ルールが出てしまって、伊月さんが解任されるんですよね。
アニ
そこから成香ちゃんの言葉と、静音さんの一手で流れが変わるのが見どころだわね〜ござる!

七十万円のスーツと、三秒ルール

「知らないおじさんに会ってくる」

開幕は伊月の着替えからである。「気に入りませんか」「いえ、ただ着慣れないので」というやりとりに、静音が涼しい顔で追い打ちをかける。「ちなみにそのスーツ、イタリア最高峰のブランドもので七十万円します」「丁重にお取り扱いください」。着せられた側の背筋が伸びる音まで聞こえてきそうだった。

同行の理由は、社交界の空気を見て学んでおくように、という静音の指示である。雛子については「お嬢様は七歳の頃、提携企業との親睦会で社長にご挨拶しております」「くれぐれも粗相のないように」と釘が刺されるが、返ってきたのは「うーん、めんどい」。静音の「お願いいたします」に、伊月が「二人ともぶれないな」と漏らす。

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TVアニメ『#才女のお世話』
第5話
「私をさらって」
8月1日(土)深夜1:30よりMBSにて放送です!
(通常より早めの放送です)

リクエスト企画くじ引き結果
デフォルメ雛子ちゃんです!

リクエストありがとうございました!
@kobun1227 やまもっちゃんさん

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会場で別れる間際のやりとりが良い。雛子が「いつき」と呼び、「私、これから知らないおじさんに会ってくる」と言うので、伊月が「犯罪っぽく聞こえるからやめろ」と返す。もう一度呼び止めて出てきたのが「頑張ってくるね」だった。

伊月の送り出し方も丁寧である。「離れたところからだけど、俺も見守ってるからな」「屋敷に帰ったら一緒にのんびりしよう」。雛子が「うん。またアイス食べたい」と応じたところで、静音の「伊月さん、アイスとは」が飛んでくる。内緒だったはずのご褒美が、出発前にあっさり露見してしまうこの軽さが、後半との落差を作っている。

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超超超美少女JKしか勝たん!JK可愛い
#才女のお世話 最新★★★5話 #TVTOKYO JK

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マナーは態度で信頼を得るためのもの

会食の相手は、雛子と面識があった。「雛子さんだね、久しぶり。ずいぶん前に一度会ったね」に、雛子が「はい。私が七歳の頃、父に連れられて行ったお花見会でお目にかかりました」と即答する。「君は完璧なお嬢様と呼ばれてるそうじゃないか」への返しも「恐縮です」。ここまでは満点だった。

離れた席から見ている伊月に、静音が解説を入れる。「マナーがとってもさりげないですね」という感想に「それが正しいマナーです」と返し、息苦しくなく自然に、しかし礼儀を示していると分かる程度には厳かに、互いに遵守することで信頼関係を築くのだと説く。

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「#才女のお世話 」5話

緊張感漂う知らないおじさんとの会食で3秒ルール…そら解雇に繋がるのも致し方ないかと。

やる時はやる女雛子ちゃんがぶら下がってプルプルしてたのには苦笑いだが静音ちゃんが味方でマジ良かった。

てかいざとなりゃ成香ちゃんとこに転がり込む選択肢もあったとか羨ましい。

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そのうえで付け足された一言が、この回全体の前振りになっている。「マナーは言葉ではなく、態度で信頼を得るためのものですから」「だからこそ、それを破ることは大変な無礼となります」。つまり作法の失敗は、行儀の問題ではなく信頼の問題として扱われる、と先に宣言されていたことになる。

話が縁談に及ぶ。「実は私の知人に縁談を求めている者がいまして」と切り出され、華巌が「ぜひ検討させていただきます」と応じる。その最中、伊月だけが気づいていた。「さっきまでと違って、雛子がぼんやりしているような」。そして焼き菓子が運ばれ、落ちたそれを雛子が拾って口に入れる。三秒ルールである。相手の感想は「少々評判とは違うようですな」だった。

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才女のお世話 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました 第5話「私をさらって」みんなの感想まとめ https://animin.jp/title/saijo-no-osewatakaneno/1/5 #才女のお世話 #あにみん

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ほんの数時間で無くなった日々

「今後雛子にお世話係はいらない」

見ていた静音の第一声が「まずいですね」。伊月が「どうなるんでしょうか」と聞くと、「分かりませんが、華巌様の性格を考えると、限りなく最悪に近い事態です」。帰り際、客は「先ほどの縁談については、なかったことにしてください」「一応私も紹介するとなると、メンツがありますのでね」と言い置いていった。

屋敷で華巌が問う。「雛子にあのような醜い仕草を教えたのは誰だ」。静音が言いよどむより先に、伊月が「すみません、俺です」と名乗り出た。

裁定は速い。「常々思っていた。お世話係は本当に必要なのかと」「素の性格なんてものを持っているから、こういう事態になる」。静音への指示は「今後は雛子に公私共に演技を徹底させろ」だった。「そんなことをすれば、お嬢様はすぐに倒れてしまうかと思いますが」という抗弁に返ってきたのが「直せ」「倒れるからと甘やかした結果がこれだ。持病というわけでもあるまいし、どうにかして克服させろ」

伊月の心中が「それじゃ、素の雛子がいなくなっちまう」。食い下がる伊月に、華巌は意外にも「君のせいではない」と言う。「お世話係は皆、短期間でやめていった。君もそうなると思っていた」「悪いのは君ではなく、そう判断してしまった私と、やすやすと影響を受けてしまった雛子だ」。そのうえでの通告が「今後雛子にお世話係はいらない。君の仕事は本日をもって終了とする」だった。給料は約束より多めに、退学の手続きはこちらでやっておく、と。仕事も学校も、同じ数分で消えている。

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#才女のお世話
#5話
会食に3秒ルール教えたばっかりに娘に無慈悲な父様伊月を手放したくない雛子ネガ伊月に成香が良かったね。屋敷に戻った伊月、w草むらかき分けたらコメディ顔の雛子いたら面白かったがにw。静音の指導の成果が。wまだ抜け出してなかった雛子w。伊月帰還。急に伊月意識するん?

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成香が父に勝って手に入れたもの

屋敷を出た伊月の独白が短くて痛い。「ほんの数時間で無くなった、今までの日々が、全部」「もともと夢みたいな生活だったしな。いっそ全部夢ならよかった。それなら雛子が苦しむこともないのに」。

屋敷では雛子が静音に尋ねている。「いつきは?」「伊月さんはすでに屋敷を出られました」。「一ヶ月もお世話係だったんだね」「そうですね」「長かったね」「そうですね」。雛子は庭師でも調理人でも掃除でも仕事はあると食い下がるが、静音は「華巌様は伊月さんをもう雇うつもりはありません」と退ける。

そこで出るのが「静音は誰の味方?」だった。返事は「私は、華巌様に雇われる身です」。雛子が「もういい、私が探しに行く」と動くと、静音は部屋の前に見張りを置いて去っていく。ただし去り際、誰にともなく「本邸に急ぎ使いを」と口にしていた。この一行が後で効いてくる。

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#才女のお世話 5話。会食により3秒ルールによって伊月が解雇に追い込まれるも、成香の言葉が突き動かしまさか屋敷に強引に侵入して元に戻ってくるとは思わなかったし雛子はぶら下がるというツッコミはあったが雛子の恋が気づき始めた時の表情に満足しました。

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一方、街で伊月に声をかけたのが成香だった。近況がとんでもない。「私はもう自由なんだ。父に勝ったからな」「剣道、柔道、合気道、あらゆる武道で私が勝利した。それが自由に外出する条件だったんだ」。第3話で家から一人で出られなかった少女が、力ずくで外出許可を勝ち取っている。

事情を聞いた成香に、伊月は自分を切り捨てて見せる。「俺のせいだ。俺が余計なことを教えなければ」「礼儀も何も知らない庶民が、最初から雛子と関わるべきでは」。

成香の反論が、この回の折り返し地点になっている。「それは違う。伊月、それは違うぞ」「昔の私を思い出せ。今こうしていられるのは、伊月が私の世界を変えてくれたからだ」。覚えていることとして挙がるのが、駄菓子のおいしさ、買い物の仕方、街のざわめき、公園ののどかさ。「伊月に会えなかったら、何一つ知らなかったはずだ。父に勝って自由を得ようなんて思いつきもしなかったはずだ」。そして「きっと此花さんも同じだ」「自信を持ってくれ。私は伊月のそういうところが…す、す、す、すごいと思う」と言葉に詰まる。伊月の受け取り方が「俺にとってはくだらないものでも、当たり前のことでも、成香や雛子には大切なものになるかもしれないのか」。行き先は「此花家に、直談判してくる」だった。

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絵コンテ 監督
総作監2
作監7
レイアウト調整2

才女のお世話 5話
#saijonoosewa #才女のお世話 #tvtokyo

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直談判へ

体が覚えていた日々

向かう伊月が思い出すのは、自分の誓いである。「そばにいて、必ず支えるって。家族にも、同級生にも、誰にもできないなら、お世話係の俺がやるって」。

門で「中へ入れてください」と頼むが、「ダメだ、わかるだろ。許可がいる」と断られる。次の瞬間には体が動いていた。「すみません、俺急いでるんで」。「侵入者だ、取り押さえろ!」の号令が飛ぶなか、伊月は警備を次々に投げていく。

ここに置かれた独白が効く。「体が覚えているんだ。あの日々を」「静音さん、ありがとうございます」。第4話までに積み上がった護身術の特訓が、よりにもよって屋敷へ押し入るために使われている。鍛えたのは静音本人だという点まで含めて、うまい返し方だった。

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#才女のお世話 5話

正直こういう感じの話には2話分くらい使って欲しかった感は有るが取り戻せたなら何より
あと護衛の人たちかなり迂闊では

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落ちてきた雛子と、人質の提案

執務室は最上階のはず、と見当をつけて動く伊月の頭上から、思いがけないものが降ってくる。屋敷側の捜索の声は「もしかすると、勝手口から」と言っていた。見回りの来ない勝手口は、雛子のお気に入りの場所である。二人が同じ抜け道を選んでいた形だ。

落ちてきた雛子を、伊月が受け止める。返ってきたのが「ナイスキャッチ」。「お、お前何してるんだ?」と聞けば、答えは「いつきに会いたかったから」だった。

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5話目
お嬢様会うのが面倒い顔草
まずい3秒ルール発動!
伊月君ナイスキャッチ無茶しすぎw
雛子っちに変化有り!!
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直後に「お嬢様がさらわれたぞ!」の声が上がる。逃げながら伊月がこぼす「まさか俺が誘拐犯になるとはなぁ」が、この二人の始まりを思い出させて可笑しい。

落ち着いてからの雛子の提案が振るっている。「私が人質になる。だから、いつきはパパを説得して」。伊月が「それじゃあ説得というより脅迫だ」と指摘すると、「なら、脅迫して」と平然と乗り換えてくる。もちろん伊月は乗らない。「そんなことしても根本的な解決にはならない」「どうにか華巌さんを説得しよう」。「説得できるの?」に「する、俺が絶対に」と答えた。

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才女のお世話 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました5話なう #saijonoosewa #才女のお世話 #tvtokyo

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「ですが、私はお嬢様の味方です」

そこへ静音が現れる。「お嬢様を連れてどこへ行くつもりですか?」。だが最初に出たのは賞賛だった。「言い忘れていましたが、あなたには護身術の才能があるようです。短い間によくここまで成長しました」。伊月の「褒めてくれるなら、そこをどいてくれませんか?」に、返事は「それはできません」。

ここで雛子が譲歩を口にする。「お願い、いつきと一緒にいさせて。私、これからは演技を徹底する。もう二度と演技をやめない。いつでもどこでも、完璧に演じてみせるから」。この申し出を止めたのが、ほかならぬ伊月だった。「俺は雛子に無理はしないでほしい。そのためにそばにいたい」「俺だけは、雛子が無理をしなくていい相手になりたいんだ」「だから頼む。俺が守りたいものを、自分から捨てようとしないでくれ」。そばにいるために我慢するという取引を、そばにいたい本人が拒んでいる。

そこへ静音が水を差す。「盛り上がってるところ申し訳ございませんが、伊月さん、心配しなくても、あなたが思うような結末にはなりません」「あと少しだけお待ちください」。呼び出しを受けて去る静音に、伊月が「あなたは誰の味方なんですか?」と問うと、答えが返ってきた。「私は、華巌様に雇われる身です。ですが、私はお嬢様の味方です」

種明かしは華巌の前で行われる。静音が差し出したのは、此花家主催の社交パーティーの招待状の返事だった。本邸へ急ぎ使いを出していたのは、このためである。旭家と大正家は招待していなかったが大事な取引先、都島の当主からは娘が参加するならぜひと丁重な連絡、そして天王寺の娘まで参加する。華巌が「これは天王寺グループと信頼を深める、稀有な機会になるかもしれない」と漏らしたところで、静音がとどめを刺した。「もしお嬢様の変化を喜ばしいとお思いでしたら、その功労者をここで手放すのは得策ではないかと」。華巌の答えは「伊月君を呼び戻せ」だった。

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お世話係再雇用
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「私をさらって」まとめと考察

華巌が本当に継がせたい相手

場面は社交パーティーへ移る。大正が「伊月、助けてくれ、なんだこの華やかな空間は」と泣きつき、美麗が「まったく、そんなことでどうするのです。私と一緒に皆様へご挨拶に行きましょ」と引っ張っていく。旭は「私はドリンクが先かなぁ」。第4話でただの世間話に見えた招待状のやりとりが、そのまま伊月を救う駒になっていたことが、ここで分かる。

伊月が華巌に礼を言うと、返ってきたのは意外な話だった。「雛子は天才だ」。学院一の成績のことかと思って相槌を打つと「そういう次元の話ではない」と否定される。「雛子は性格こそ問題だが、実務に関しては天賦の才を持っている」「ああ見えて、あの子は此花家の血筋にふさわしい才能を持っているんだ」。

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#才女のお世話 5話、やっちまったー! 3秒ルールは食事の席では絶対駄目だと叩き込んでおくべきだった。お世話係として不適任だと解雇された伊月だが、コネを作ってたおかげてプラマイゼロに。人との繋がりは実社会でも大事。成香に続いて、雛子も伊月に惚れたか。ここからが本当のスタートですね。

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そして、この回でいちばん大きい一言が来る。「表向きは婿養子に継がせるだろうが、私が真に後を継がせたいのは雛子だ」「今は負担でも、あの才能はいつか花開く」

第4話で静音が語った「此花家に婿養子を迎えるため」という説明は、あくまで表向きの話だったことになる。会食の失態にあれほど厳しかったのも、嫁がせる商品として傷がつくからではなく、継がせるつもりの相手だからだと読み直せてしまう。伊月の受け取り方は「華巌さんの考えることは、俺にはやはり分からない」「此花家の未来を、俺はどうすることもできない」「それでも、俺は雛子のお世話係だ」だった。

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#才女のお世話 5話
あらら……
雛子さん意識しちゃって雌顔に

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締めは雛子である。「パパが伊月はここにいるって教えてくれた」「お世話係続けてくれてありがとう」「あの時伊月が言ってくれたこと、すごく嬉しかった」「私、これからも伊月を信じるね」。伊月の返事は「お、お、おう」。そのあと「いっぱい挨拶して疲れた、頭撫でて」と甘え、撫でられて急に赤くなり、「どうした? 急に赤くなって」に「なんでもない」と目を逸らす。

副題の「私をさらって」を字面どおりに読めば、雛子が人質を申し出た場面のことである。ただ、実際にさらわれたのは伊月のほうにも見える。屋敷も学校も失ったはずの人間が、勝手口から降ってきた娘を受け止めて、そのまま連れ戻されてしまった。そしてもう一つ書いておきたいのは、この回の決着が武力でも情でもなく人脈でついたことだ。伊月が戻れたのは、伊月が雛子に友達を作らせていたからである。お世話係の仕事が屋敷の外側で実を結んだ回として、次に何が返ってくるのかを見ておきたい。

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雛子、恋に墜ちた
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アニ
見終わったけど…うーん、濃かったわね!解任から社交パーティーまでを一話でやりきるとは思わなかったわ。
ラン
伊月くんが警備を投げ飛ばしながら「体が覚えているんだ」って言うところ、鳥肌だったのね!
キャロ
うんうん。「私は華巌様に雇われる身です。ですが、私はお嬢様の味方です」が、今回いちばん痺れました。
アニ
そして最後に明かされた華巌さんの本心が、これからじわじわ効いてきそうだわ〜ござる!

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