猫と竜

『猫と竜』第12話(最終回) 感想|「穴があったら入りたい」と言わせる、年に一度の晴れ舞台 ファンタジー

『猫と竜』第12話(最終回) 感想|「穴があったら入りたい」と言わせる、年に一度の晴れ舞台

『猫と竜』第12話(最終回)の感想です。年に一度の王都の祭りへ、渋りきった猫竜が押し出されていきます。王城で待っていたのは特等席と、自分の半生をそのままなぞった劇でした。終演後にこぼれた短い一言と、夜空に上がる光が、この一年ぶんの答えになります。
『猫と竜』第11話「終の寝床」感想|悪童の名は、酸っぱい実になって残る ファンタジー

『猫と竜』第11話「終の寝床」感想|悪童の名は、酸っぱい実になって残る

『猫と竜』第11話の感想です。森の最長老ポムポラは、祭りの前のモシャモシャ広場、王都の弟子ハイブチと国王、夜の森のひ孫たちを訪ねてから、昔の縄張りへ向かいます。旅を最後まで引っぱるのは名前と同じポムポラの実で、結びの一言は「あの悪童め」でした。
『猫と竜』第10話「悪魔と竜と母の日」感想|「ありがとうも言わない」と言われた側が、その場にいた ファンタジー

『猫と竜』第10話「悪魔と竜と母の日」感想|「ありがとうも言わない」と言われた側が、その場にいた

『猫と竜』第10話の感想です。兄のグレーターデーモンが母の日を知ったのは、厨房にベーコンをつまみに行った先でのことでした。母猫が「ありがとうも言わないのよ」とこぼす場に、当の本人が居合わせています。この回の母の日は、感謝ではなく苦情から始まりました。
『猫と竜』第9話「白猫とぐうたら少女」感想|教えるのをやめて見せることにした ファンタジー

『猫と竜』第9話「白猫とぐうたら少女」感想|教えるのをやめて見せることにした

ガリーはついに爆炎以外の火の魔法を出せるようになりますが、効いたのは理屈ではなく、羽のおじちゃんを焦がしたという失敗談でした。しかも出せた直後に帰ろうと言い出します。司祭が出す答えも教え方の工夫ではなく、いろいろなものを見せることのほうだった第9話です。
『猫と竜』第8話「城下町の生活&黒猫と冒険王子」感想|猫が値踏みしていたのは人間 ファンタジー

『猫と竜』第8話「城下町の生活&黒猫と冒険王子」感想|猫が値踏みしていたのは人間

『猫と竜』第8話「城下町の生活&黒猫と冒険王子」の感想と考察。前半は街猫ハイブチの人間観察、後半は王子スタンの薬草採集講習。別々の話に見えて、二本とも猫が人間の成長を楽しみにする一言で閉じている。第4話から四話あけて戻ってきた副題の読み解きも。
『猫と竜』第7話「母猫の帰還」感想|案内役は、母に会えなかった猫だった ファンタジー

『猫と竜』第7話「母猫の帰還」感想|案内役は、母に会えなかった猫だった

第7話のサブタイトルは「母猫の帰還」。魔法学校へ召喚されて以来、ママにゃんが初めて初心者の森へ帰る回である。ところが当の本人は、噂に聞く恐ろしい竜が我が子だと信じきれていない。そして猫竜のほうも、母はとうに亡くなったと思っている。そのすれ違いを埋めたのは言葉ではなく、洞窟と森じゅうに残っていた匂いだった。
『猫と竜』第6話「猫じゃらしの夜」感想|変わり者一匹が制度になった ファンタジー

『猫と竜』第6話「猫じゃらしの夜」感想|変わり者一匹が制度になった

第6話のサブタイトルは「猫じゃらしの夜」。森に住む猫の好みは十猫十色だが、猫じゃらしだけはどの猫も好きになる。その希少な草を畑にしてしまったのが初代モシャモシャで、以来その名は畑を継げる猫だけが名乗れる襲名になった。今回は四代目の一年につきあう回で、初代を覚えているのが猫竜だけという一点が静かに効いてくる。
『猫と竜』第5話「白猫と少女」感想|教わる側より教える側が変わる ファンタジー

『猫と竜』第5話「白猫と少女」感想|教わる側より教える側が変わる

自分だけの縄張りを探すため、白猫のシロタエがついに森を飛び出した。旅先の林で出会ったのは、完全に気配を消して無茶な狩りをする孤児院の少女ガリー。彼女の作るスープに胃袋をつかまれたシロタエは、下手すぎる狩りを手伝い、やがて猫の魔法まで教え始める。ところが当のガリーは「めんどくさい」と及び腰で立場が逆転していく師弟の第5話
『猫と竜』第4話「黒猫と王子」感想|王子は玉座より相棒を選ぶ ファンタジー

『猫と竜』第4話「黒猫と王子」感想|王子は玉座より相棒を選ぶ

ネコの英雄クロバネは、猫竜に頼まれて王都に生まれた王子の顔を見に行く。尻尾であやされた赤子の王子スタンは、すっかりクロバネに夢中。やがてたくましく育ったスタンは冒険者への憧れを胸に秘め、王の誕生日の夜、周囲を驚かせる行動に打って出る。第4話「黒猫と王子」のあらすじと見どころ、ネットの反応をまとめます。